この世界の片隅に [Blu-ray]

この世界の片隅に [Blu-ray]
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監督
片渕須直
出演者
のん
細谷佳正
稲葉菜月
尾身美詞
小野大輔
上映時間
139分
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この世界の片隅にの感想・レビュー・登録(283)

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八月は「あの戦争」について考えをめぐらせる月である。たとえ一年のうち、三六四日は忘れていても、残る一日だけは考えなければならないと思っている。そして本作には、「あの戦争」に思いを巡らせるための最適なツール足り得る素晴らしさがある。後世から見れば異常としか思われぬ戦時中にも、その時を生きた人たちの心は、今の世とさほど変わらないのだと教えてくれる。人の世の営みに、断裂はないのだ。
広島生まれの広島育ち、被爆三世の私。絵がかなり特徴があるので、今まであまり観る気がしなかったのですが…凄く良かった!蛍の墓が子供目線であるのに対して、こちらは1人の大人の女性視点。戦時中だって色恋します、気持ちは生きてます、人間だもん。広島の人間は小学校6年間毎年平和月間というのがあって、戦争について色々見たり聞いたり調べたりと勉強するのですが、他県ではそういうのがないと知って驚きました。原爆が投下された日を知らない人も多い。今まで原爆を学んできた者からするとかなりヌルイですが、一度は見て欲しいなぁ。
観ました。なんと言いますかこれはもう皆さんに観て頂くしかありません。 感情の持って行き場に迷ってしまうと言いますか、それこそこの作品の妙味と言いますか。日本人でこれを観なければ損、と言う人の意見、分かります。アニメとしての完成度も高いですよね。漫画漫画している絵柄にだまされてはいけません。ものすごく克明でリアル。世界に引きもまれました。
戻っては来ない思い出を抱えて生きていくのはつらいことだけじゃない。戦争に負けたというラジオに対して、一番ほんわかしているすずさんが怒り狂ったのがとても印象的だった。大切に我慢してきたものが何だったのかみたいなのって、どこにでもある事が何とも悲しい。周作さんが見つけてくれたの、本当によかったなあ、運命だなあと浪漫。被弾の場面で、それが絵の具に見えて「私は何を考えているんだ」ってなるのも、すずさんの人間らしさというか。喉がキュッとなるようなつらさだけではない、人間のあたたかさが灯っている作品でした。
幸福の再定義と再設計は難題。主人公は純朴な分小自我であるが故に思考停止し絵画的妄想世界の防空壕に自閉しながら徐々に奪われる自然の恵みと身体的生活感覚をアウトレイジから守るべく辛うじて「小さき者の小さな世界」に寄り添い生き抜いた其の実、自我の幻想形成をめぐる日常非日常、正常異常の抑圧的変容と錯乱を直視すると怖くもあり、日本辺境論的な題名にも達観しつつ…終戦前後の「終わらない日常」、そして三島…オウム…原発…日本人の頑健なる小自我に感服、そしてさとうきび畑よ永遠に…。思想的でないが故に美しいセカイもあるのだ。
映画を観てない人に、観たよって言ったら「面白かった?」って聞かれた。それどころではない、すごいものを観てしまった。劇場に行かなかったことを悔やんだ。
なんで戦争て起きてしまったんだろうか 晴美ちゃんが、いなくなってしまって、 右手が無くなって、罪悪感で、劣等感で、 絶望して、わたしだったら生きていけないな 強いな 物の量も金銭感覚も今とは全然違う けど、恋をする気持ちは昔も今も変わらないんだなとちょっとほっこりしたり。
映画館で見たのに、言葉にならないくらいの映画体験で、ここに記していなかったようなので改めて。大好きな素晴らしい原作を最高傑作のアニメ映画として完成させてくれて、本当にありがとうございます。これこそ今の日本人が見なければいけない映画です。あの頃のリアルを、ここまで、とことん追求して見せてくれた作品が今まであったでしょうか。主題歌、のんちゃんの声、絵柄、全てが意味をなして作品を彩っています。
ほんわかした主人公の人柄や、周りの人の明るさのおかげで、戦争世代を描いた映画だということを忘れてしまった。しかし、前向きな気持ちや、明るく生きようという意思だけでは、やはり強大な暴力には勝てなかった。そんなに甘くはないか。戦争とは気がつかぬうちに日常に浸食して、ある日急に溢れて目の当たりにするものだと思った。戦闘機が呉の軍港を爆弾で急襲する時の様子を、絵筆で色を叩き塗る表現の妄想が、主人公の性格、正常な判断のできぬ状況を表しているようで良かった。
やりきれない。こういった切り口で語られるあの時代。柔らかなアニメのタッチなので、余計に。良いアニメ映画。
夢や目的に向かっていかない主人公に、心が穏やかにされます。「この世界の片隅に」は日々の生活そのものに幸せを感じている人々が沢山いるのです。それを何でもコントロールしたい人々が踏みにじってきたのが人類の歴史なのでしょう。すずさんの魅力とのんさんの魅力の化学反応で、4倍の魅力になっています。辛くむごい現実も、痛々しさに気持ちをさらわれずに、しっかり共感できました。これもアニメーションのメリットだと思いました。
あれ?すずさん妊娠したんじゃないの、あのくだり、何やってん・・。で、ボーっとしてたすずさんを、ボーっとしたままにさせないのが戦争・・。一回会っただけで嫁として探し回るのとかストーカーと違うのか・・。でもいいお家で良かった。火垂るの墓とは真逆・・どっちが善いとか悪いとかじゃなくて・・場所も違うしね・・。あと、妹さん、めまいとかあざとか、ちょっとやばいのかなぁ・・っていうフラグはあるし、戦争は終わってからの方が大変だと思うので、こっからまた大変と思うけど、家族も一人増えたし・・。
これは凄い物を観てしまった。ダレる瞬間が全くなくて、常に問いかけられている感覚になる。
「この世界の片隅に」って題名がすべてだと思う。彼女だけでなくって、みんな一人一人に物語があるんだなーって今も昔も。アメリカ容赦ないな。無差別攻撃やんか。世界の中心で愛を叫んじゃうのとは真逆ですね。
苦しくても真っ直ぐに生きるすずの姿に感動します。★★★★
感想書き忘れ。戦時中の(広島市ではないのですが、)広島を舞台にしたアニメ。子供時代に見た「はだしのゲン」などとはかなり異なり、のんびりとした性格の女性の目から見た戦時中の日常が綴られる。その結果悲惨なことも多く起こるけれど、ほんわかした雰囲気すら感じられる。
素晴らしい作品でした。ほんわかした主人公の感じがとても良くて、いろいろ考えながら楽しんだ作品です。ここまで深い作品だと思わずに観ました。観てよかった。きっとまた見返すと思います。
うわあすみません割と軽い気持ちで観たんですけどと圧倒的ズーンとくる作品性。ライトサイドオブ戦時中から一気に突き付ける爪痕まで、省略と緻密を使い分け心を揺さぶる大作で、それだけに見終わった今ハートがしんどい。
とにかくいろんな事を考えさせられる映画だった。 題材は戦争中のごく一般的な庶民の生活なのだがそれだけによけい伝わるものがあった。 アニメだけど子供にはちょっと難しいだろうな。
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04/03:みみ
03/26:夕和
03/21:すっぱ
03/05:もつ。
03/04:煮家
02/03:梅屋敷
12/25:ゆきぽこ
12/17:湯あたり

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