マンチェスター・バイ・ザ・シー ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

マンチェスター・バイ・ザ・シー ブルーレイ+DVDセットの感想・レビュー・登録(131)

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良かった。最後まで淡々としていてそれが更に良かった。
ボストン近郊、マンチェスター・バイ・ザ・シーの冬の寒々しさはリーの心象風景。彼は許されないが許された罪を背負っている。罰されないことを悔やんでいるかのようだ。兄の死や、甥、元妻、兄の元妻、そして故郷であるマンチェスター・バイ・ザ・シー、ここで彼らはすれ違い去っていく。リーは自分の十字架を背負いつづけて生きる他に道はないのだろう。
しっくりと来なかったのは何故だろう。リーはいつも不幸せで、諦めも窺え、自分の苦悩で手一杯である。そんな彼に「あぁ…」と落胆こそしたものの、それよりも深いものを感じることができなかった。むしろドアを蹴った豪快な入室には爆笑。奥さんとの再会の際に交わした会話にも笑ってしまい、これはセリフのせいなのかそれともケイシーの演技のためなのか、やはり私の人生経験が未熟なのか、もう数年したらもう一度見てみよう。
よく出来たドラマでした。ケイシーアフレックの憂いと怒りの混ざった表情がよかったですね。人は絶望とどう向き合うのか、ひとつの例ですが答えは出ていません。でもラストのパトリックとのやりとりに希望が持てる終わり方でした。
壮絶な映画だった。 精神的に。 これは出会いや別れや嬉しさや辛さなどある程度人生を知らないとなかなか良さは伝わらないだろうな。 久々に観た完璧な大人の映画。 壮絶なまま映画が終わるのかなと思い見続けてたけど最後はささやかなハッピーエンドで少し救われた。
リーの表情のない顔がどういうきっかけで作られたのか。 知れば知るほど胃のあたりが重くなっていった。 ランディとの会話の場面、込み上げてくるものが多すぎて涙も拭えずに観ていた。 ポスターのビジュアルから、ミシェルとケイシーの二人を軸に進むと思っていたけど、メインはちょっと違うところにあった。 リーとパトリックの関係は一見、つかず離れず素っ気なささえ感じるけれど、愛情もあるのが分かって微笑ましく思う。 観終わってから検索したら、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」って町の正式名称なんだと知る。
☆3.5 内容がハードな割に、インパクトや展開にかけるけど、主人公の体験的にむしろこんな感じなのかな。心が止まるというか。最後、本当にわずかながらも動き出した感じが、現実味があって、希望もあった。
ミシェルウイリアムスはこういう役うまいなぁ。内容はイマイチ。淡々と話が進むだけ。そこから生まれる光るものが僕にはなかった。 マット・デイモンが親友のべんアフレックの弟にこの役を譲った背景の方が映画になるのではないか。
寡黙な主人公…。ただの孤独な男にしか見えませんでしたが、辛く苦しい過去を引きずって生きていたようです。自分が犯したちょっとした不注意で、愛する家族を失ってし待ったことを悔やみながら生きる人生だなんて悲しすぎます。そんな中、悲しみに追い打ちをかけるように、兄の訃報の知らせを受けてしまった彼。不幸のどん底にいるのに、更に不幸になる人生…。兄の残した一人息子の後見人となった彼ですが、自分のことで手一杯の彼にとってこれ以上の負担は無理なのです。苦しいときほど人は苦しみに溺れてしまう生き物なのでしょうか。
 カメラが見事、静かで美しい。
身近な人の喪失という重いテーマを巡って、心の動きが繊細に描かれている。オスカー受賞、マット・デイモンがプロデュース。脚本と演技は良かったけど、最後に救いが欲しかった。人の死や葬儀を巡ってのあれこれがリアルに描かれていたので、思わぬ発見があり。個人的には、この作品のような暗い「ヒューマンドラマ」は余り好みではなかった。
u53
人はいつかは死を迎える。とわかってはいながらもその現実を前にすると、何がなんだかわからなくなる。亡くなったその日に友人と談笑していたり彼女と過ごしたりしているのは国の違いからなのか。お通夜はないのか。だけどその後の過ごし方で突然涙が出てきたり、気持ちをどうすることもできないのも、よく表現されていた気がする。リーは幸せになってほしいなとただただ思う作品でした。
兄が突然亡くなり、息子の後見人に指名された弟リーだが、彼もどうする事も出来ない過去を背負っており、父親を喪った息子のパトリックともにもがき、苦しむ姿が痛々しかったです。リーの「どうしても乗り越えられない事がある」と言うセリフは本当の哀しみを経験した人にしか言えず、この映画のエンドロールに流れる静かな曲と共に悲しみが伝わる映画でした。
CEN
リーは一生背負っていくんだろうか。 静かで、ブルーで、グレー。 これが普通の人間だよな。
喪失はすぐに埋まるものじゃなく、無理な山場を作らずにひたすら日々を過ごす主人公がシビアでリアル。立ち直るなんて簡単ではないし、失ったものが軽くなることもない、だけどこの先何も得られない訳じゃない。寒々しい風景が綺麗でした。
映画を眺めながらの前半、マンチェスター、マンチェスターユナイテッド?英国映画?車は左側通行じゃないと思って調べたら、マンチェスター・バイ・ザ・シーはアメリカの人口5000人ちょっとのエリア。あの「あなたは私の婿になる」のサンドラブロック作品の島は、この辺りだったのですね。「ムーンライズキングダム」では、まだ少女だったカーラヘイワードもすっかり成長して登場。結局、題名の意味は、風光明媚ながら寂しい人口の少ない街、誰も過去を忘れてくれない故郷、そんな意味かと。ケイシーアフレック、やはり兄貴のベンと似た雰囲気。
素晴らしい脚本と演技。脱帽! 主人公の状況であの場所に住み続けて立ち直って甥っ子の後見人するような映画なら胡散臭くて逆に違和感だけが残りそう。無理してもろくな結果にならないだろうし主人公が選んだ選択は多分正しいと個人的に思う。原作があるのかな?
★★★★★★☆:「I can't beat it」というセリフが心に残る。「マンチェスター・バイ・ザ・シー」は米国のマサチューセッツ州にある町の名前なのね
風景と物語と演技がピシッと揃った、とてもよい映画。ケイシー・アフレックが絶品。http://filmarks.com/movies/67444/reviews/44767682
ダイアモンドのような珠玉の名作。私は二回観ました。最後は説明のつかない涙が。。 ケイシーアフレックはこれをやるために生まれて来たのではないか。圧巻。ミシェルウィリアムズもさすが。余白の多い映画。観客に解釈を委ねる映画。これが好きでなかった人とは私は真に理解はできないだろう。観るものを選ぶ映画。 その人の人生の経験値とわれる。 音楽が耳にこびりついて離れない。 マット・デイモン、素晴らしい映画をありがとう。 辛く、傷ついたままでいいんだよ、という優しい映画。
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