きみはいい子

きみはいい子
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監督
呉美保
出演者
高良健吾
尾野真千子
池脇千鶴
上映時間
121分
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きみはいい子の感想・レビュー・登録(121)

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岡野は、桜ヶ丘小学校4年2組を受けもつ新米教師。まじめだが優柔不断で、問題に真っ正面から向き合えない性格ゆえか、児童たちは言うことをきいてくれない。雅美は、夫が海外に単身赴任中のため3歳の娘・あやねとふたり暮らし。ママ友らに見せる笑顔の陰で、雅美は自宅でたびたびあやねに手をあげてしまう…。ひとつの町で、それぞれに暮らす彼らはさまざまな局面で交差していく。 落ちた桜の花をごみだとクレームつける人がいるように、児童の問題行動の奥にあるものを掘り下げない教師、体面を重んじるあまり子供のわがままを許せず虐待する
きっとみんな大人になっても誰かに認められたい、いいこいいこされたいなって思いました。終わり方はまぁまぁだったけど中盤くらいがすごくジーーンってした
問題だらけの我が国の縮図を見せる前半は、ずーっとしかめっ面で鑑賞してましたが、後半で伝えたい事が見えて来て、納得はできました。 ただし、あの終わり方には首を傾げる…希望が感じられる流れだけに、あのエピソードの結末はきちんと見せるべきかと。 そう、それぞれのエピソードはこれからが大変なだけに、最後だけ変に観る側に委ねるのは疑問。 しかし、編集の妙と子役の巧さは見応えあったし…個人的には観覧車が見える町が素敵だと思った。 いずれにせよ、親になるつもりの人には鑑賞して欲しい作品ではある...★4
施設の照明はどうあっても使わないという強い意志にみなぎり、とりわけ校舎のシーンでそれが際立つ。ロングショットや被写界の深さで多層的にものを撮ろうとしている所がたくさんある一方で、電話する親の口元や尾野真千子の手首のクロースアップのような接近の抑揚にも事欠かない手堅さ、と思えばドキュメンタリ的なインタビューの試みも使ったりする引き出しの多さ。引きの画からカメラをゆっくり寄せながら撮るワンカットの戦略が比較的多い(結構シビアなシーンや重要なシーンにそれが多いので余計に印象深かったのだろう)。
日本最古の映画館、高田世界館にて。
『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』でも思ったけど、高良健吾は子どもといるとき本当にいい顔をする。一部ドキュメンタリーっぽい雰囲気のとこも気に入った。子どもがのびのびと成長できないのはなぜなんだろう。社会が窮屈な感じがするのはなぜだろう。劇中で子ども達が語る、体の内から湧き上がる「なつかしい気持ち」「優しい気持ち」が、間違いなくその鍵だ。僕たちはもっと世の中を良くできるはずだ、僕たちはもっと幸せになれるはずだ。
カメラアングルの伏角仰角、坂の街、身長差、「高さ」の主題が『そして父になる』に酷似。同じ高さの鉄棒を並んで握り心を通わせるシーンがいい。虐待の円環から降りる=体温(色)を取り戻すのは『ベルリン天使の詩』か。ちょっとカット尻が長い割に手(肌)が見えにくい。カメラの横移動で不要な人物をフレームアウトさせる手法をもっと徹底すべき。老婆の一人語りから突然フレームインする子供達の驚きが全体にあれば。池脇の乱入はそこそこ、学級での桜の乱舞はもっと派手なほうが好み。呉美保に足りないのはケレン味。
いい人が騙されたりいじめにあったりする物語がどうも苦手で、原作が話題になった時も何となく避けていた作品。雰囲気だけで読まず嫌い、観ず嫌いなのは良くないですね。思ったよりも不快感は少なく心に染みる秀作でした。『そこのみにて光輝く』を観た時も感じた事ですが、呉美保監督の描く、目を背けたくなるような現実や、真面目に生きていても報われない世の中に見出す救いは心地よい後味を残してくれます。キャスティングも素晴らしく、中でも池脇千鶴さんは流石としか言えません。美人なのにイケてない微妙なセンスの女性役はハマり過ぎですw
高良健吾が主演であることが辛い話をやわらげる。観る前は良い顔の先生すぎてリアリティがない、作品の雰囲気に合わないのではないかと思ったが新米の上ずった感じは出るし、全体的な重さを軽くする効果もあってナイスキャスティングでした。
最初は自分の未熟さとかいやな部分を見せられてる感じがして観ながら強ばってたけど、高良さんが甥っこに抱きしめられるシーンで自分も抱きしめられてる感じがして、いい意味で脱力しました。呉監督もキャストも素晴らしかったです。
劇場で。今年一番映画を観て泣いたかも。高良君の新米先生から成長していく姿がとても自然に感じられて良かった。独立した話のようだけれどどんな問題を抱えてる人もみんな繋がってると、構成からも受け取れるのすごい。辛い描写も多いけど素晴らしい映画だった。歓喜の歌をいつも歌うお母さんいいなあ。
大林宣彦直系の映画作家、呉美保監督の最新作。前作「そこのみにて光輝く」が最高過ぎたのに、この完成度で二作来るとは、、、。前作から作品自体はガラッと変わるものの、呉美保監督のダークトーンは健在。いじめ、虐待、痴呆、自閉症問題に鋭く切り込つつ、映画の終盤には、抱きしめる描写とともに、同時進行のエピソードも一緒にギュッと抱きしめてしまうので、観客も安心して、ホロッと来て涙してしまう構成。凄い人が出てきたなー
端的に言うと比較的救いのある胸糞悪い映画(好き)。対子供のイライラ不条理コンプレックスみたいなものが詰め込まれてた‥予告編では虐待が強調されてたけど、そこではない気もする。誰かが誰かを救うみたいな感じ。登場人物の誰かと似たような境遇にある人がみるとかなりモヤモヤしそう、子持ちの母とか教育関係者とか‥その分感情移入もするので終盤救われたが。逆に該当でない人にはそこまで響かない映画かもしれない。希望か絶望かというところで意見割れそう。思っていたより教育映画ではなかった。総括、いい映画だった~もう1度見たいかも
劇場で。 「がんばって」のくだりが予想外すぎて泣いた。
「抱きしめられること」っていう小4への今日の宿題。人に伝えることが難しいこの感情を感じて欲しいという気持ちがすごく伝わりあったかくなった。その一方で、神田さんの強がりに感じる意気込みが印象的な最期の登場シーンになっており、その後の高良健吾の想起させるラストにつながるところとか深いなと思った。ただ、全体的な構成がちょっと難解なのが人に勧めにくい作品なのが残念。ただ、子供に優しくするとその子供が人に優しくする、母親ってすごくないっていうセリフや、池脇千鶴がいい味出していることなんかだけでも良作に思える。
面白かった。池脇千鶴のあのフォレスト・ガンプの皮を被った聖母が最高でした。あとあの自閉症の子共の歓喜の歌が凄く響いた。この物語は、簡単ではない、でも歓喜なんだ!を教えてくれる。
「ペイ・フォワード」を思い出すような「こどもを可愛がれば世界が平和になる」という希望を抱いてその扉をノックする。
頑張って、に目頭が熱くなり、ママ同士の愛情にとうとう、涙した。
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