日の名残り コレクターズ・エディション [DVD]

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93年のハリウッド映画。原作は89年出版のカズオ・イシグロの同名の小説。『トラウマ恋愛映画入門』より。大英帝国の貴族、ダーリントン卿に仕える老執事、スティーヴンスが主人公で、アンソニー・ホプキンスが役に徹している。映画は戦後、女中頭と再会する手紙を交わしたところから始まり、旅の車中、WWIからWWⅡへ突入する最中に対独融和主義者の卿に仕えた栄光の日々を思い返す。邸宅の庭園、家具調度がすばらしい。その没主体性は、『大統領執事の涙』とは対照的である。恋の表白を恥じる文化は、何も日本だけではないようだ。
ただ好き、というだけが恋じゃないんだなぁと思わさられました。余韻がありました。
原作も良いが映像も視覚ならではの演出で楽しませてくれる作品。人生の悲哀ややがて訪れる有終の時を、静かに淡々と描ききる。抑えた心理描写と心の機敏、息を詰めたくなる一瞬の緊張感、セリフのない眼差しの応酬など見応えがあります。大きなドラマはないが、大人向けのじんわり心に沁みる一作。
こんなに静かである意味地味な作品を、こんなにたくさんの人に観られてることに驚き。大人の、端正な、そして歪な映画でしたね。後半の、あのアンソニー・ホプキンスの顔、あのエマ・トンプソンの顔。それが観れただけで、大満足な素晴らしき小品。と呼ぶには豪華キャストだな。中高年向け娯楽作とは一線を画した、本物の大人ならこういうのを堪能してほしいです。いやーそれにしても余韻がすげえな。
忠実に再現されていてじんわりとシーンが蘇った。でも主人公が想像よりも年上だった。
いろんな視点で見れて、特に英国紳士の伝統と品格の影の不器用さがいじらしかった。でもバックが終始重苦しいのも相まってスティーブンスの人生への肯定感は感じられなかった。それが良いのか悪いのかわからないけど。。基本淡々とした描写、演技だったのに、主に後半セリフも画もあえてなかんじが見えちゃうのが個人的には好きでなかった。原作読みたいな。あとヒロインがスティーブンスの小説取り上げるところ、わたしは興味はあれどできないなぁ。だからなかなか恋がはじまらないんだなとかおもった(←どうでもいい)
The Remains of the Day(1993)図書館。ダウントンアビーを見ていたら思い出して再鑑賞の執事モノ。淡々として少々長い。それでもシンプルな中に意味深いセリフ、豪華なキャスト。世界が違うのに違和感を感じさせないアントニー・ホプキンスの演技、表情が素晴らしい。クリストファー・リーヴも熱演。NHK白熱教室で見たカズオ・イシグロ原作、是非読んでみたい。
カズオ イシグロ。原作も読みました。カントリーハウスを舞台にした上質な映画です
原作はスティーブンス視点からの叙述だが映画はケントンとスティーブンスを等距離に置いた視点から描かれる。ケントンは感情を表現して伝えようとするがスティーブンスは彼女から見ると殻に引きこもって出てこない。彼にとっては異性関係よりも主従関係の方が重要なのだ。カズオ・イシグロが意識していたかどうかは別として、日本の武家社会の主従関係の在り方ともよく重なる。封建社会における人間関係の在り方と現代の人間関係の在り方の差異を際立たせた、本質的にノスタルジックな作品である。豪華でシックな屋敷や調度品、衣装も見逃せない。
★★★☆☆なかなか良かった。静かな映画。男女で感想が変わるかも。カズオ・イシグロは"わたしを離さないで"も良かったので、これも原作読んでみようかな
原作も読んだけど比較するとなおいいなぁ。仕事に従事する執事が日記の形で語るのが原作だけど、映画ではその形式を排している。だからこそ原作が映えるし、かといって映画に魅力がないかというと、30〜40年代のイギリス名家を映し出している点で非常に面白い。
雇い主にすべてを捧げ執事の仕事に誇りをもつ、過ちを正すこともできぬまま虚しき屋敷だけが残り自らの務めを果たすだけ 、世界はやって来ては去りゆくが彼の心には誰も入り込めない
切ないなぁ。仕事一筋で、好きな女性が結婚することも止められず。 アンソニーホプキンスは執事役ピッタリだった。ヒューグラント若っ!と思ったら、割と昔の映画だったのね。
この監督追っかけ。大変な仕事だなあ。プロ魂だよなあ。豪邸の裏側にある執事やメイドの風景が見れてとても興味深い。恋愛部分は見ていてもどかしい。女側に立って見てしまうものだから…切ない。バスのシーンでは泣けてしまった。思わぬヒュー様の登場にもテンションがあがった私。地味な良い映画ってこういうのですよねきっと。好きです。
家族愛や異性愛という人間的な幸福を顧みず、執事という仕事を全うすることこそが、彼にとっての品格、そして幸福なのです。なぜそこまでストイックなんだあ!とぐっときます。品格って何さ…仕事って何さ…と自問せずにはいられません。映画では、スティーブンスの盲信的な部分や人間ドラマがクローズアップされているけれど、小説はユーモアがあって、イギリス国土や風景への賛美に溢れているのです。個人的に、そのへんを映像で観れるかもと期待していただけに、少し残念です。でも、これはこれでいい、この映画好きです。
kei
当時の貴族や使用人たちの暮らしや仕事等かいま見れるだけではなく、恋愛映画としても質が高い映画。派手なラブシーンなどないのにドキドキした。本のシーンや最後の別れの時手が離れる瞬間などたまらなかった。主演二人の演技が素晴らしいんだろうなあ、名作。
2回目。最初は20代の頃。そして今は、多分ミス・ケントンと同じ年頃、、、。前に観た時もいい映画とは思ったけど、歳を重ねるにつれて、観る側にいろいろな感情を呼び覚ましていく映画だと思う。
原作も読んで良かったけど、映画もとても良かった。執事として自分の感情をださず全うする姿は素晴らしくもあり切なくもある。
20年ぶりに観ました。原作に忠実だったんですね。クオリティが高い!ダーリントン卿の着こなし。ダイムラー。エマトンプソンの髪止めと花の色使い。アンソニーホプキンスはビシッとしている約役が似合うなー。ツイードのスリーピースよ永遠に。5点満点で4.6点。
ナチの護憲派ダーリントン卿の執事スティーブンスと女中頭ケントンの秘めたる想い。父親の死、ケントンの結婚話に動揺しながらも、自分の心を押し殺して執事の殻を固く守るストイシズムな所作は、ある面不自由で、不器用にもみえる。「執事の喜びは、雇い主にすべてを捧げて仕えるときだ。雇い主が地位と富だけでなく道徳的にも優れたものを持っていることが条件だがね」と語る老執事。英国貴族社会と執事の空しき名誉を描く。
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