許されざる者 [DVD]

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★★ [映画館 字幕] 西部劇に免疫がない頃に鑑賞したので、面白さが理解できなかった。 社会人になってからの方が、色々感情移入できるような気がするので、再チェックしてみたい。
現代版西部劇。
イーストウッドの西部劇。この人が銃を持つと、さすが絵的で様になる。
観客との間に共犯関係をつくるのが上手い。町の誰もがマニーの殺戮を理解できない様子が良いコントラストになって、観客しかマニーの心情を知りえないという感覚を与えることに成功している。
生命の殺害者より尊厳の凌辱者の許され難さ、その連鎖。しかし端緒である売春婦が男の短小を笑ったのはまずいね。それを笑ってしまったというイメージもそこにいる人間たちの卑俗さを演出してろのだろうが。「お前は生きるに値しないのさ…」強者たちの王よりも弱者たちの王の方が尊いのだろうか。そしてなにより、全編を覆うマニーの亡き妻の影と、マニーの尊厳がその妻によって救済されたのだという人物像の哀愁が胸にくる。マニーが子どもたちを残して発つときの双方の心情を想うと、父は発たねばならなかったことの痛切さがジーンとしみた。
銃を撃つこと自体が正義という面があるアメリカ。それゆえ、本作は善悪ないまぜとなったキャラクターの葛藤劇になるのだろう。が、その心性に根本的に疑問を持っている者が見たら…。広大な空間が司法・警察制度を充全化しえなかったアメリカという国の正義論を見て取れる。
都合良くうまくいくことなんてなかなか無くて、多くは悩み苦しみが伴うのかなぁ。腹を決めたら悩み苦しんでいる場合では無く勇敢も卑怯も無く、徹底的に成し遂げるのみ。
モテ男のイーストウッドがもっともっとモテる為の仕掛けが満載の映画。イーストウッドの仲間が全員ヘタレなのが、あのロバート・デ・ニーロよいしょ映画『マイ・インターン』を彷彿とさせる。女性を虐げる暴虐な保安官とカウボーイと売春経営者をためらわずにブチ殺して「娼婦を大事にしろ!」と叫ぶイーストウッドに、娼婦達は全員目がハート。これこそ究極のチンポ騎士団であり、至高の「デニーロ・イズム」と言えるだろう。ひたすら暗い照明は、かつての不便なアメリカの雰囲気を再現させようとする努力の賜物で、この映画で最も印象的であった。
西部劇の筋書きを使って、西部劇の根本をひっくり返すような映画。ある意味とってもイーストウッドらしい作品よね。復讐や暴力に疑問を投げかけ、正義の名の下での人の傲慢を描き、年を経る毎に積み重なる業をマカロニウエスタンの嘗てのスターが演じる。重苦しいけどちゃんとかっこいいし、いい映画だった。
登場人物の誰もが正義であり誰もが悪。なんだか色々と考えさせられてしまう映画。 ずっと「俺は厚生したんだ、昔の俺じゃ無い」と言い張ってきた主人公が、仲間の死をきっかけに修羅の道に舞い戻り、恐怖で正義を為す様は虚しく、たとえ最後に語られた噂が本当だとしても、彼は一生許されることなく過ごすと思うと哀しさを感じる。
長ーい映画チャレンジの第二弾。とは言え2時間強はそれほど長くありませんね(笑)更生してちょっと情けなくなった元ならず者が、親友をなぶり殺しにされた恨みを晴らすべく、かつて恐れられた腕前で悪徳保安官を討つ!というありきたりな話ですが、やはりクリント・イーストウッドの演技に魅了されましたね!見せ場はそんなに多くないですけれど、緊張感は満載でした☆
西部劇、というより西部劇とは何かを考えさせる映画。登場人物は正義感に溢れた人物ではなく、むしろ人間的な弱さを見せる。ボス的な悪役と思われた、イングリッシュ・ボブも早々と情けなく退場。イーストウッドも何だか気弱な老人に見える。ただ、手配人に狙いをつけるやいなや、人間的な弱さを振り払う。その表情はまさに鬼、悪魔。情け容赦なく撃ち殺す。あとに残るのは無数の死体。正義の虚しさだけが残される。
第一回京都国際映画祭、祇園会館にて(35mmフィルム上映)。1992年、西部劇俳優として名を馳せたイーストウッドが監督としてほぼ絶滅状態の西部劇に回帰。驚くほど暗い画面は善悪の境界線をかき消す。善良な妻との出会いによって改心した(と信じ込んでいる)かつての非道なアウトローであるマニー(イーストウッド)の正義というにはあまりに危険な仁義と闘争。暴力の行為者になる恐怖を彼は喪失してしまっている。
イーストウッドが良すぎ、名作だと思う。誰も善人ではなく誰も極悪でもない、人間の業のせめぎ合いが、深みをあたえてる。
評価 ☆☆ なにが正義で なにが悪なのか 考えちゃいますね (録画 替)
感覚が麻痺しているなら簡単に冷酷に殺しは出来るが、まともな人間になると如何に人は人を殺すということに畏怖を覚えるか。
枯れてきた演技の魅力。静かな闘志を描く映画。
ザ・西部劇といった感じの映画。 前半の不甲斐ない農夫としての主人公と、終盤に伝説を蘇らせた殺し屋としての主人公を演じ分けたクリントイーストウッドがかっこいい。 キッドという若者が出てきて、威勢のいいことばかり言うがいざとなったらビビっているのが自分を観ているようで嫌気がした。笑  あー、もう、本当の男というのはまだまだ憧れるだけですね。この映画に対しての「許されざる者」というタイトルがまたいいです。本当の男は許されざる者なのですね。許されているようじゃ、まだまだ、ダメだなぁ。
クリント・イーストウッド監督・主演作品。  かつての殺し屋で、今は 落ち着いた生活を していたマーニーが 顔を刻まれた娼婦たちに 頼まれて立ち上がる物語。  イーストウッドが渋い。
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許されざる者を観たいと思ったみんな最新10件(33)

09/20:じゅたろ
05/26:mark
01/04:神尾
12/13:みずき
11/21:かみしの
06/06:どらくろ
05/28:はのい
02/11:あんり
01/08:つみれ

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許されざる者の評価:39% レビュー数:49
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