祇園囃子 [DVD]

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京都文化博物館にて鑑賞。
面白かった!溝口健二監督が花街に生きる女性の心意気をしみじみと描いた名作です。京都の祇園に暮らす木暮実千代演じる芸者の美代春は舞妓志願に来た若尾文子演じる栄子に芸を仕込むところからお話は始まります。この美代春姐さんがとても良い人で芸は売っても身は売らないを地でいく芸者でしたが…栄子こと舞妓みおえの為に自分を犠牲にします。血が繋がった姉妹という訳ではないのにそこまで身を挺して守ってあげる優しさが素晴らしいなと思いました。時代が時代だし親も親だし女性にとっては生きにくそうですね。終わり方が溝口監督らしいです。
なんなのこの艶っぽさ!木暮実千代美しすぎる。若尾文子はめためた可愛くって、酔っぱらってへなへなになるとことか最高。見始めはそんなでもなかったけど、だんだんダークな話になり、ふたりの姉妹愛とラストシーンが物哀しい…。モノクロがまた沁み入るんだけど、着物はカラーで見てみたいわ~。
75点 53年作品で雨月物語と山椒大夫の間に撮影されたものである事に驚かされる。いかに溝口監督のバリエーションが豊かなものかを思い知らされる。祇園の街を舞台に芸妓とその周辺の人たちの物語。祇園の暗部と女の凄まじさをあっさりと描かれているが深みがある。宮川一夫撮影の奥行と和の叙情豊かな映像で上質に仕上がっている。
何でこんなに、はんなりという言葉が似合うのかな? ここまで、京言葉が自然に耳に入ってくる映画は見た事ないかも。 若尾文子は、やっぱり可愛い。 宮川一夫のカメラも、祇園という街を艶やかに見せ画に力を与えている。 溝口健二の凄さみたいなのは正直この作品からは伝わらないような気がする。
jjj
BSプレミアム
最近の喩えで言えば「裏・舞妓はレディ」な感じだろうか。封建的な身分保証と報恩のシステムに取り込まれる若い女性という構図はおそらく50年代前半においてタイムリーであり、それ以前に神話にも度々見られるような黄金のクリシェとも言えよう。その業の深さを素っ破抜きつつも、彼女らが研磨してゆく体術の真価はたしかに映画として記録される。ここでの溝口演出に技巧のトリッキーさは殆どないが、奥まで作られた構図さえ一貫してあれば充分…と思えば男が若尾を押し倒してからのカメラが下へ移動して何かがバタンと倒れるくだりは結構刺激的。
人権はブルジョアのイデオロギーだから揚棄すべき。溝口はコミュニスト。
華やかな世界の肥料は下衆な奴。ポリティカルな映画だが、ヘサヨは気に入らんだろうな。
ラスト周辺の若尾文子の、自分の無力さに気づきぞっとする表情といい、二人の清涼感あふれる悲しい演技といい、がっちりと固められた構図とお家芸の長回しで見せてくれる骨太感。いい映画だ。
艶っぽく芯の通った小暮さん、可憐な若尾さんの美しさ。そして祇園の街並みとそこに暮らす登場人物達、映画に奥行があります。真っ直ぐな人には行きづらい世の中だけれど、肩を寄せ合える人がいれば、世知辛い世の中も孤独ではない…。最後は嗚咽をあげて泣くだけ、素晴らしすぎて言葉が出ないような映画でした。
あー京都に行きたい。16歳設定、ツインテで登場して華麗に舞妓へとクラスチェンジする国宝レベルの若尾文子。...が可愛い過ぎるのは勿論なのだが、それよりも木暮実千代の女の哀愁に心を締め付けられる。なんと云う男気。これは旦那さんにしたいですな。細かい仕草が素人には様になっている様に見えるってのも流石。華やかな京都のダークサイドを見事に描く傑作。素晴らしい。
姉さんのあんたの体だけは守ったる、みたいな台詞。自分の為に体を売った姉さんに本気で怒る美代栄。本当にお互いを思いあっているいるのだなぁと。
溝口やっぱ女描かせたらうまい。長回しも好き
ベテラン女優と新人女優の組み合わせは溝口監督の得意とするとこか。若尾文子の初々しさもいいが木暮実千代の物悲しい色気にやられる。娘を頼る情けない父親の進藤英太郎のねちっこさとお茶屋の女将の浪花千栄子のいけずさは映画に奥行きを与えている(人物による遠近法)。狭い路地の奥行きと格子戸と襖に隠された芸者の哀しみ。路地の中にある祇園の裏側を、そして外から聴こえる祇園囃子とひぐらしの声の見事さよ。
美しかった…!木暮実千代さんの美しいこと若尾文子さんの可憐なこと…!話の筋はごくごく地味なのにぐいぐい引き込まれ魅せられる。こんな素晴らしい美しいかっこいい映画が…!!50年以上昔のものだなんて…!!!!日本映画って実は凄いんだなとしみじみ感じました。
(ネット配信) 美代栄の「体売らなきゃ仕事もらえなかったりするのなら舞妓なんかしない。文化遺産でもなんでもない」みたいな内容のセリフが、ぐっときた。
小暮実千代は静かだが一本筋の通った綺麗な姉さんで、若尾文子はイノセンス感溢れる瑞々しく熱い美しさ。祇園の路地裏や家々を撮る構図の中ですれ違う人間たちや格子、鏡、花などのモチーフがいきいきと交錯する見事な映像をみせてくれた。女の意地を美事に描くのはいつものことだが、美術や撮影、それに通奏低音として流れ続ける祇園囃子の音楽との息が合っていて、素晴らしい映画を見せてくれた。
舞妓はんをみても素直に素敵☆彡と思えなくなりますね 京都の嫌~なところ・・
遠近法がうまく生かされていて奥行きのある祇園の路地裏の情景。そして遠くから聞こえてくる祇園囃子の音が感情を揺さぶっていく。アプレ舞子にアヴァンゲール芸者と戦後の祇園に押し寄せる民主化の波だな。芸者に基本的人権を求める若尾文子の反逆の闘いは『祇園の姉妹』に通じている。木暮三千代姉さんが良すぎる。その情愛の色っぽさ。この世の矛盾している姿は今に始まったことじゃない。父ちゃんがいいよね。そんなに迷惑ばかりかけて生きているのと言ってしまいたくなるけれど、三千代姉さんみたいな人がいるからだ。
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