この世界の片隅に [Blu-ray]

この世界の片隅に [Blu-ray]
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監督
片渕須直
出演者
のん
細谷佳正
稲葉菜月
尾身美詞
小野大輔
上映時間
139分
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この世界の片隅にの感想・レビュー・登録(181)

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すごくよかった。いつか子供にみてほしい。
淡々と進むからあんまり泣けないよーと知人は言っていたが、確かに淡々と進んで人によっては前半で飽きちゃいそうだが、私は飽きず、終盤は涙腺崩壊笑。のんびり屋のすずさんが、辛いことをたくさん経験し、右手を失って絵を描くことも妄想したりすることもしなくなって、こんな風になりたくなかったと絶望しながらも、それでも前向きに生きていく。生きるのが辛いと思っている時に観たい映画だ。
ようやく観られた。問答無用で心が締め付けられる。傑作。
leo
想像以上に素晴らしい作品だった。絵を描くことが好きな少女がお見合いで結婚し、嫁ぎ先で苦労しながらも明るく日々を暮らし、戦争の暗さをあまり感じさせない。過酷な運命でさえも乗り越えられる強さを、世界の片隅にいる女性が持っていることを描いていて、涙が止まらなかった。
‪戦争ものといえば、私が触れてきたものは子供心に恐怖やトラウマのような気持ちを植えつけられるものが多かった気がする。でも、この作品は観ている人の心に働きかけてくれて、受け手の想像力を信じてくれている作品だと感じた。悲惨なことをそのままリアルに描かなくたって、これでもかというようなグロい描写がなくったって伝わるし、訴えてくるものがすごかった。胸が締め付けられてもうどうしようもない。
エンドロールで涙が止まらなかった。 タンポポの綿毛のように、流されていった先で、力強く根を張って生きていく。 戦争を扱った作品の中で一番好き。
どんな時代でも普通に生きようとするすずさんの強さをかんじた。そして自分が右手で救うことが出来なかった姪。でも、次は被爆して亡くなった母が、左手で必死に守った子どもを養子として迎え入れたたり...そんな細々とした所を見てみるといろいろと考えることが沢山あった。悲しい所もあるけど、みんなが笑って暮らせるように、前を向くすずが素敵です。
劇場で見て、原作マンガを読んで、ノベライズ版を読んだので、購入したBlu-rayを見る。いやあいいねえ。やはりよい。原作を読んでから観るともちろん物足りない部分もあるのだが、よいものはよい。辛く苦しく悲惨、だけではない。こんな時代にも普通はある。こんな時代に普通があったからこそ今の普通がある。のではなかろうか。普通でいることは大切である。どんなときでも普通でいることが必要なのである。悲惨を悲惨だけで片付けてはならない。 しかし能年の演技はいいのう。非常に合っている。よい。
とてもすばらしかった。細部にわたる丁寧な描写。すずさん初め登場人物たちの人間的な部分。すずさんが少女から大人の魅力的な女性の顔を見せるようになる感じもよかった。
原作既読済み。涙腺崩壊した。日本アニメ史はもとより、映画史に残すべき大傑作。正直、原作がこれまた日本マンガ史に残る傑作だったので、映画化のハードルは高いのでは? と不安でした。りんさんの詳細な描写がカットされ、玉音放送後のすずさんの台詞も変更されているとの前情報を知っていたので、どうなるものかとハラハラしていましたが、しっかり原作を踏まえた監督独自のアレンジでした。本当に良かったです。寧ろりんさんについてはエンドロールでしっかり掘り下げた描写があり、素晴らしかった。この映画に携わった全ての人を尊敬します。
戦時下の広島から呉に嫁いだ若き新妻の生活記。主人公のホンワカしたキャラクターが巻き起こす些細で日常的な騒動と日増しに不穏化してゆく対米戦況とのコントラストをジェットコースターの如きテンポで展開しつつ往時の市井における民俗について細部に至るまで描き尽くすという構成。戦争も平和も区切りよく終始するものではなく淡い連続の中で均衡を保ち或いは失しながらもなお「我々は生きてゆく」ということに時代は異なれども変わりはないのだし斯様なマナーでもって戦中そして戦後を描く作品なんて実は今まで皆無だったと改めて思い知る傑作。
祖母から聞いていた戦争体験と同じで、戦争は個々人の中にもあり、皆が皆強く生き抜いてきたのだなぁと感じた。すずさんがのんびりしているお陰か、表現が比較的マイルドな気がするので、夏にテレビでやっても家族皆で観れる感じ。
優しく淡い色彩で描かれる、当時を生きるということ。育った土地から離れ見知らぬ土地で妻となり、今では考えられない手作業で家事をこなす。とはいえのんびりとした前半を、徐々に壊す空襲警報。鳴り続け何も起こらない日々の繰り返しは分からないほどのヒビを齎し、突如崩壊する。今のJアラートと同じ。日常を壊さないことで戦う姿が、今思い出しても眩しい。
すごくグッときた。戦時下の広島を題材にすると、どうしても山場はあの日になり、悲惨で凄惨なストーリーになってしまうだろうけど、普通に生きる人の逞しさとか優しさを描こうとする強い意志が感じられました。すずさんのポワンとした性格ありきで、のんさんの優しい広島弁がはまってる。
めちゃめちゃよかった……。ざっくり言うと戦争のなかで逞しく生きていく話だけど、食だったり恋愛だったり生活に焦点を置いて描写している。前半のギャグを交えてのほほんの雰囲気から後半は徐々に戦争の緊張感が増していく。終戦の放送で「あ~戦争終わってよかった」じゃなくて、大泣きして悔しがるすずの姿は痛ましく、この時代を生きる人達は、生活をしながら戦い、戦争をしていたんだと感じた。これをクラウドファンディングで作ったのもすごくて、こういった作品を世の中に伝え、残してくれるのは本当に素晴らしい試みだと思う。
戦前から戦後の日常がきちんと描かれていた。 すずは見ず知らずの土地、よその家にお嫁に行 き、結婚式の翌日朝から働きはじめる。 戦時中のものがない時代、なんとかやりくり して生活し、目の前で姪を亡くし右腕を亡くし、 それでも生きていく。 観て良かったし、たくさんの人に観てほしい。 フワフワしたすずの雰囲気に、のんの声がぴったりだった。
戦時下という普通ではない状況で普通に生活を送る人たちの話。子供を奪われ、家を奪われ、アイデンティティを奪われ、それでも決して屈しない。これを強さと受け取るか一種の狂気と受け取るか。筋が若干緩いんだけども、キレッキレの演出で見事にカバーしたという印象。皆さんのおっしゃる通りのんさんの演技が本当に素晴らしく本職の声優さんの演技が逆に不自然に思えてくるほどだった。
戦前・戦中の広島・呉に暮らすのんびり女性の物語。同名漫画のアニメ映画化。日本アカデミー最優秀アニメーション作品賞。面白かった。
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