ストーカー 【DVD】

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(ネタばれ)見直し。ゾーンのドアから入った後の水は汚かった。タルコフスキーの映画に出る役者は大変だ。ゾーンから持ち出すのは駄目と言って捨てまくる。言った矢先に酒を捨てたのは笑った。他のルールもこんな感じだろう。母親までゾーンへ。ああ、苦労なんてもんじゃないな。出るに出られない。電話電気は使い放題だが手紙宅配便は受け取れないぞ。外に取りに行く手はあるが、ムショ送りの危険がある。お猿足があるのが映っちゃってる。あまりそういうことを気にしないのか。
やはり164分は長い・・・と思ったが、他のは長く感じなかったので体調のせいだろう。後で見直したい。ゾーンに入ってからはほとんど水水水のシーン。重油が浮こうが泥水だろうが汚く見えないのは汚染を表現してるので良いのか悪いのか。あれだけじゃぶじゃぶ水を撮れば満足したろう。
視聴時期不明 今ならかなり判る気がする。ゆでたまごがカレクックを描けたように
ゾーンに入っていく三人はそれぞれに個性を持つけど自分にはある一人の人物を分解して見せたように思える。
物凄く静なカメラワーク、バランスを取るために構図が動く。フレームが動かず構図が動くのは絵本の世界のよう。
何が幸せなのかわからなくなった世界。 何を望みか?ゾーンが無意識を叶えてくれる。 ゾーンでしか存在価値のないストーカー。 ずっと哲学をぶつけられていました。
水の音が終始ながれていて。幸福になれる場所に連れてってくれる、なーんて甘いささやきには良いことはないのよねぇ。ラスト近くでさらっと映る建屋に、あっ、となる。幸せっていちばん言いやすい言葉でもあるし感じにくいものでもあるし。
この湿り気がタルコフスキーなんだな。「神龍、オラの願いを叶えてくれー!」って具合にスムーズにいかないニヒリスト達に苦悩する神の僕ことストーカー。実にロシア的苦悩。素晴らしい。傑作。
79年。すごい。すごい映画を観た。何かの落下が原因で封鎖されたと言う謎の区画「ゾーン」、その中にある「部屋」に向かう案内人、大学教授、作家の3人の、無人地域の静かすぎる行程。思っていた程の難解さはない。水も道具もイコンも油や泥にまみれ、人間が何とか生きている現世が、異様な長回しとちょっと難しいけど比較的わかりやすい台詞で描かれる。これは自然も宗教も科学も技術も失った時代の「希望」の映画だ。しかし時に希望は人を苦しめること、そして希望=未来のうっすらとした恐ろしささえも見せる。いやぁ名作です。長いけども。
Fal
[注ネタバレ含む]ぶっちゃけ根本的なアイデアは『ソラリス』と同じで、十代が喜びそうな思弁的SFなんですが、最後の方ではニヒリズムに後退した知識人と希望を必要とする下層階級という、いかにも20世紀後半のロシア・ヨーロッパらしい主題が表面化してくるのが興味深い。その流れで行くと彼が結局は妻を「ゾーン」に連れていかない理由とか、娘の意外な能力とかについてはフェミニズム的な観点からも論じられそう。そんなわけで「詩的な映像表現」みたいのがいまいちぴんと来ない人のためのタルコフスキー入門にはいいと思います。
読書メーターでお薦めされた映画。レンタル屋さんでは準新作扱いのデジタルリマスター版、ということで、映像がなかなか綺麗。宇宙からの落下物の影響で予測不可能の危険地帯となった通称「ゾーン」に、潜入する案内人(=ストーカー)、科学者、作家の3人を描いている。それぞれが挫折や鬱屈を抱え、あると言われる「希望」を求めて右往左往する彼らに、人間性についての問いかけを見た。原作とは大分違うけど、このイズムは変わってない。ラストの一連のシーンは、人類の新しい一歩ではあるな、これが福音であるかはともかく。
SF好きには伝説のタルコフスキーの名作。地球外生命との接触の話。この手の話は「2001年宇宙の旅」が最高傑作過ぎてこれを抜きんでる作品はないと思う。しかしこの「ストーカー」2001の様にスタイリッシュではなくじめじめと暗い世界の中でなかなか心に残ります。ロシアに隕石が落ちる。軍が近づくが行ったきり帰ってこない。その付近は危険地域として囲われゾーンと呼ばれる。何年かのうち、軍の囲いを潜り抜けゾーンに行き帰ってきた人が現れる。ゾーンに行くと願いが叶う様だ。
ゾーンという空間がなんなのかってことがだんだんわかっていく冒険的な映画のかと思ったらそうでもなく……。なんだかんだで希望の部屋の一歩手前まで行くものの結局入らない教授と作家。ストーカー本人も「皆信じてくれない!」と泣き叫びつつ自分も部屋に入らないし。このまま夢も希望もない感じで終わるのかと思いきや、最後の場面で少女がやすやすと超常的なことをやってのけてしまう。一体これまでの不必要に長い苦悩の旅は一体何だったのか…って感じに。映画全体とラストとの対比がちょっと気味の悪い映画でした。
人々を幸せへと導く役目を課せられたストーカーと、作家、物理学者それぞれが「欲望」を抱き、願いが叶うと噂されるゾーンへ向かう。しかし、その願いが叶うとされるゾーンの部屋を前に、自らの「欲望」と向き合うことができない。そして、3人は部屋に入る事なく帰路に着く。そしてストーカーの妻だけが、困難に満ちた現実を受け入れ、地に足のついたたくましい言葉を言い放つ。ラストの、足に障害を抱えたストーカーの娘が、何も語らず瞳を向け、人知を超えた力を発揮する場面は、まるで神が我ら欲深い人間にあてられたものであるように感じた。
SFでありながら水、緑や土などの自然描写や核になるのは精神世界とおよそジャンルから想像されるものとは異なるいかにもタルコフスキーらしい一作
非常に面白かった。突然原因不明(隕石落下による超常現象?)だが、「ゾーン」と呼ばれるフィールドができ、そこには願いを叶える部屋があり、ストーカーと呼ばれる案内人がとある2人を案内する物語。SF的な設定ではあるがほぼ全編廃墟巡りな展開なのだが、映像的に身震いするような美しさがあり魅了されました。ゾーンの真相を巡る終盤迄は余り展開が無いですが、ラスト数十分は凄かったです。中盤は少しダレたのが正直なところですが、それでも画作りが綺麗で、SFを雰囲気で醸し出していて良かったです。なかなか体力要りますが満足です。
よい映画だけど元気なときに見ないとシンドい
突如現れたゾーンは人の心を剥き出しにする空間。ストーカー、それはゾーンへ希望を持った人々を導く者。どこにも希望などない、心には目に見えない真実だけがある、時に知ることは残酷で、時に忘却は慰めだ。僕たち人間の希望とは何なのか、それを持っていても分からない。決して覗けない心に尋ねても、答えは返ってはこないのだ。
ストーカーはゾーンへの案内人、願いが叶う部屋に志願者を送るだけの〈呪われた永遠の囚人〉、通る者によって変化し続ける道、自分でも気付かない本性を突きつけられる、無意識の望み、苦しみの中の幸せ、永遠に願いが叶っては困るのだ、叶っても叶ってもまだ足りない〈欲望の炎〉
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