空気人形 [DVD]

空気人形 [DVD]
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監督
是枝裕和
出演者
ぺ・ドゥナ
ARATA
板尾創路
オダギリジョー
高橋昌也
上映時間
118分
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駄目な人間、その存在の空虚さに虚無感を抱いてしまう人間。空気人形と大して変わりはない。しかし、人間あるいは生命とは欠陥を持ったものとして設計されており、他者の存在が前提となっている。つまり他者においては、自分の存在が前提となっていて、見ず知らずの誰かの顔を撫でる風であるかもしれない。性欲処理とされ、脅されて陵辱され、最後はゴミ捨て場が死に場所となっても、誕生日を祝われる幻想の中、タンポポの種が放散していく想像の中、穏やかに死を迎える。吉野弘の詩が作品全体を包む。これを救済と観るか、あるいは欺瞞と観るか。
こわい映画でした。でも、強烈に愛の映画。さみしい人がたくさん出てきた。からっぽな人たち。みんなさみしい。
心を持つことは、切ないことでした…この言葉が心に残った。心が満たされず、中身が空っぽの人は、空気人形と同じってことだろうか?それとも、苦しむくらいなら心なんか要らない…無関心、無気力な人が増えているっていう、作者の社会・世の中への警鐘なんだろうか?休日鑑賞向きのファンタジー系をイメージしていたが、意外とブラック、そして残酷だった。特に空気を抜く(刺す)、そして燃えるゴミとして出すところは怖い。線が細く(か弱く)、辿々しい日本語…人形感がよく出ていた。空気を入れるシーンは、何だか艶かしかった。
75点。 いや、とてもいい作品でしたよ!見る前はどうしてぺ・ドゥナなんだろうと思ってたけど、思いの外ハマっていて驚きました。彼女のこぼれ落ちそうな目に華奢な手足が、作品の繊細さになっていたと思います。ダークファンタジーと言うより、エグいファンタジーかな。美しくも悲しい映画です。
拭いきれぬフェチ映画臭。鑑賞者側のよこしまさが如実に表れてしまう気がした。空気入れるくだりはどこもかしこも艶っぽい。ピクリともしないまぶた、冬場の薄着がすごいと思った
ある日突然ラブドールが心をもつという、キワモノかな?と思ってしまいそうな設定なのに「人間の命ってなんだろうな……」とか「人生ってなぁ~」とか、そんなことばかり頭に浮かんでいました。
是枝裕和監督です。うーん。難しい。私には理解不能。分かりません。何故のペドゥナだったんでしょう。たどたどし日本語だからか。
冬なのに、ずっと薄着なのは、寒さを感じないからなんだろうけど、ブルブル。バイトなのに、コンビニでシャンプー買うとか、ちょっと分からない。あと、ビデオ屋は何故さっくりと彼女を受け入れたのか。暇そうなのに、雇う余裕あるのかな?無給で良いからって言ったのかな?あと、ビデオ屋の仕事(バイト?社員?)で、あんないい部屋住める??あと、どうやって大人の男性を下まで運んだのか??とまれ、最後は、燃えるゴミと、燃えないゴミに分かれてしまったね。みんな病んでるのね!東京で暮らすのって大変ね!
ラブドールが感情を持ったのは持ち主さんから「愛情」を貰ったからなのかなぁと思って見ていたので、彼女のその態度はあんまりだなぁと思ってしまいました。人間じゃなく人形であるがゆえの不器用さと、女の子だからこその感性にギューンとしました。最後まで彼女が綺麗だったのはずっと人に愛されたから。
鬱になった
無知がもたらすグロテスクな結末。大人の寓話。
空気人形が空気人形をしているのはいい。しかし人間が空気人形じゃないなんてことがどうしてありえるのか。空気人形の空気人形性を、その空気人形がココロを持ったという設定で以て自問させ、その自問を表現として表したのがこの作品…かな? その自問を辿っていくと人間の空気人形性が浮き出てくるかのような迫真性がある。とりわけプネウマを思わせる「空気を吹き込む/吹き込まれる」表象は、ちょっと躓く必要がある気がする。
本作ができる前、出勤前にあのベンチから彼岸の高層マンションを眺めてたそがれるのがきまりだった。当時その界隈を歩くと、バブルの夢の跡、世の中の時間から置いてきぼりをくっているような空気を感じた。彼岸はまだ夢の途中に見えた。私もいいかげん後ろ向きな性分で同調したらしく此岸からの風情が慰めだった。昨年足を運んだらその公園は取り払われていた。けれど恋恋風塵や珈琲時光を撮った李屏賓さんのカメラによって、失われたものに触れることができる。本当にきれいだと思う。私の不鮮明な記憶より余程に。
誕生日を祝う場面で潤んだ
(空気人形)*あらすじ 心を持ったラブドール。 正直な話、お話はネタで押し切られていてそう面白いとは思わない。が、何と言うか、ぼろぼろと泣けてしまうのだ。なんでこんなマンガみたいな(原作はマンガだけど)お話でこんなに泣けるのか。その正体は切なさが漂う空気。主演の子が醸し出す空気、板尾の部屋の空気、過食症の子の空気、胡散臭いオヤジの空気。空気人形と言う表題だが、作品そのものが濃密な空気である。気づけば、その世界の空気を自分が吸っている。思えば、この監督の作品はそういうものばかりだな、と改めて思う。
gin
DVDを手放す前に鑑賞。面白くはない。けど、とても琴線に触れてくる。見たくないのに最後まで見てしまう。音楽はとても好き。
ゆっくりと流れていく綺麗な映像。 美しいもの、切ないもの、悲しいもの。 主演のペドゥナの演技が上手で、心を持った人形という難しい役をうまく演じていた。 物足りなかったのは、彼女の周りの人間たちがあまり印象に残らないこと。 (中身が空っぽな人間たち、を演じているのだろうけれど。) 心を持った彼女に、誰かの代りを求めたこと。 心が痛み、いつまでも余韻が残る。
切なく悲しく残酷で、かつ美しい作品。映像と音楽が魅力的で、独特の世界観が感じられる。心を持ってしまった人形が、そのまっすぐさゆえに迎える結末。この世界は美しいものばかりではないけれど、彼女はきっと幸せだったと信じたい。
女優さんが可愛かったです。作品に漂う悲しさ、寂しさが魅力的。 原作を読んでみたい。
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空気人形の評価:48% レビュー数:516
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