沈黙-サイレンス- [DVD]

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原作未読。神の沈黙と、司祭の沈黙。神を語らぬことでキリシタンを守ったのかもしれないし、神の沈黙から神の存在を信じなくなったのかもしれない。ラストは、背教者と罵られても、内なる信仰までは奪われなかったことを現したかったのだろうなと感じた。当時の日本は貧困、病の流行、飢餓、重い年貢に苦しまされていた。死んだら楽園に行けると言われれば死んだほうが好いという考えに汚染されても仕方ない。偶像崇拝が根付く当時の日本人にアガペーを本当に理解できていたのかは疑問。仏教が他の宗教に寛容というのは現代の平和な世があってこそ。
昔の日本を非日本人が描くと洩れなく黒澤の視点が入っているが、これは顕著。『赤ひげ』の吉原の描写を「何度も火禍にあっていて薄汚れる間もなかった」と杉浦日向子さんがバッサリやっていたのを思い出した。宣教師はなんの見返りがあるのかと考えたしたら身が入らなかった。
60点。 神とは何か、と言う映画ではなく、人間の持つ思い上がりやエゴについて描かれているのかと思います。日本人だけでなく、宣教師たち含め。もちろん信仰心は自由であるべきと思うのですが、救うものとしての宗教なら、まず最初にキチジローのような人間ほど手を差し伸べるべきなのでは無いのだろうかと思ってしまいました。大作とは思うけど、個人的には響いてこなかったな。長い。ノーフィアーの高山が出て来たときはたまげた。
重厚。何度も形式的なものだというセリフに宗教を考えさせられる。そして最後まで彼が信じたものは…。さすがスコセッシ。撮影中に亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。
アンドリュー・ガーフィールドが続く(^^; 原作読んだときものすごく感動したけれど、当時の自分に、いまもだけど、本当に作品の意味がわかってたんだろうか疑問に思う。わかってないと思う。宗教とは何ぞや。ま、それは置いておいて。映画としての感想は、ちょっと長かったなぁ。劇場で見てたら間違いなく寝ていた(^^; 後半はさすがに迫力があって目が離せなかった。それにしても、沈黙というタイトルが端的に世界観を表していてすばらしいと思った。(今更だけど)
重苦しく、長い映画だけど、どんどん引き込まれ、ずっしりと胸に迫ってくる作品でした。宗教って、神って、一体何なんだろうと深く考えさせられる。踏み絵の裏に、更にこんな残酷でむごたらしい拷問があったことが衝撃でした。悪代官を演じるイッセー尾形の快演っぷりが良かった。ラスト、棄教し、日本で最期を迎えたロドリゴの掌にあったもの、エンドロールの静寂の中に響く虫の声。舞台となる日本の描き方も忠実で素晴らしい。魂が揺さぶられる大作でした。
この信仰の厚さ、なんちゃって仏教徒の日本人には理解できないことであるが、神を信じ続けるということは、死より大事なことか。農民たちがキリスト教を信仰するようになったのは苦しい生活から救いを求めるためもあっただろうが、キリシタンとして迫害を受け、辛い目に合っても信仰を捨てない。日本に布教に来たポルトガル神父たちが、拷問を受ける農民たちを見ながら神を信じ続ける。そんな状況で死の時まで日本で生きたロドリゴ神父の最後のシーンは胸が熱くなった。かつての師の今の教えと、奉行と対峙する神父の姿が興味深い。
原作にかなり忠実に作られており、特にクライマックスの盛り上がりは原作ファンを十分満足させるものだろう。A・ガーフィールド、R・ニーソン、窪塚陽介、浅野忠信などもはまり役で、静かにしかし緊迫感をもって話が進んでいくのは、さすがスコセッシ。一つ文句があるとすればその長さ。間延びとは言わないが、前半を20分縮めても同じ効果が得られたと思った。あと信者たちがなぜあのような過酷な環境で信仰を貫けたのかという説得力が足りなかった。彼らの信仰の喜びや感動があまり伝わってこず、何で?と思った人がけっこういたのでは?
こんなに弾圧されたのに、今は普通にキリスト教の方々もたくさんいる日本。なんで?
★★★★★ 原作未読。ラストまで全く飽きさせない重厚濃密な作品でむちゃ見応えがあった。ハリウッド映画の素晴らしさを改めて。
原作未読。超大作だけど、飽きずに最後まで観れました。初め主人公・ロドリゴが聖人君子だったけど、目の前で信者が次々と殉教して行き、精神が揺らぐ展開がとても良かった。後、大御所監督だけあってトンデモ日本じゃ無かったのも良い。村民の環境や日本人俳優を沢山使っているので、とてもリアル。加瀬亮や小松菜々が手酷い扱いをされていて、よく事務所がO.K.出したなぁ。何回も裏切るキチジローこと窪塚洋介、最高でした。
(原作未読)信仰、仁愛、生き方と言うと陳腐になってしまうがとても真摯で苦しく美しい映画。静かで長い映画なのに1分も退屈しない、正直ワクワクする引き込み力とハッとするようなカットの力。監督と役者に隙無し。
まず驚いたのが舞台とセットの精密さ。 ハリウッドが創る日本を舞台にした映画はどこか海外の回転寿司店みたいな『なんちゃって感』があちこちで見られて興ざめしてたけどこの作品に関してはほぼ完璧。 極めて日本人の感覚寄りに作られた映画ゆえ、率直に思ったのが欧米人はこの映画を観てどう思ったのかすごく興味がある。
歴史として踏み絵という行為があったぐらいのことしか覚えていなかったので、ここまで壮絶だとは 思わなかった。拷問シーンや苦悩が観ていて辛かった。神がいるのならなぜ苦しみを受けているものを前に沈黙し続けるのか。苦しみの中にいたら、救いを見出せるものが必要だろうな。キチジローは人間の弱い醜い部分を体現している役割を担ったキャラクターなのかな。イッセー尾形の演技がすごい。
踏み絵を踏めないと処刑されるの分かっているのに、踏まないのは信仰の為なら死んでもいいと思うのか?家族もろとも恐ろしい死に方をするのが 分かっているのに。それって死語にパラダイスが待っていると信じているから?
キリスト教のこの世界的規模の布教率とその根を張ろうする強さwwww「信仰」といえば宗教としての概念になるが、ここまでくるとビジネスモデルとしては最強の成功例であり、かつ、世界で最初のブラック企業だろうな。。豊臣時代にから引き継いで徳川家がキリシタンを制圧にかかっているが、時代背景や、当時おこっていた社会問題と併せて考えると幕府の必死ぶりもわからんことない気がする(残酷さはさておき)。うん、窪塚洋介さん、ほんと素敵な役者さんやと思う。
原作を読んだのは多感な(青臭いとも言う)中高生。作品を正確に理解していたかも疑わしいが、これじゃない感を拭えないのは何故なのか。それは自分が無神論者だからだろうなぁ..主人公の葛藤の描き方と着地点が納得出来ず...笈田 ヨシ、塚本晋也の演技が際立っていて素晴しい!リーアムさん完全に食われてました♡ちょい役ながらハイリ姉さんの演技も絶妙で♡日本側の役者をしっかり実力者を人選しているので安心して作品の世界に浸れました。しかしながら、力作なれど傑作とまでは言いがく..観客にもっと考えさせる余韻を残して欲しかった
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