その土曜日、7時58分 コレクターズ・エディション [DVD]

その土曜日、7時58分 コレクターズ・エディションの感想・レビュー・登録(473)

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アンディが妻に逃げられ、やけくそになって部屋を荒らしまくる場面で、皿に飾られた石ころをガラスのテーブルに落とすシーンが象徴的で美しいです。
名優揃いで迫力満点でした。父が抱く長男への想いは同族嫌悪のようなものだったのかな、本当はよく似た親子なのかも知れない。マリサ・トメイがとってもキュートです。
★★★☆☆3,5名優3人の役にどっぷりとハマった演技が凄い。各人の視点で時系列を行きつ戻りつ描いてるのは良くある手法だが効果はなかったかな。簡単な盗みのつもりが、深みに嵌っていく展開が上手で、引き込まれた。2人の容姿が違い過ぎて(笑)兄弟に見えないけど、アルバート・フィニーとホフマンとは似ていた、『実の子か?』と聞く場面もあったが。ホフマンの車中の絶叫、イーサンのビビる演技等、見応えあった。シドニー・ルメット監督の遺作でホフマンも今は亡き人、感慨深い作品だ。作品としては良作だが、後味が悪く感動は薄いかも。
しょうもない兄弟だな。だけどお父さんが最後に兄に手をかけたときは哀しくなった。
シドニー・ルメットの遺作。 犯罪劇で家庭劇。浅はかな企みが破綻し坂を転がる様に破滅していく兄弟。 時間が行ったり来たりして同じ場面が違う人物の視点から描かれる。「現金に手を出すな」「羅生門」「桐島、部活やめるってよ」でも使われた手法。各々の人物の立場から出来事を見る事で卑小な事件がギリシア悲劇の様に思えてくる。 74年ルメット監督の「オリエント急行殺人事件」で壮年のポワロを演じたアルバート・フィニーが老いてはいるがタフな父親。お元気そうで何より。
救いようがないので、当然誰も救われなくて、やり切れなさ90%
闇が深い。。許してくれって父親言ってたのに最後は憎しみの方が上回ってしまうし、アンディも暴走してしまうし。ハンクもしょーもない奴だけど、まともに見えてしまった。
ギリシャ悲劇みたいな話が現代劇として何の違和感もなく展開していく。我々は紀元前から連綿と追求し続けている。結局これが血縁の本質なのか。肉親に対する感情のうち、どのくらいが愛情でどのくらいが憎悪なんだろう。当人たちにとっての一生の相克の相手が、傍から見ればただよく似た親子と言われてしまうやりきれなさよ。
スカパー録画にて
Before the Devil Knows You're Dead(2007)レンタル。これはアリジゴクだ。誰も救われない、ネガティブでとても暗い。ハンクはどうしたんだろうか。「早く天国へ着きますように 死んだのが悪魔に知られる前に」 それにしても邦題が不味い…2007年だったら「3時10分、決断のとき」と同時期ではないか(笑)
フィリップ・シーモア・ホフマンの役の嫁に逃げられてから後の演技が特に好き。ドラッグの売人の部屋に強盗に入る場面。弟を脅迫する男の始末をつける場面。それまでの冷静ふう余裕ふうな雰囲気とのギャップにショック受けた。
最初から最後までクズな兄弟でした…
ディスカスから。FSホフマンとイーサンの組み合わせに惹かれて鑑賞。泥沼にはまる兄弟の破滅。最初はクライムサスペンスと見せて 後半は家族のドラマになるのがよかった。もっと衝撃的な見せ方もあったかもしれないが シドニールメットなので渋いですね。
最初に出てくる「早く天国に着きますように、お前の死が悪魔に知られる前に」という言葉はお父さんの息子への最後の愛の言葉だった。取り返しのつかない事件を起こしてしまったこと以外は普遍的なよくある家族のドラマなんだけど、巨匠の手にかかると斯くも悲惨な喜劇になる。長男ホフマンも次男イーサンもクズに変わりはないけれど、無邪気でバカな分、次男の方が結局パパからも愛されるのか。でも本当にそうなんだろうか?自分で死ぬ事もできないヘタレ弟と比べて兄の最後って、決して愛されてなかったということではないと思う。
俳優陣は見事。本当にどうしようもない家族を見事に演じて観客をイライラさせてくれる。が、脚本は結構ガバガバだし、最後の光に歩いてく父親はなんだアレ?ジャスティスなんか?って感じで、なぁんだかなぁと。
安易な強盗に走った結果、さもありなんの泥沼に。兄貴、なぜこんな弟を実行犯に選んだし…。
そもそもが隙だらけの計画によって起きた事件。徐々に歯車の狂いが加速していき、不可避的に到達する言葉を失なう様な惨劇。タイプの異なる兄弟の追い込まれ方がリアルで恐ろしい。数々の傑作を世に放ったシドニー・ルメット監督のかつての様なキレのある演出が冴え渡り、残念ながら遺作となってしまったが見応え十分の出来。今は亡きフィリップ・シーモア・ホフマンも見事な演技で観客を物語に惹き付ける。人間の愚かさと滑稽さを鋭く描写した忘れ難い作品であった。
因果律を切り刻んで視点人物をかえて場面を重複させたりして実はこうだったみたいに過去に飛んだり複雑ふうなことをするしょーもない犯罪映画をまた観ましたー!
「自分のパーツを集めてきても自分にはならないんだ」他の作品にも通底するシーモアホフマンの演技のテーマだ。
「12人の怒れる男」で始まったシドニー・ルメットの輪が本作で綺麗に閉じた。本作は時間軸入れ替え犯罪ものなので、老巨匠の名脚本が冴えわたるというような作品かと考えると、実はそうではない。主役たちの行動と同じく、かなり疵がある脚本かもしれない。しかし、むしろ小手先の芸に堕ちぬ若々しくて骨太な作風ですらある。焦げ付いてた兄弟が、安易に救いを求めてボイルドな破滅へと至る。キャラクターを見事に肉付けする演出の妙、語り口のテンポの良さ、俳優さんの名演技が組合さって、シンプルなプロットが喜劇的ですら悲劇に昇華している。
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その土曜日、7時58分 コレクターズ・エディションを観たいと思ったみんな最新10件(105)

08/13:かおる
12/29:かっちー
11/21:mushitoka
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07/21:k
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