ナショナル・ギャラリー 英国の至宝【DVD】

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ピアノ演奏、バレー、良い。退屈だが、知的、刺激的。
英国の誇る収奪・略奪・戦利品コレクション展示会場の自慢話でも見るか、と思って見始めたら「ここのコレクションは奴隷制度に基づき成立している」と学芸員のギャラリートーク。「奴隷船の保険会社ロイズの一員アンガースタインという人がコレクションの中核を担ったという事実とともに英国の果たした恥ずべき歴史を忘れてはなりません」と。さまざまな議題をディスカッションする会議室の模様。イギリス人も相当に理屈っぽく持論を展開することで衆目を集めるのが嫌いではない民族と推察される、とイギリス流に廻りくどく言えたかしら。
これが3時間持っちゃうというのは、絵画と鑑賞者との間に立ちはだかる意味と感覚の葛藤ゆえなのだろう。ただ、黙して絵画に視線を向ける来場者らが切り返しによって頻繁に各絵画から異化されることは、どうあっても見る事からしか関係は始まらないという厳然とした事実を露出させ、“少数精鋭エリート”としての解説者・企画者・修復士・設計者らの葛藤への立場を剥き出しにしてゆくサスペンスフルな場を作り出している。背を向けて語るのか、同じ方向を向いて指で示したりするのか。実際的な問題としての空間と照明。廊下に開いたまま置かれた傘。
ほぼ垂れ流しという。興味深いとはいえ淡々と続く真面目な話を3時間は長すぎた。必要に応じて見返したい。
いわゆる批評家や研究者が絵を語るときのスノッブな嫌味まるだしな感じとは対照的に、職人や科学者の語りが魅力的でした。
先週短時間で見てきたNational gallary.作品公開時はいたずらに長いということで食指が動かず、出発前も同様の理由で見なかったので、漸く復習。見られなかった数多くの作品を間接的ながらも見られた事は良かったものの、以前見たこの監督のオペラ座と同様にただひたすらカメラに収め続ける作風はやはりあまり好みではない。
2014年製作。英国が誇る一大美術館、ナショナル・ギャラリーの企画展や収蔵品、学芸員から修復、展示設営まで館の運営に関わるあらゆる分野の人びとにスポットをあてた長編ドキュメンタリー。カメラは基本的に第3者視点に立ち、ギャラリートークで熱く語る学芸員や意外と雄弁な修復家、実際寡黙な額装家などを次々と映し出していく。企画展(ダ・ヴィンチ、ターナー、ティツィアーノ展)を飾る作品や収蔵品もふんだんに盛り込まれるが、学芸員たちの語りや観客の表情が作品と美術館にアクチュアリティを吹き込む瞬間が、本作最大の見所だろう。
ギャラリーのスタッフ、キュレーターらが自分の知識を惜しげもなく語る事語る事。本当に美術が好きなんだなぁと言うのが、彼、彼女らの生き生きした表情から伝わって来ます。出て来る絵画も美しく、映画館の大画面で観ると圧倒されます。だだ、ちょっと上映時間が長いかな?
自然光の中で鑑賞することで背景にしっくりと溶け込む話と洗浄する時に洗い落としすぎる話。キュレーターの話が多めだった。もっと多職種の話も聞きたかった。
Aki
美術館の舞台裏が垣間見えて興味深い。また権威主義に陥りがちな著名美術館スタッフの考え方を絶妙に捉えていて面白かった。修復や企画展毎の配置換えに対するプロの仕は参考になる。
修復というものの概念に驚かられた。日本画はどんな感じなんやろか、同じポリシーなんかなあ。、
面白かった。素直に、肉眼で絵画を見ることの不完全さ、不確かさについての三時間だと受け取った。修復の不確かさ、X線や赤外線によって初めて見ることのできる下絵の存在、宗教画や物語絵画にしても背景を前提に描かれているので単に見るだけで完結することはできない。自然光での鑑賞を前提に描かれた作品が蛍光灯の均質な光の下に置かれることへの批判、あるいは置かれる高さの問題。目に見えないものを介して初めて見えるようになるものもあることをモダニストも忘れるべきではないということか。逡巡する生き物と、不動の静物。
絵画は人それぞれの見方がある、と前置きしながらも学芸員達が自説の意味性(メタファー)・物語・背景を押し付ける。盲人に対し絵画を言葉で語る不毛さ。正面フィクスの絵画と手ブレ・パン・ズームで撮られた人物の切り返しがズレる。誰も画を見ていない。冒頭から掃除夫の作業風景。磨かれた床のショットが美しい。合間に挟まれる裏方作業の画と音もいい。下賤の輩に開かれたギャラリーにする気はない、と断言する館長をワイズマンは許さない。館長は椅子に座る来賓相手に絵画の背景だけを嬉々として語り続け、己のスノビズムを曝け出す。
安定のワイズマン印。ただ題材が美術館なので、閉じられたロケーションで社会問題を浮かび上がらせるワイズマン独特のいやらしさ、鋭さは控えめ。そこがちょっと物足りない。学芸員が解説するシーンだけ見れば、美術鑑賞のコツがわかるという別の楽しみ方もある。でも、チャリティマラソン(?)に協力するかどうか話し合う会議のシーンや、新たに作った絵画の額によって絵に影が出てしまうのが問題になったりするシーンの、大真面目なんだけどそれ故滑稽に見えるとこなんかワイズマンらしいな、と。
映像が静謐で綺麗でした。たんたんと映し出される感じ。個人の固有名がでないのが興味深かったです。…眠くなってしまいました…
srg
ナショナル・ギャラリーが大好きなので、裏側を覗くことができて嬉しい!見たことがある作品もそうでない作品も、美術研究家の洞察、修復家の情熱、スタッフ全員のプライドや取り組みと共に巡れば得るものは何倍にも。本物を眺めるのとはまた違う楽しみを与えてくれる。(ただ、少し長かった…)
おもしろかった
★★★☆☆ 修復作業が興味深かった。キュレーターもエデュケーターも、向こうの人は自分の意見を伝えるのが上手い。情熱的。
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