インヒアレント・ヴァイス

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1970年代のL.A.での、とある私立探偵に次々降りかかる“インヒアレント・ヴァイス”な出来事と、彼の“インヒアレント・ヴァイス”探しを描いた作品…って、P.T.アンダーソン監督ゆえに一筋縄では行かないが(笑) そう、あのヒッピーな時代のラリった幻想感が作品を支配し、日系レストランでパンケーキの下り等の意味不明感が随所にあり、これも好き嫌いは別れるが、妙なサスペンス感覚ながらも時代の終焉に向かうテイストは面白い。 そして、ホアキン・フェニックスがまたいい味を出しまくり、グルーヴィ...★4
【京都みなみ会館】
ミニシアターにて鑑賞。玄人向けと聞いてたけれど、思い切って観てみました。PTアンダーソン監督の作品は意外と心に残ってるので。序盤はくすくす笑えるシーンもあって、行けそうかもと思ったんですが、途中から登場人物と名前とかごちゃごちゃになってきて、何となく雰囲気で観てしまった感じです^^; ホアキンとオーウェン・ウィルソンのシーンが良かったなぁ。久々に観たマーティン・ショート…年取ってた!理解できないところは置いといて、後味は良かったです。
70年代のヒッピー文化華やかしき頃の話。何だかよく理解できなかった。ずーっと鳴っている音楽が、印象的だった。
特にその後の会話がどう転がるかなどは考えたりせず、自分の知っていることが話題に上がればとにかく「あ!俺、それ知ってる!」と声をあげる人。今作品のスポーテッロ氏はまさにそんな感じ。思いついた事が嬉しいだけで、自分が主役をはる映画の先のことなど知ったこっちゃない!基本的にご機嫌でラリラリな彼が話を引っ張るのだから、突発的で一貫性はなく、でもどこかで人が繋がったり繋がらなかったり。たまに大胆な人助けをしたりもするが、それが映画の中での必然だったのかもよく分からない。混乱する事の快感、ここに極まれり。
映画館にて
吸ってラリってトロンとした目でフラフラしながらのドックにいつまでも見ていたいくらい惹かれた。そして笑いのツボを突かれたりくすぐられたり面白い。小ネタに思えたような変なところが変なところに繋がって話が進む可笑しさ。音楽もよくて、視界が遮られたりとか何か印象に残る場面があって、見終えて残る解らないところがあってとても尾を引く。自分の最初のツボはアイス。
Fal
常識的な世間は、自分たちの安全でまともな世界を、怪しい奴らの危険でふざけた世界と分離することで安心安全を得ようとするけど、そういう二分論そのものが一つの巨大な狂気として立ち現れてくる瞬間というのがあって、P.T.アンダーソンはそういう瞬間について鋭いセンスを持っているような気がする。ただ本作のばあい、原作ありという縛りがあるせいか、『マグノリア』の時のような下品なまでに観るもの揺さぶってくる感じは弱く、そういう意味ではお上品な雰囲気でした。
 ヒューマントラスト渋谷にて。  2割ぐらいしかストーリーを理解出来なかった。  ストーリーについて行けなかったので視点が可笑しいかもしれないが、ここまでハリウッドの映画で笑いの間が日本的な作品を見た事がない。  ごっつを感じる様な王道からずれた静かなシュールを感じさせる。  スローで、バッグにムードのある曲が流れながら蹴られまくるシーンは思わずフフッと笑ってしまった。  そんな笑いを期待しながら2時間見てしまった。
劇場で。これ大好き!途切れない流れとモヤがかかったような物語、久しぶりにノワールな映画を観れて幸せな気分に。原作もヒッピー文化もよく知らないが、アルトマンの「ロング・グッドバイ」のような、のらりくらりな流れに任せちゃえばいいじゃん!な雰囲気でお下品さもポップな感じも楽しかった。面白かったです。
3点。機内で鑑賞。世間的な評価は高いものの個人的に一度も作品がヒットしたことのないポール・トーマス・アンダーソンの作品に再度挑戦したが、やはり自分には決定的に合わないらしい。探偵がある一つの事件に巻き込まれて..という所からもう誰がどうなのか判らないほど次から次へ変な奴らが出てきて延々と会話を繰り広げ、ちょっと見逃したらもう置いてけぼり。主人公もどこへ行くのか判らず何だか観ているこちらも意図的に酔わされている感じ。当時のヒッピー文化の雰囲気はよく判ったが、そんな時代に生まれなくてよかったと感じたのも確か。
確かに登場人物が多くてなかなか混乱します。でもこれって主人公のドックもそうなんじゃないかって。ほとんどのシーンでドックが映ってるし映画を通してドックを追体験するようなそんなPTAの狙いがあったんではなかろうかと思っています。そしてヒッピー探偵ドック愛に生きていてグッときます。昔のPTAのような流れるような感じは無いですが本作は僕はなかなか好きです。
いやー笑これはね、意味不明。何が不明なのか不明。しかし、それでいいらしいんです、この映画。わけ分からんけれど、何か面白い笑 この作品が放つ気怠さに影響されたのか、観終わった後俺は一体何をして生きているんだろうと凄いネガティブになった…笑 でも何でだろう…また観たい。
1970年代ヒッピー文化のマイファナでラリった探偵と元カノの物語。依頼は事件を呼び、さらに依頼を呼ぶループの中で最後に元カノとよりを戻すって話だと思う。登場人物の全ては狂っていて、半数は薬中、映画館のスクリーンに映し出されるのは幻覚なのか事実なのか判然としないので、まあ途中で沈没したけど影響ないか。割と下ネタが多かったが、ふと周りを見ると女子ばかりでちょっと戸惑う。
鑑賞直後は「うーんこれは…」と頭を抱えたけど、時間が経つにつれてじわじわとこれ良いんじゃないか?という感覚になってきて、予告編にスライの曲が使われているのを知ってやっと腑に落ちた。PTA監督の特徴は薄くピンチョンの作風に寄り添った感じで、だからこそ明確な解決やカタルシス感は皆無。70年代特有の淡い敗北感とノスタルジアにのれるか否かが好みの基準になる作品だが、ビッグフットの存在感がポップさを底上げしてくれている。ピンチョンに通底する不器用な優しさをPTAが上手く掬い上げたなぁ、というのが現段階の感想ですね。
ピンチョンを読んで楽しみにしていた作品。脚本は原作よりスッキリまとめられてたけど、シチュエーションや言葉のユーモアはやっぱり日本語訳の原作より感じられて、益々グルーヴィだった。ビックフットあんなに面白かったんだ、ヤク漬けの探偵はこんなにフワフワしてるんだ、って。文字で長いこと浸かっていた世界が具現化されていて感動。とても原作への愛を感じる作品。
舞台はヒッピー文化華やぐ1970年代のアメリカ西海岸。「インヒアレント・ヴァイス(内在する欠陥)」を抱えた人物たちがひとつの大きな事件に向かって動き出す。探偵小説なんだけど、主人公はマリファナでラリってるし、舞台もロサンゼルスの乾いた気候のせいか、気楽に笑って観れた。さぁ皆さんご一緒に「モット、パンケーキ。モット!」
マリファナで酔っ払ってるので、ずーっと浮遊型目眩が起こってる世界に居る感じ。(これはきっと幻覚や幻想がごっちゃになっている表現なんだな)と思っていた行動が、実際本当にそう食べてた(だってバナナチョコレートあんな口淫みたいに男の人が食べるかなっておもってて)よって確信できるシーンが有ったけれど、それももう幻覚なんじゃないかって思案。服も可愛くて演技も上手くて、眩しいくらいに太陽も夕日も輝いていて、ホロスコープとアセッションとチャクラを感じる、次元が1,2歩先の作品だった。パンフレット豪華!
みんな、「ザ・マスター」より面白かったと言うが、俺はこっちのが訳わからんかったよ…ギャグのノリは嫌いじゃないけどな。登場人物の多いサスペンスって苦手なんだよ!!
ホアキン・フェニックスを見てるのは楽しかったので、まあいっかなって。
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インヒアレント・ヴァイスを観たいと思ったみんな最新10件(42)

09/19:そしゃ
10/31:Σ-0
07/05:sabasand
06/27:ちゃこ
06/27:かおる

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