灼熱の魂 [DVD]

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1+1が1になり得た恐怖! 姉の引きつった声で全身に鳥肌が立った。 ただ分かった事は、自分の子供によって強い怒りを駆り立てられ、そして自分の子供によって強い怒りを絶つ事が出来る。子供の力。母の愛 。 どんなに歪んだ社会情勢でもそれだけは変わらない。
観る者を圧倒しそして深く考えさせる重量級大作。まず印象に残るのは主人公の女性の強さ。命をつないでゆく主役はやはり女性で、男は力がありそうに見えてもしょせん脇役にすぎない。主人公が想像を絶する痛み、苦しみ、憎しみを経験した後、それらを全て飲み込んで「共に生きろ」というメッセージを最後に残したのは、そういった女性の力強さと知恵の深さを物語っている。また「遺言は聖なるもの」という考えも心に残った。こちらも命をつないでいく上で欠かせない「つなぎ」になっているということか。ミステリー仕立ての高い娯楽性もプラス。
【ストーリー】中東からカナダに移り住んだある女性の壮絶な人生を、過去と現代を行きつ戻りつしながら映し出す_。この作品は何も知らずに見た方が良い。しいて言うならレバノンの歴史について知っていると理解しやすいかもしれない。この作品には鑑賞後、しばし呆然としてしまうほど打ちのめされた。生涯忘れられない1本となるだろう。
脳天を殴られるような衝撃。
あまひにも苛酷な運命。母は強いというか、全てを受け入れる母性というか。オイディプス王をベースにしたようなストーリー。よく出来てる。
iha
ミステリーとしてはプロットの強引さが気になるも、ドラマとしては出色の作品。中東情勢に詳しくないので前半は割と退屈で、母親が背負った運命の重さに戸惑いながらも、バスでの虐殺シーンなどを経て、その魂の在り方が少しずつ観客に知らされてゆく。特筆すべきは「1+1」の展開で、こちらも見事に騙されたわけだが、気になるのは母親の心情であろう。なにゆえ真実を子供に伝える必要があったのか? おそらく、それは論理を超えて運命に抗おうとする人間の意思なのだろう。どこかのレビューにもあったが、鑑賞後の余韻は『砂の器』に似ている。
「ボーダーライン」のメキシコ地獄と較べて、この荒涼とした中東の光景が嫌味を伴わないのは、過去の母と現在の子らの二つのパートの軸の中で並存している光景だからだろうか(話を聞いて回るのも光景を転々とするための手段か)。あらぬ読みをさせてしまいそうな演出の癖ッ気はあるがクローズアップの取捨は堅実。プールが何度か登場するのは、水平な視線をあの位置にまで下げるため…という逆算の妙。
★★★★☆☆☆:何も知らずに観たほうがいいね。全体的に重いので観るのが疲れる
【ネタバレ含む】これも愛の形なんだろうけど母性を通り過ぎてもはや狂気だよ…。
DVD観賞。すごくよかった〜脚本が素晴らしいのは勿論のこと、乾いた映像もいい。少しずつ明らかになっていく真実や母親がショックで衰弱死?した理由等が淡々と描かれています。レンタルで見たけどDVD買おう。
極上のミステリー。中東の厳しい環境の中という舞台がこの物語のリアリティを加速させていて、最後の衝撃は凄まじいものがある。 物語の展開、テンポ、伏線の貼り方、何をとっても良かった。泣いてしまいました。
語彙がなさすぎて「やべえ」としか言えないけど、ミステリーとして極上のものだといえる。観ていて何回か叫んだ。複製された男がイマイチハマらなかったのであんまり期待してなかった分、評価ストップ高ってカンジです。
予想をはるかに上回る驚愕の真実。エンドロールの間も打ちのめされたまま複数の感情が錯綜して呆然。まさにナワルの放心状態だった。中東の宗教対立を背景に緊迫感溢れる殺伐としたムードを保っている一方、それ以上にミステリーとしての展開が秀逸。じわじわと伏線を見せつつ双子とともに謎解きをさせ、ラストの衝撃へ誘導するという。ナワルの2つの立場からの手紙。その2つめの手紙の内容こそが本作の真髄のような気がする。つくづく鳥肌が立つ思い。『プリズナーズ』、『複製された男』に続いて観たヴィルヌーヴ監督作。今後も要チェック!
なんという運命……。これはとんでもない映画だ。
宗教対立を背景とする問題において、双方の教義的な部分にほとんど踏み込まず、ごく個人的な血縁の物語としてギリシャ悲劇を骨格に据えることで、赦しについて物語ることの試みに中立的な地点からの説得力を持たせている。"プリズナーズ"と同じく、作劇としての誇張を行う際の基点として、真実のもつ重み、プロットの側面から言い換えれば、伏線への拘りがしっかりと据えられているため、演出が浮つかず、見る側にしっかりとした衝撃を刻みつけるのだろう。
想像を絶する内容の映画だった。でも今でもこの世界のどこかで ・・・ と考えると人間という生き物は罪深い生き物だと思う。「愛」という言葉を簡単に口にすることができない気がしてしまった。
プリズナーズを観たから、借りてみたけど…こ、これは━Σ(゚Д゚|||)━プリズナーズも大概でしたが、こちらの方がとんでもない映画でした|ω・`) もう、何も言うまい。観る事をお勧めします(今さら‼(•'╻'• ۶)۶)。情報は極力入れない方がいいでしょう。レバノン内戦位は構わないかとは思います。レディオヘッドの挿入歌「You and whose army?」と「Like spinning plates」の歌詞(共に冒頭を引用)「やってみろ やってみろよ」「ぼくはずたずたに切り裂かれていく」も効いてる。
双子たちはとんでもない十字架を背負わされてしまった。はたして子孫を残す気力が残るんだろうか。レバノンについて何の知識も持っていない自分を恥じるとともに、何かを肝に銘じながら見終えた。
★★★★★とんでもないないもの見せられて、魅せられた。忘れられない映画の1本に・・・・・・
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灼熱の魂を観たいと思ったみんな最新10件(120)

11/07:cyacyai
07/13:ERICO
07/09:miharyi
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03/21:かおる
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灼熱の魂の評価:72% レビュー数:134
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