アンダーグラウンド Blu-ray

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傑作でした。溢れ出る賑やかな音楽の中、国の興亡の歴史をなぞる人々の姿を描いた本作。ナチスに追われた抵抗軍が地下潜伏したが、戦争は終わっても知らされずに過ごすことに。地上に残り地下世界を偽り続けた2人は共に精神を擦り減らし、地上に戻った各人は世界の変化に翻弄され、そして皆抗えない残酷な最期を迎える…。いたく無常な歴史を豊かに語ってくれます。彼岸での彼らの幸福な姿が何よりも救いか。終盤が少し足早に感じましたが、圧倒される映画でした。
10点。恵比寿ガーデンシネマにて完全版を鑑賞。間延びしてないか?という懸念がが失礼にあたるほどにさらに濃厚になり5時間引き込まれ続ける、真の意味での傑作へと進化していた。マルコとクロを中心とした関係が丁寧に描写され、それがより最後の数十分の衝撃そしてやるせなさを強くさせる。実際に現地を訪れベオグラードの殺風景なビルくらいにしかユーゴスラビアを感じられなかった身としても、ラスト含めクストリッツァが言いたかった事が痛いほど理解できる。これからも「昔、あるところに国があった」ことを映画を通じて語り継いで欲しい。
下高井戸シネマにて。 念願の劇場で鑑賞。 初めて見た時の衝撃はなかったにしても、十分満足させてくれた。 ラストに行けば行くほど、登場人物たちの堕ちていく様は戦争により人々の信頼や関係性を崩していく。 祖国なんて言葉、日本じゃ死語に近いかもしれないけど、単純にもし何年後かに日本が消滅していたらと考えるとどもりの青年のトンネルでの叫びは悲しかった。 テーマ曲??なのか、とにかく耳に残る音楽がグイグイと勢いで3時間引っ張っててくれる。 哀しくも楽しいお腹いっぱいになれる映画だ。
想像を絶する面白さ。愉快、痛快、悲劇、衝撃、喜びすべてが詰まった大作。旧ユーゴ史がテーマだが、説明臭くなく、滑稽でクレイジーな笑いもあればシリアスで泣ける場面もあり。テンポが良くなにより心地よい、そして楽しい。
途中でうたた寝したため、クロとマルコの区別がつかなくなってしまった。似たような顔で困った。
公開当時は大セルビア主義的との批判もあったようだが、単にチトー時代のユーゴスラビアへのノスタルジアのようなものではないだろうか。ハプスブルク帝国時代へのノスタルジーのような。多民族が共存できた時代、というか。もちろん、それを美化しすぎるのは問題だし、この映画ではマルコの欺瞞という形でそれを排除しているように思えたが。
9.75/10…旧ユーゴスラビアの独軍侵攻、共産党制、内乱と分散に至るまでの50年のスパンのみならず、挙げられるだけの全ての感情の方位をも描き、かつそれをあらゆる手段で揺さぶろうとする怒涛の演出力…少なくとも僕は完全に中てられてしまった。どんな感情でこの映画を振り返ればいいんだ。アホさ加減に爆笑するべきか、度し難い愚かさへの悲しみあるいは怒りで迎え入れるべきか、それかただ単純に怒涛のジプシーブラスのグルーブに乗っかった方がいいのか?とにかく全てがここにあるように思えてならないのだ…凄い映画を観ちまったよ。
亡国の人々の物語という悲しい題材を「人生とは狂騒だ」と言わんばかりに、人間讃歌とも思えんばかりに、圧倒的なエネルギーで描き切った大傑作。音楽も圧倒的で、音楽は人が生きる事そのものを表しているんだと訴えられた。こんなにもエネルギーに、生命に満ち溢れた映画は観たことない。
ネタが美味し過ぎるので、面白くなるに決まっている。地下の様子をカメラで眺めながら、軽薄な流行曲が流れる中で取り結ばれる情事。太腿で顔を挟み、ヒールの踵で額を叩くミリャナ・ヤコヴィッチのエロさは、ちょっと凄いんじゃないか。
新文芸坐にて/メモ:これはすごい面白かった…
泣きながら怒り、笑いながら哀しみを歌う、亡国の挽歌。"黒猫白猫"では、互いに相食む太極のごとき陰陽の相克が現世を越え、彼岸の様相を呈していたが、この作品では、まだ、白と黒と、もう一色、イデオロギーの色であり、愛欲の色であり、流血の色であるところの赤が残っており、それが、状況を俯瞰し得ない目線の低さ、人間的な泥臭さ、あるいは、割り切れない何かとして残り、慟哭する。逃れがたい愚かさを認め、ユーモアを武器に人間という事象のうちに回収しようとする試みに傾けられた熱量に打ちのめされる。
Blu-ray自宅鑑賞
PSV
天才が本気を出して面白い作品を作ろうと思い、作った映画がこれ。冒頭のハイテンションから、終始圧倒されっぱなし。圧巻のラストは、美しくも哀しく、そして神々しさすら感じる。サントラ、買いました。  ★★★★★
4度目くらい【ネタバレ】背景美術に一層の興奮を覚えた。これまでレンタル屋さんのVHSでしか観てこなかったことに加え、ユベール・ロベール+ピラネージ展へ行った影響も大きいと思う。ジプシーブラスを響かせ走るパルチザンたちの影が赤レンガの大きな壁にこれまた大きく投影されるオープニング。いままで黒い影にしか目が行ってなかったが今回の鑑賞では赤レンガの壁に気が向った。巨大でかつ映画館のスクリーンのようにフラットであるよう思えたその壁は、ポツリポツリとえぐれ崩れた部分があるのだ。気づかなかった。
100点 重厚かつ軽妙な物語、俳優群の完璧な演技、心打つバルカン音楽、映画の醍醐味全てが詰まった完全な作品。
カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した作品です。すごく長いですが、そのパワーには圧倒され、たいへん印象に残っています。この作品を観たことで、ヨーロッパにとって、いかにセルビアの内戦が大きな意味を持っていたのかということを実感しました。
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