黄金のアデーレ 名画の帰還

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結構昔に考えたことがあった戦後の遺品や、奪われた物の行く末。 絵画はそれの典型的例なような気がするかな。
アメリカで訴訟ができるとなった時点で、勝敗は決まっていた気がするな。オーストリアもどっかで折れていれば、絵の貸し出しという形で美術館に置くことができたのか?
ナチスに家財や宝物を奪われ、愛する両親を置いて祖国を去らなければならなかったマリアの気持ちを考えると、本当に悔しくて悲しい。過去を変えることはできないけど、マリア曰く「過去を是正する」ことはできる。たとえお金があったとしても、心の傷を癒すことはできない。マリアは人生の終わりが見える年齢になってやっと、過去と向き合うことを決意し、命からがらに去った祖国に再び足を踏み入れる──。ヘレン・ミレンは、表情や立ち振る舞いで魅せる素晴らしい女優。デッドプールのときとは違い、ライアン・レイノルズの抑えた演技も好印象。
よかった。若い頃にナチスの手を逃れオーストリアを出た老婦人と彼女に雇われた若い弁護士が、一族の持っていたクリムトの絵を取り戻そうと奮戦する。駆け足のせいかちと全体に薄味でワァーッとなる映像パワーの少なさはもう一つだけど主演2人の素晴らしい演技で魅せてくれる。銃撃や暴力がないゆえに暗く重い過去パート、それを全て背負ったかのようなHミレンの顔に宿る歴史の説得力。Rレイノルズも生真面目さがにじむ好演。誇りは取り戻せても過去は取り戻せない現実の悲しさを最後の最後に優しくおだやかに覆す所に映画の力を見た。
奪われた尊厳の回復、ヘレン・ミレンいいね。
じつはね、実話 に弱いのだ。あの絵ニューヨークにあるなんて知らなかった。 弁護士さんのトイレのシーンが印象的。 それにしてもオーストリア人、母国語と英語、みなさんさらりと使い分けるのですね。すごいなあ。。。
my2016映画館#2》クリムトの名画「黄金のアデーレ」、そのアデーレを伯母に持つ女性がオーストリア政府に起こした返還訴訟の実話ベースのドラマで…やはりその裁判に興味津々となったが、ポイントはそこではなく、ラストでホロリ。 それは過去と向き合うこと…戦争により両親を置き去りにして亡命する切な過ぎる辛さには複雑な想いを馳せた。 と同時に、過去の過ちを真摯に認めることも説くが…過去には尊い想い出もあり、忘れないでの一言が効いて来る。 ヘレン・ミレンとライアン・レイノルズ…いいコンビでした...★4
最初はお互いに打算的な部分が大きいのだが、ルーツを見つめることと過去に向き合うことが信頼感を生んでいている。モチベーションの逆転が生まれるシーンも印象的であった。
クリムトの名画を巡るマリアとランディの話。ウイーンまで行ってアデーレを取り戻そうとするが負けてアメリカに帰ってくる。が、最初は乗り気じゃなかったハズのランディが負けたことで本気になってマリアより頑張ってしまう、ヘタレ弁護士が一歩成長したってところ。ナチスという過去に向き合う人たちが印象的。 【USシネマつくば】
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70歳の大御所女優Helen Mirren主演と弁護士役にRyan Reynolds。前半はとんとん拍子で話が進みこのまま終わりかと思いきや、中盤後半での巻き返し。エンドロール前のシーンで号泣しました。背景にはナチスとユダヤの関係があるのでそれを覚悟して観た方がいい作品でもある。
奪われた記憶と尊厳の回復の物語。ラスト、フベルトゥスの「オーストリア人であることを誇りに思う」との台詞が心に残った。人間から尊厳を奪い取る人種差別は、ヘイトスピーチなど、今の日本でも存在している。それに毅然とした態度でNOを突きつけ暴力を食い止められるかどうかは、己の国を誇りとできるかの分かれ道でもあるのだなと痛烈に感じた。
2016年の映画初め。オーストリアのモナリザでもあったクリムトの《アデーレの肖像》を巡る物語。作品があるべき場所、持ち主の場所に帰るというのは自然のことであるはずなのに、それが国を代表する名画となると障壁はとてつもなく大きくなる。一人の女性のために自身の生活を全て賭けて、絵画の返還に尽力する弁護士。彼自身も彼女と自分のルーツを重ね合わせ、変化していく。「美術品返還」という切り口から旧独の歴史を省みることができたのはとても新鮮でした。
映画館にて。2016年、映画館における最初の一本。
白昼のフラットな照明やら窓からの採光が活かせていないやら、光の扱いのぞんざいさにノレず。 書店で本を見つける件は何気なく外を歩いているとショーウインドウからの黄金の輝きが目に留まる・ヘレン・ミレンのまさかの登場は扉を開け光を伴ってまるで絵画の叔母のように…等という脚本・演出の工夫が欲しい。 ズレる回想などでも分かるが劣化版『ウォルト・ディズニーの約束』。
マリアさんは裁判を始めた時で 82 歳、最終的に買った時で 90 歳だった模様。御年 70 歳のヘレン・ミレン様はさすがに若く見える。基本イギリス制作なのでアメリカ人の役でもイギリス人が多い。弁護士兄ちゃんの事務所のボス、チャールズ・ダンスとか、最高裁の判事ジョナサン・プライス、途中でエリザベス・マクガバンが出てきたのは驚いたけど、なんと実生活で監督の奥さんらしい。本編よりもナチ時代再現シーンの方が面白い。結婚式のダンスシーンよかったな。それにしてもオーストリア人はみんな英語が堪能だ!
マリア役はヘレンミレン以外には考えられないと思わせる素晴らしい演技
映画館にて】良作。 久々にいい映画みたなーーーという気分になった。 ヘレン・ミレンがほんとチャーミング♥  差し込まれるフラッシュバックのような過去が、幸せな時からちょっとずつ陰鬱なものになって、国から脱出するあたりはほんと心臓が痛く… 旦那さんがいなかったから、まさか途中ではぐれたの!?と思ったけど、一緒に脱出で来てるんだねぇ…? でも、それ以外はすべて、両親でさえおいて国を出ることになってしまった… マリアにはどうしようもないとはいえ、二度と国に戻りたくないと思う気持ちになっても仕方ないよね…
『ミケランジェロ・プロジェクト』『顔のないヒトラーたち』を観た後で鑑賞するとよりわかりやすいのでお薦め。気高く美しく品があり、またどのようにも拭えない恥辱の映像があり、名画の返還の根っこにすさまじい迫害があるので涙なしには観られなかった。自分がお家に帰れないと思うと辛くて耐えられない。オーストリアの地に帰っても英語をしゃべり続けたマリアがお家に帰って初めてドイツ語になった時ボロボロ。国にとってのモナリザだった絵画を返してくれた政府も正義があったんだなぁと。いつかNYで実物を見たい。大往生で嬉しい限り。
クリムトの絵画の映画としか予備知識がなかったが、ナチ支配下のオーストリアでユダヤ市民から奪われたクリムト絵画の返還(肖像の女性の姪への)をめぐる実話だそうだ。重みあるがいい映画だった。
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