大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院

大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院
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監督
フィリップ・グレーニング
出演者
上映時間
169分
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大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院の感想・レビュー・登録(43)

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非常に戒律の厳しいフランスの男子修道院で監督の構想から16年、ようやく撮影が許可されたとのこと。そこでは、私たちが今暮らしている世界とは全く違うものでした。とにかく静か。自給自足の生活をし、神の御許に存在するのみ。 175分という長い映画で、映画館の観客達から、寝息やお腹のなる音も聞こえてきましたw
A.I
今こうして過ごしている間も修道士の方達はあの厳粛な空気の中に身を置き修行をしているのだろうな、と思うと不思議だ、遠い宇宙を考えるような気持ちになる。「死は喜び」「恐れることは無い」と語る修道士の瞳はどこまでも澄んでいて真摯にそう思っていらっしゃるのだな、と思うと同時に死に対して恐怖心しか持ち合わせていなかった自分がすぅっと「あ、そうかも」と思った事にちょっと驚いた。修道士さん達が雪で無邪気に遊ぶシーンや修道院に住んでいる猫達と触れあうシーンが大変微笑ましい。
音楽もナレーションも証明も、そして当然ですが台詞のない2時間49分は、私にとっても修行の時間でした。唯一の質問に対する「死は人間が持ちうる最高の喜びである」という答えが、心の底にずしんと響きました。印象に残ったシーンがたくさんあります。修道院の上空を星の流れが高速で映し出されていくシーン。修道士たちが雪山の斜面を滑り降りるシーン。散髪のときのバリカンの音。修道士たちが床を歩くときに響く大きな足音。猫に餌を与えるシーンなど言葉では説明できない一つ一つのシーンが頭から離れません。
原題:Die grosse Stille 坊さんのソリ滑り、自給自足、沈黙の行、眼鏡率の高さ、音○は聖職者にはなれなさそう。壁になったきぶん。
ただただ「そこにある姿を撮る」ということ、最も厳しい戒律の修道院ということに惹かれて鑑賞。地元の小さな劇場でしたが、数人のシスターも鑑賞されていました。沈黙の中に身を置くというのは、私の想像では耐え難いことだったけど、修道士の方々の姿には我慢や無理というものは感じられず、真摯という言葉がぴったりだなと思いました。
睡魔という名の神との対峙
音楽やナレーションなしのドキュメンタリーと聞いて、修道院の生活の機微に迫る作品なのかなと思っていたのですが、実際は修道院周りの四季の描写や、生活品の質感やそれに触れる修道士の手元等の描写が多く、本などからは分かりづらい生活の空気をとても感じる作品になっていました、布地や野菜や工具を扱う仕草や、紙にペンを走らせる仕草やその真剣な目元、所々で正面から映される彼ら表情やそこに刻まれる皺には、その立場からは想像がつかないほど、真摯に生活を送る彼らなりの多彩な感情や、その感情で日々を過ごす姿が見て取れ、興味深かった
とても厳しい戒律を順守し、世俗との関わりを断ち、約300年前に建てられた教会の中で人生の大半を神への儀式に捧げ生活を営む男子修道院にフィリップ・クレーニング監督が1人で密着したドキュメンタリー。でもこの映画は“場所”の映画ではない。 初めて取材許可が下りたのだし、歴史的に貴重な映像であることは間違いない。また、立地や周囲の環境も人里離れている美しい自然の豊かな地である。 しかし、これはあくまでも“人間”を映している。私たちと同じ人間を映した映画だ.
鑑賞後にパンフレットを見て修道士の1日の生活を知り驚いた。集団生活でありながら会話が許されるのは日曜日の限られた時間だけ。衣擦れの音すら耳を打つ静寂の中、祈りに捧げる時間のなんと多いことだろう。夜8時までには就寝し、真夜中前に起きて祈る、3時過ぎに再び床につき6時半に起き、祈る、祈る…極端な生活。もっとも厳しい戒律の修道院だという。しかしフィルムの中の修道士たち無理をしているようには見えない。 意図的な編集が全くされずただそこにある1日の繰り返し。監督は本当にありのままを写したかったのだなぁと思う。
修道院の生活をただひたすら撮ったフィルムです。沈黙、静寂、信仰… 楽しくも面白くもありません。ありのままです。ただ、まわりが線香臭につつまれるほどお年寄りばかりだったのですが、パイプ椅子が出されるほど盛況で、そこが不思議でした。ニーズがあるのです。 これまで想像してきた修道士像よりもずっと厳格で、覚悟の重さを突きつけられました。生涯を沈黙のなかにおくことこそが試練なのでした。僕にはこの3時間が限界、終わってほっとしました。
満席の映画館にて。ナレーションも音楽もないドキュメンタリー。それも三時間弱。意外にも眠くならず最後まで見入る。
ドキュメンタリーでありながら全く非現実におもえる深い深い静寂の中に包まれて、淡々と映し出される山奥での修道院の修道士たち。見ていて思ったんだけど、“一切を退いた”場は、キリスト教であろうと仏教であろうと同じなのかな。読み、祈り、自問する。時は鐘なり。
照明なし音楽なしナレーションなし3時間の、修道院での生活を記録したドキュメンタリー映画。信仰心について考えさせられる。TES4オブリビオンにもこんな修道院でてきたな~
【メモ】岩波ホールにて。彼らの神への祈りを、息を詰めて見つめてしまう。何を思い、神の前に身を投げ出し祈り、鐘を鳴らすのか。唯一盲目の修道士の口から語られる言葉以外、個々の思いの説明がない、というのがまた良い。聞かずわかるわけではないが、聞くものでも無いのだろう。
ほとんど静止画像の連続のようなのに、まったく眠くならなかったのは不思議。ひとつひとつの画面が絵画のようでありながら、音がない分わずかな動きでも目が吸い寄せられて、奇妙な恍惚感に包まれる。すごく新鮮な経験だった。ああいう映画の作り方もあるんだな。
岩波ホールにて。予想より眠くならず、眼差しや、手元や、ろうそくの光や、風景に入り込んでしまった。映画というのもが、触れることが困難であるはるか遠くの空間を共有するものとしてであるならば、これほどそれを追求した作品も少ないだろう。修道士の中には若い青年もいたのが印象的。音楽はないが、讃美歌がそれこそたまたま訪れた欧州の山奥の教会で聴きいってしまうような偶発的な体験として刻まれたように感じる。3時間弱、思わず、息をひそめた。でも、やっぱり椅子の良い映画館で見たいと思う程度には自分は俗物であった。
岩波ホールで鑑賞。大盛況の模様。若者はあまりいなかった。たしかに修道女さんが何もおられました。緊張感漂う館内、音声少ないからヤバイ。 しばらくするとイビキやら寝息やら。なんだかなっ!正直言ってしまえば、わたしには、荘厳な感じはあんまり伝わって来なかった気がしちゃったりなんかして。
岩波ホールにて。朝の上映が満席で、昼の回まで待った。
★★★★☆ 厳格な修道院のドキュメンタリー。全てが荘厳でつつましやかで美しく、劇場で観られて良かった。
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03/13:くたむら
02/24:Yuka
02/22:黒川
01/14:amec0
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12/11:snow
10/26:豊後姫
10/03:fukudahi

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