永い言い訳 [DVD]

永い言い訳 [DVD]
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監督
西川美和
出演者
本木雅弘
竹原ピストル
藤田健心
白鳥玉季
堀内敬子
上映時間
127分
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永い言い訳の感想・レビュー・登録(109)

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他者からの目ばかりを気にしていて、全然共感を覚えさせない主人公の幸夫が、妻を亡くしてどんどん人間味を出してくる。幸夫くんと呼ばれることを嫌っていた主人公が当たり前にそれを受け入れていく。どんどん伸びるぼさぼさの髪の毛。そういうところなんかがやっぱりうまくて、さすが西川さんの映画だなあと思う。亡くしたものはもうどれだけ何を思っても戻らない。また亡くして初めて見えるものもあるんだよね。でも人間ってアホだけどそういうものなんだろうな。
たぶん妻は夫が浮気してるのとかもう知ってて、それも含めてもう愛していなかった。それでもずっと夫の髪を切り続けてた、ふがいない姿を見ても一緒にいつづけた。それがこの映画を観て感動したことです。別にあの腑抜け夫の改心とか子供の世話がどうとかいうのはなんでもないです。あの辺は全然感動してません。
生活感を滲ませながらママチャリを漕がしたら、深津絵里の右に出る者はいないと思っていたが、本木雅弘も中々である。事前の情報は、妻に先立たれた作家が主人公というもの。人生には言い訳がつきものだが、相手に何か言われ、言い訳しようにもその相手がいなくなったらできなくなる。簡単に例えるなら、LINEで何か言われ、言い訳しようとしたらもうブロックみたいな。主人公は言い訳しがいのある人生ながら、最後までどう生きたいのかわからず共感しにくい。まあ、この作品はモックンと子役二人のための映画なので、それはそれでいいのだろう。
ダメな主人公が妻の死と向き合う話。主人公が小物で良かった
al
人気小説家の津村啓こと衣笠幸夫の妻で美容院を経営している夏子は、バスの事故によりこの世を去ってしまう。しかし幸夫は不倫もしており、夫婦には愛情はなく、幸夫は本気では悲しめない。そんなある日、幸夫は夏子の親友で旅行中の事故で共に命を落としたゆきの夫・大宮陽一に会う。その後幸夫は、母を亡くし困っている大宮の家に通い、幼い子供たちの面倒を見る。その内に妻の死と向き合うこと、自分がしてきた過ちを見つめ直すことが出来、大宮家からも去ることを決意する。タイトル通りの内容。人生は他者だ。が、良かった。
子役の演技がよかった
主人公の人間性が痛いほど自分自身に響きました。家族、そして自分自身を見つめ直すときに観るべき映画です。心の在り方に迷った時にはまた観たいと思います。
a
せりふじゃない言葉が印象的だった。 携帯画面の「もう愛してない。ひとかけらも」とか、ノートに書いた「人生は、他者だ。」とか。
70点。 まさしく「永い言い訳」と言った映画でした。みんなが言うことが、どれも間違いではないし、時に思いやりだったりするけれど、もちろん打算だったりも含まれる。そして言葉はブーメランになり、自分へと帰ってくる。そもそも利己的な気持ちで子供の面倒を引き受けたモックンと、なんでも素直に受け止める教養も学もないピストルとの対比が良い。と言うか、ピストルを役に起用したのがすごく良いと思いました。じわりとくる良作です。
☆7 西川監督作品は全て観ているし好きなのだけれど、こちらは正直いまいち。 所々に刺さる部分はあるものの、過剰な個性の登場人物に感情移入が出来ないのであまり乗り切れなかった。 ただ子役も含めて役者はみな素晴らしい。
本木雅弘さんの魅力満載。なんかもっとしんどい感じかなって思ってたけど意外と観終わった後爽やかな気持ちになれた。
本木くんのクズ男ぶりはなかなかいい。 表情がどんどん変わっていくのがよくわかる。 子供のいない幸夫がどんな心境の変化でベビーシッターを引き受けたのか それがイマイチ響いてこなかったが、 それが現実逃避する場だったのか? 子役の2人がとても自然で演技とは思えなかった。 その子供に翻弄される本木くんが可愛い。(笑) 登場人物のそれぞれの心の声がよく聞こえ、 とても判りやすい作品だった。 特に盛り上がりとかはなく、淡々としているが心に沁みる。
愛人と寝てる時に訪れる妻の訃報。妻の友人の家族の元に身を寄せるように通い詰め、彼は触れるのを避けていた胸の内を少しづつ溶かしていく。海辺の幻想がとても綺麗だった。もっくんと家族3人の演技が演技じゃない。
西川監督らしい綺麗事でない清濁合わせ飲む中での物語。まぁ主役の作家先生がそもそも最低でwでも人間の弱さ酷さ等のネガティブもちゃんと見せつつ、「でも捨てたもんじゃない」というその先を考えさせられる。人間関係の中でもがくしかない、もがいてこその人生か。やはりこの監督のテーマは大好きだ。
西川美和の映画はディアドクター以来2回目かな。なるほどね。原作も読んだけど、映画になってちゃんと完成という感じかな。原作の感想でも書いたけど、やはり登場人物達がなんとも嫌いである。この嫌いな人たちを見事に良いキャスティングで作ってくれたなと。ただ、原作ほどの嫌いさはないかな。だいぶマイルドになってたか。ダメな人間達のダメなりの頑張りというか、踏ん張りというか、ダメな人たちがダメじゃなくなろうとするのではなく、ダメなままで踏ん張っていこうというかそんな感じが非常によくできていた。良い映画だったと思う。
人と人とがしっかりとぶつかり合う手応え。そこに妥協が無く、作家としての残酷なまでの覚悟と気概を感じる。本木雅弘の演技の幅の広さ、嫌な感情の噴出のさせ方が秀逸だ。身近な人間の死を、永い時間をかけて体に浸透させていく、その道程で起こる出来事と出会う人との距離感の描き方がまた素晴らしい。鋭く突き付けてくる様でいて、西川監督の結実とした人間肯定の温もりが感じられる物語だ。そしてつくづく思うのは、映画とは意味や答えを提供するものでは無く、そこに至るキッカケとして心を掴んで引きづり回す、やや暴力的な装置だという事だ。
自分も、ずっと言い訳してるなと、気づいてしまった。弱い自分を守るため。分かってほしい。夏子さん、分かってくれてたらうれしい。『もう愛してない。ひとかけらも。』って、『だけど、愛してる。』って事だと思ってしまうわたしは、まだまだ未成熟なのか。
大事な人をこの主人公のように突然の事故で失うのと、医者から何年も前から宣告されて病気で亡くすのではどちらが辛いのだろう。もちろん、比べられるものではないし、比べるべきでもないかもしれないが、死後にどちらが前を向けるかといえば、後者だろう。死に至るまでは辛いが、その分覚悟ができるからだ。一方突然亡くす前者の場合は気持ちを切り替えるのが難しそうだ。
子役の二人演技ウマ!!!
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