ルーム [DVD]

ルームの感想・レビュー・登録(332)

最新のコメント20件表示中[もっと見る]
zan
延々と監禁生活の詳細な様子を見せられるのかと心配したが、脱出が上手くいってこっちも助かった。生まれてからずっと、閉じ込められていた子どもの価値観や健康状態は想像の範疇を超える。雑菌に免疫がないための予防マスクのように、受け入れた祖母宅が加熱するマスコミや毒された世間から少年を護っている様子があたたかい。犬含む。そして彼はあのルームに、恐怖や嫌悪感ではなく、ある程度の愛着を持っていたのは興味深いし、それにあっさり別れを告げていたのも興味深い。
最初何もわからず観てて、なんだこの劣悪な生活環境は!?貧困を描いた映画なのかなと思い始めて...びっくりした。
大まかな内容から観るの迷ってたけど、これは…観て良かった。
オスカーも納得の魅力的な作品だった。拉致監禁というテーマを扱いながら扇情的になることなく、困難な状況をサヴァイヴする弱者に焦点を当てたのが素晴らしい。映像は瑞々しく、少年が初めて体験する出来事の触感まで伝えようとしている。ジョイの両親が『カラーオブハート』で興奮。ジョアン・アレンまた素敵な母親だった。ブリー・ラーソン、良い演技でした。
これは実際にあったストーリーなのだろうか?いつかニュースで聞いたような感じ。想像するには耐え難い自分の家族に当てはめたら恐ろしい。
ブリー・ラーソンはアカデミー主演女優賞を受賞しましたが、男の子にはぜひとも主演少年賞を贈呈したいものです。
ひと組の母子が「世界」を受け入れるまでの物語。1時間ドラマ10本分くらいのストーリーを2時間にギュッとまとめて観せられた感じ。終始ジャックの視点で語られるので、観客はジャックの目から見た「世界」を追体験する作りになってるのが秀逸。
この作品で監督が一番取り上げたかったのは、人間の把握している世界は体験と想像力の産物だということだろう。生まれつき一部屋の空間しか知らなければ人はそれを世界として生きていけるのだ。さらに示されるのは人間の適応能力のたくましさ。本作は、これらの人間の可能性の豊かさに焦点が当てられているサバイバーの話なので、必然的に加害者への言及は最小限に抑えられている。父親はないものとして育てるという母の決意は揺るぎなきように見えるが、子ども自身はどう感じるだろう?それを考えるとあまり明るい気持ちにはなれなくなった。
母からのオススメ。監禁された部屋しか知らない子供の視点。暗鬱な設定が母子の優しい関係でとても和らげられでも状況の残酷さがじわじわ感じられます。小さな部屋で運動する序盤のシーンから母の愛が見えてうるり。そして中盤で脱出し初めて空を見る表情は素晴らしいです。しかしこの映画のすごいのはこの先。無事脱出した母子でしたが、失われた時間に一度折れてしまったジョイ。母の為にジャックがした事、出た言葉。さらにウルウル。ラストシーンは母子だけの世界とのお別れであり。ジャックの繰り返す「さよなら」が心にしみ。最後に号泣。
子供の演技力が神がかってる。
★★★★☆ 内側と外側の世界を上手く表現してた。前半と後半で違った面白さもあり飽きさせない。いい作品だと思う。
うまく助けられて、案外すんなり終わるのかと思ったら、そこからも困難が待ち受ける。とても良く出来ていて面白かったです。子役の子が本当に可愛い!
男の子を持つ身で見始めると脱出シーンがハラハラ過ぎて。なのでトラックの荷台で空に目を奪われるシーンが余計に効いた。 その後の展開もリアル。 演者と脚本、演出がどれも良く、普段感情移入しないたちなのに、何度も胸が締め付けられ、ラストで自然に涙が。 所々BGMのない場面が臨場感を高め、とても効果的。 子供が可愛くていい子で。 犯人の子供であるけれど、でも確実にこの子は救い。それが子供のすごさだ。
監禁部屋と外の世界。内側と外側で変化する環境や親子の様子、この対比の描き方が素晴らしかった。脆くて弱い無垢な子供。でも時に強くたくましく、その順応性には驚かされるばかり。部屋では強くたくましい母親も、外の世界では追い込まれ、自殺を図る。そしてそれを救う子供。育児をスタートしたばかりの私は、子供に救われ、教えられることがきっとほんとに沢山あるんだろうなと、思いっきり感情移入して観ていました。良作。
やっと鑑賞。うーん。まぁ予想通りというか…。ルーム=世界。完全に理解や把握は出来ないけど、触れることで識ることが出来るっていう。それは誰でもそうだしジャックもそう。自分の環境を理解した時や、今後の人生はそれはそれで困難が待ち受けてるだろうけど彼なら乗り越えられると思わせてくれる。
【 レンタルにて 】 
「フランク」の監督なのね。ラストが沁みるし、ジャックの言葉も沁みる。誰が、何が、悪いとかじゃない。だからこそ物語は単純じゃなくて、難しくって、この映画は評価されるんだろうな。「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の鑑賞後と同じ気持ちになる。エンドロールの音楽が綺麗ですき。
ジェイコブくんが可愛い。字幕が「僕」だから男ってわかったけど、なかったらずっと女の子として観てたかもしれない。育児は色々教えるだけじゃなく、逆に教わることや再確認させられること多いんだなぁ。子ども欲しくなる。ジャック視点のカメラで、世界が広がる感覚を追体験したけど、ジャックを通して感じた世界もまだほんの一部という…。高校生になって移動範囲が広がったときにもまた、世界の広さを実感するんだろうなと考えると、つくづく世界は広いなと。観る前は世界は窮屈だと思ってたけど、社会が窮屈なだけで世界は広いんだよね。
先読みするとその都度覆されました。若い母子が拉致監禁されて納屋に閉じ込められているシーンから始まると脱出劇かと思い、主人公の男の子が脱出に成功すると母親を救出するドラマかと思い、その度予想が外れました。あまりに可愛くて女の子かとも騙されましたね。でも、この脚本の展開こそがリアルですね。男の子の名演技がこの作品の全てでした。
昔、「一度も夜空を見たことがない人が、生まれて初めて満点の星空を見たらどうなるか」というテーマを描いたSF小説を読んだことがあります。この映画も似たようなテーマを扱っていて、はじめて広い世界に触れる主人公が、おっかなびっくりにその手触りを確かめていくシーンの数々が心を打ちます。天窓に切り取られた四角い空ではなく、どこまでも続く青空をはじめて見るシーンは、とても爽快で美しかった。きっとあれが監督の描きたかった世界のひとつなのでしょう。人間に対する優しい視線に支えられた、素直に感動できる良作でした。
最新のコメント20件表示中[もっと見る]

ルームを観たいと思ったみんな最新10件(60)

06/18:REN
06/09:るゔぃす
05/27:BUCCIBUCCI
05/24:Mimi
04/27:うりん
03/20:本多
03/20:booska
03/03:pttrxx
02/26:てんこ
02/17:あさのめ
ルームの評価:69% レビュー数:115
ログイン 新規登録