東京物語 [DVD] COS-024

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私は劇中の子供世代にあたるため、親との関係がまさにこうなっているような気がするし、あと数十年すれば、今度はこの映画の親と同じになっているような気もする。ほとんどの人は、多かれ少なかれ同じ境遇に置かれるのではないか。こういった、些細で微妙な家族関係の機微を、どうしてこう上手に掬い取れるのか。そして、映画にできてしまうのか。
小津安二郎監督です。名作です。何度観てもいい作品。杉村春子のあの口調、あの表情があってこそ、原節子がより際立っているのだと思う。笠智衆は昔からおじいちゃんだな。
いやー、そういう役柄だとはいえ、長女の顔つき、言うこと、やること、全部が癇に障ってしょうがない・・・だからこそ紀子の優しさ美しさ強さがひきたってるんだろうけどさ。そんな長女も京子みたいな素朴さがあったのかね、尾道では。ともあれ。紀子には幸せになって欲しい、そして物悲しい終わりでした。
つい最近祖父の葬式があって、地元へ帰っていたというのもあって本当にきつい作品だった。風俗映画としても当時の東京や尾道の風景が知れてよかった。ものすごくリアルだった。
いい。ほかにことばがいるだろうか。もう2度とこんな美しい会話は日本に溢れてはこないのか。薄皮一枚の余白すら許さない空気で擦り切れる窒息者があとを絶たない。これを観て日常会話を改めたいもの。
5,6年ぶりに再鑑賞。今も昔も子育て世代は自分の生活に精一杯です。息子世代から見れば十分に対応しているがギャップがあるのでしょう。原節子のねっとりとした演技がよくわからないが、なんか良い。
「なりたかないけど、やっぱりそうなるのよ。」 「やあねえ、世の中って。」 「そうねぇ、やなことばっかり。」
尾道に暮らす老夫婦が上京した子供たちを訪ねる所から物語は始まります。仕事が忙しくなかなか両親の相手をしてあげられない子供たちに歯痒さを覚えますが、まぁ仕方がないですよね。その中でも戦死してしまった次男の嫁役の原節子が親切に対応してくれて老夫婦は嬉しかったんでしょうね。後半は涙なくしては観れませんでした。ドライで冷たく感じる杉村春子ですが彼女なりに親の事を心配をしていたのでしょう。何故か母親役の東山千栄子が孫と土手で遊ぶ姿にグッときました。目の中に入れても痛くない孫より子供の方が可愛いの言葉も胸に迫ります。
東京物語を映画館で初めて鑑賞。 若い頃には退屈だとしか思えなかった小津映画がやけにぐっときてしまう。 こないだ観た秋刀魚の味に続いて東野英二郎の扱いがまたも酔っ払いキャラだったのに笑った。そこから水戸黄門への変遷はいかに。
100点 久しぶりの再鑑賞。デジタルリマスター版を鑑賞。台詞がやや棒読みなのになぜこんなに沁みるのだろう。映像的にも圧倒的に綺麗だと思う。こんなにロケ映像のある小津作品も少ないのでは・・・・。名作。
午前10時の映画祭で鑑賞。物語は終戦8年後というまだ戦争の記憶残る世の中での家族の出来事を淡々と描く。今なら東北大震災5年後の家族と置き換えても同じようなことが日本の何処かで繰り返されているのだろう。大事なのは紀子が最後に話していた誰も自分のことで精一杯、みんな親からは離れていく。自分もそうなるとはいみじくも真実であり、それを否定しないで淡々を描くことで、視聴者に家族のことをもういちど再興しようという監督の意図が見える。素晴らしい映画でした。
日本映画ってこんなに面白かったのか。
劇場でみられることもこの先そうそうなかろうと午前十時おかわり。何度観ても初めて観たような気持ちになる。その中でも何度観ても好きなところは、お酒かりにいった時は寝ていたのに徳利かりにいった時はすっかり目覚めている紀子の隣の子のみこちゃんと、精進落としの席できょうだいに命令されてごはんをよそう京子に微笑む紀子です。
原節子さんの追悼特集で。まったく古くなっていない親子の関係性だけれど、山田洋二版との時代の違いもまた感じられて、身につまされる。
午前十時の映画祭にて、2年半ぶり3回目。今回は紀子がお母さんにおこづかい渡すとこでぼろぼろ泣いてもた。自分の(特に義理の)親にあんな顔出来ないわ…
(TY録画)再鑑賞:見るたびに印象が深くなる映画。だれも悪人は出てこない。どの人の気持ちもよくわかる。紀子が義父に打ち明けるシーンは、ちょっと救われる。そうじゃよ、それでええんよ。と言ってあげたくなる。
みんな自分の生活に忙しい。人を思いやる余裕がない。紀子さんは思いやりを忘れないように心掛けるが、いつか余裕が失われることを恐れている。彼女の内心は揺れているが、他人には気付かれない。他者と自己のイメージに差があることを「わたし、ずるいんです」。とっても素敵だ。
子育て世代だが、老親を抱える身としては耳が痛い作品だ。身勝手な(に見える)子供らに感情移入してしまうのはダメな子だなぁと思いつつ、でも、相手するのは無理だよなぁと思ってしまう。また、この家族の関係性はいつの時代も同じかという気も。そういう時代を超えた普遍性が秀作の誉れ高いことを雄弁に語るものなのだろう。◇とはいえ、戦争未亡人に、軍艦マーチへ拒否反応を示す描写が戦後8年しか経過していない様をまざまざと感じさせる。そういう意味で終戦直後の現実の世相を感得出来る逸品とも。「◯丁目の夕日」なんぞよりは遥かに…。
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