湖中の女 [DVD]

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ハードボイルド探偵フィリップ・マーロウが主役だが、ストーリーはほぼマーロウの一人称視線(途中、物語を回顧するマーロウのシーンが挿入されるが)で描かれる。不自然さを感じるもぼちぼちあるが、敵に車を横転させられるシーンはなかなか怖いし、感情を不安にさせる音楽の使い方が上手い。只、監督兼任のロバート・モンゴメリーは、マーロウ役には陰が無さ過ぎて違和感も。40年代に悪女役で鳴らしたオードリー・トッターが野心家のマニア(実録犯罪やホラー小説)誌編集者で登場し、ファム・ファタールの役回りを演じている。
09/24
ほとんど、マーロウの回想シーンなのだが、その回想シーン中はずっとキャメラが主観視点で動いていたという革新的な映画。つまりほとんどが長回しで進んでいくのだ。物語はマーロウものにありがちな錯綜した絡み具合で、まあありきたりマーロウ、という感じだが、その主観視点で物語を展開させていく斬新さこそ高く評価されるべき。あと、音楽の与える効果も凄まじく、マーロウが車を激突させる時の恐ろしい音楽といったら、消音にしたくなるほど恐ろしい。
09/03
07/25
(R・モンゴメリーが観客に向かって話すシーンを除けば)ほとんど一人称主観で描かれた、実験的で、まさにチャンドラーの小説をまんま映像化したような作品。アイデアは面白いが(鏡に写る時だけ自身が写るショット)、どうにもこうにも奇を衒いすぎていて演出的にあきる。スタンダードサイズと使用レンズと演出の不自然さ(電話で話すシーン)が気になって作劇に入り込めない。というより一番はR・モンゴメリーがフィリップ・マーロウとしての魅力がさっぱりないところか。
07/25
05/04
ここまで斬新で面白いフィルムノワールはそうそう無いだろう。全編POV演出や『ロープ』のようなワンシーン=ワンショット演出など革新的な演出が多々見られた。そこにフィルム・ノワールによく見られる鏡や影などを巧く取り入れ、POV演出を増幅させている。この映画はコクトーの主催したいわゆる「呪われた映画祭」に出品された作品らしいが、その理由がハッキリとわかった気がする。他のフィルム・ノワール作品のように表現主義的な造形美によってあの抑圧された空間を表現するのではなく、長回しによって緊迫した空間を表現している。
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10/22
10/22
non
08/02
11/02

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02/22:<br>
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04/08:ohs_sho

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