沈黙-サイレンス- [DVD]

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8点。遠藤周作×スコセッシという数式の解はいったい?という軽い興味で鑑賞したが...3時間の長丁場そして音楽も殆どない重苦しい空気を不快に感じさせる事なく、信仰と命の間で揺らめく宣教師や農民たちの心を克明に炙り出し「神を信じる」とは誰のためにあるものかを改めて問いかける、スコセッシの代表作になりうる一本だった。類稀なる映像美なども勿論だが、(海外が描く日本に憤慨することが珍しくない昨今)何よりも実力ある日本人俳優を積極的に使い「日本人の考え」を徹底して描き切ったのが、深くこの世界に入り込んだ理由のひとつ。
信仰=沈黙だとよく分かる作品だった。
本を読んだ時も思った、キチジローはキリストよね?決して沈黙していた訳ではないんじゃないかと。純粋すぎるパードレにはその転じる事の意味、そしてそれでも信仰にすがる姿の本当の意味が見えなかったんじゃないかと。 信仰は他人には決して奪えないと強く思ったわ。 丁寧に作られていて安心した。
基督教の信仰と贖罪について本作は描いていますが、日本の精神性や宗教感も大きなテーマの一つの様に思えます。原作が日本人とはいえアメリカの監督が、これほど完成度の高い日本を描いていることに感動しました。俳優の演技も皆素晴らしい。重いが深く考えさせられる心に残る映画でした。一つ残念なのは、ラストの主の言葉は語りすぎだと感じたので演出のみで表現していただきたかった。
この作品を映画化したな。娯楽性も盛りもない。ただ問だけがある。貴方にとっての信仰とは?を常に問いかけられている。沈黙を自然音のみを使う事や、信徒や司祭達の苦悩の表現は見事。アンドリューの独白は英語がわからない私にもくる物があった。原作そのままの井上には驚いた。しかし、ロドリコの殉教への揺らぎ、弱者キチジロウを通した棄教者の苦悩、日本とキリスト教、ロドリコがたどり着いた苦しみを背負い共に歩くキリスト。後者の表現には磔刑の踏み絵であるべきなんだが、オチも含めて監督の遠藤さんへの答えとしての表現なんだろうな。
重苦しい映画かと想像していたのですが、あっという間の161分でしたでした。森羅万象、神、仏、日本の宗教観の根源を見ることができた良作でありました。
長かったけど、お話しに引きこまれてアッという間でした。背景も衣装も拷問シーンも違和感なく、さすがスコセッシです。キリスト教の布教活動は幕府が禁止令を出したからばかりではなく、日本人には神仏という宗教が根付いていることには説得力あるなぁと思うのは、私が日本人だから。
静かでありながら激しい葛藤と息苦しさを感じる一作。マーティン・スコセッシ監督が日本の歴史背景をかなり詳細に理解してるんだなと感心した。惜しむらくは町娘?遊女の造形だけいやに現代的な化粧で浮いて見えたこと。あと仕方ないけど役人から村人までみんな英語ペラペラ笑。それ以外は概ね満足。
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08/10
08/03
原作よりもオチが優しかったので、残酷な描写をことごとく見せつけられた後でも後味が良かった。日本語セリフに英語圏ではどのぐらい字幕が付いてたのか気になる。村人同士の会話が何言ってるかわからないと相当不気味だろうなあ。
静かだけど圧倒される。リーアム・ニーソンが主演並に名前出てくるけど、ほぼアンドリュー・ガーフィールドがひたすら辛い映画。ガエル・ガルシア・ベルナム版も観たかったな。これを映画化しようと思ったマーティン・スコセッシもすごいし、遠藤周作の世界観が世界に伝わるの分かる。アカデミー賞作品ではないのもどことなく納得。宗教とは一体何のためにあるのか。生きることとはなんなのか。私としては塚本晋也の演技が最高だった。沈黙というタイトルが重くのしかかり、エンドロールが印象的すぎて忘れられないであろう作品。
my映画館2017#6>スコセッシ監督入魂の約3時間、神についてどっぷり考える・・・と言っても、苦しい時の神頼み程度の自分で、でも、そのスタンスは鑑賞後も変わらない。 そう、信仰はそれぞれの心にあれば良く、神や仏の名を語っての政治や支配等は論外と再確認。 アンドリュー・ガーフィールドの熱演はもちろん、イッセー尾形が流石の芸達者ぶりを披露...★4
ryo
02/06
02/01
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