永い言い訳 [DVD]

永い言い訳 [DVD]
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監督
西川美和
出演者
本木雅弘
竹原ピストル
藤田健心
白鳥玉季
堀内敬子
上映時間
127分
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永い言い訳の感想・レビュー・登録(73)

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☆7 西川監督作品は全て観ているし好きなのだけれど、こちらは正直いまいち。 所々に刺さる部分はあるものの、過剰な個性の登場人物に感情移入が出来ないのであまり乗り切れなかった。 ただ子役も含めて役者はみな素晴らしい。
本木雅弘さんの魅力満載。なんかもっとしんどい感じかなって思ってたけど意外と観終わった後爽やかな気持ちになれた。
本木くんのクズ男ぶりはなかなかいい。 表情がどんどん変わっていくのがよくわかる。 子供のいない幸夫がどんな心境の変化でベビーシッターを引き受けたのか それがイマイチ響いてこなかったが、 それが現実逃避する場だったのか? 子役の2人がとても自然で演技とは思えなかった。 その子供に翻弄される本木くんが可愛い。(笑) 登場人物のそれぞれの心の声がよく聞こえ、 とても判りやすい作品だった。 特に盛り上がりとかはなく、淡々としているが心に沁みる。
愛人と寝てる時に訪れる妻の訃報。妻の友人の家族の元に身を寄せるように通い詰め、彼は触れるのを避けていた胸の内を少しづつ溶かしていく。海辺の幻想がとても綺麗だった。もっくんと家族3人の演技が演技じゃない。
西川監督らしい綺麗事でない清濁合わせ飲む中での物語。まぁ主役の作家先生がそもそも最低でwでも人間の弱さ酷さ等のネガティブもちゃんと見せつつ、「でも捨てたもんじゃない」というその先を考えさせられる。人間関係の中でもがくしかない、もがいてこその人生か。やはりこの監督のテーマは大好きだ。
西川美和の映画はディアドクター以来2回目かな。なるほどね。原作も読んだけど、映画になってちゃんと完成という感じかな。原作の感想でも書いたけど、やはり登場人物達がなんとも嫌いである。この嫌いな人たちを見事に良いキャスティングで作ってくれたなと。ただ、原作ほどの嫌いさはないかな。だいぶマイルドになってたか。ダメな人間達のダメなりの頑張りというか、踏ん張りというか、ダメな人たちがダメじゃなくなろうとするのではなく、ダメなままで踏ん張っていこうというかそんな感じが非常によくできていた。良い映画だったと思う。
人と人とがしっかりとぶつかり合う手応え。そこに妥協が無く、作家としての残酷なまでの覚悟と気概を感じる。本木雅弘の演技の幅の広さ、嫌な感情の噴出のさせ方が秀逸だ。身近な人間の死を、永い時間をかけて体に浸透させていく、その道程で起こる出来事と出会う人との距離感の描き方がまた素晴らしい。鋭く突き付けてくる様でいて、西川監督の結実とした人間肯定の温もりが感じられる物語だ。そしてつくづく思うのは、映画とは意味や答えを提供するものでは無く、そこに至るキッカケとして心を掴んで引きづり回す、やや暴力的な装置だという事だ。
自分も、ずっと言い訳してるなと、気づいてしまった。弱い自分を守るため。分かってほしい。夏子さん、分かってくれてたらうれしい。『もう愛してない。ひとかけらも。』って、『だけど、愛してる。』って事だと思ってしまうわたしは、まだまだ未成熟なのか。
大事な人をこの主人公のように突然の事故で失うのと、医者から何年も前から宣告されて病気で亡くすのではどちらが辛いのだろう。もちろん、比べられるものではないし、比べるべきでもないかもしれないが、死後にどちらが前を向けるかといえば、後者だろう。死に至るまでは辛いが、その分覚悟ができるからだ。一方突然亡くす前者の場合は気持ちを切り替えるのが難しそうだ。
子役の二人演技ウマ!!!
突き刺さったな。よかった。
[ネタバレ]当たり前に思っていた夏子の自分に対する愛を。それに、すっかり甘えていた自分の気持ちを。そして、夏子の死を。やっと受け止める事が出来た幸男。「自分を大事に思ってくれる人を簡単に手放しちゃいけない。見くびったり、おとしめちゃいけない。そうしないと、愛していい筈の人が、誰もいない人生になる。簡単に離れる訳ないと思ってても、離れる時は一瞬だ。だから、ちゃんと大事に握ってて。」
ギンレイホール。誰にも言えない別れ方をした永い言い訳。棘が刺さったようなしこりがいつまでも残り、妻とも自分とも和解ができないまま宙ぶらりんになっている男を描いている。そこに気づくことから何かが始まるのでしょう。
「雨の日は君に会えない、晴れた日は君を想う」と比較しつつ鑑賞。噂通りの酷似に驚き。西川監督の本を読んで作った?と想わずにはいられない^^; 陽一という比較対象キャラを置く意味を汲む事は出来るが、彼があまりに真っ直ぐで分かり易過ぎ。そのため幸夫の葛藤までが薄く見えてしまった気がして仕方ない。それでも脇役に至るまで、ハッとさせられるセリフには舌を巻く。けれど主人公がTV撮影中の湖の場面での行動は唐突な印象。原因は演出力か演技力かは分からないけども。なので、鑑賞者も癒された気がする「雨の日は〜」に軍配
フィクションはみな「鎮魂」なのだという考え方を何かで読んだことがあって、この映画の主人公は内的にも外的にも様々な障壁があって「鎮魂」ができない状態に置かれている。だからやることなすこと「永い言い訳」のようになってしまう。前半の3分の1くらいはギクシャクしていて、やや退屈したがその後じわじわと、西川美和のかもし出す、濃厚で独特の苦味が広がって、包み込まれるようだった。
大切な人が亡くなったとき人はどうすればいいのか? 早く忘れて前に進むべきか、いつまでも想いながら生きていくべきか。極端な例を二つ取り出して展開していくストーリー。今か過去かという違いはあるものの、つまるところ両者とも逃避に過ぎないわけで、どちらの態度が良いか悪いかという話ではなく、迷走しながらも少しずつ向き合っていくしかないということだろうか。最後の幸夫だけが写っていない写真が切ないながらも、この監督の作品として割とあっさりとした後味。
本がとても良くて昨年読んだ中ではベストでしたので、楽しみに観ました。著者=監督なので、イメージは全く損なわれず、ほんとに良かった。役者も厳選されていて子どもたちも可愛かった。モックンはとても良い役者さんになりましたね。
面白かったけど、複雑な気持ちになります。
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