酔いどれ天使<普及版> [DVD]

酔いどれ天使<普及版> [DVD]
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監督
黒澤明
出演者
志村喬
三船敏郎
山本礼三郎
千石規子
上映時間
98分
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口の悪いが面倒見のいい町医者真田は銃で怪我をしたヤクザ松永の手当てをする。真田は松永が結核に侵されていると知り、色々と忠告をするが・・。
酔いどれの町医者と結核を患ったヤクザのヒューマンドラマ。両俳優はじめ各人の迫真の演技、素晴らしい音楽、そして大がかりでリアルな戦後闇市の風景の中で、暴力否定と人間の根幹に流れる真の強さについて骨太なヒューマニズムで描き出す本作は間違いなく傑作。また、俳優、音楽、脚本を含めた出来栄えなど後の黒澤映画のある意味での出発点となった作品だ。巨大な沼地のモチーフは『生きる』などにも登場しており印象的だった。
面白かった!三船敏郎の映画は初めて観ましたが格好良いですね。ヤクザの三船敏郎が具合が悪くなって町医者の志村喬の医院を訪ねる所から物語は始まります。医者の忠告に対して素直になれない三船敏郎が可愛いです。母性本能がくすぐられるので飲み屋のお姉さんの三船への想いが痛いくらいに分かります。反対に情婦役の木暮実千代は顔は美しいけど性格がブスですね。三船が弱ると手のひら返して老ヤクザの方に擦り寄るなんて!地獄に落ちろと思いました。でも彼女が住んでる世界が地獄なんでしょうね。可憐な少女役の久我美子がキラキラしてました!
どぶ沼に浮かぶ花における比喩的ななショット。ぽんと挿入してくる上手さ。万事、理性的であれと。そして忠告聞かない奴は救済しないぞですね。ポマード固めてないときのミフネの色気、カッコイイ。
上映企画(生誕110年 映画俳優 志村喬)(35mm)
黒澤明 1948年度作品
カリガリ博士の患者みたいな三船敏郎。退屈。土足で畳に上がるのが演出となる時代ではないのだ。
黒澤監督と三船敏郎のBL映画とか。これがデビュー作の三船敏郎だけではなく、志村喬の酔いどれ医者もいい味出している。ヤクザの惨めさを出したかったのだが結果的には刹那感溢れる三船がスターに。波の幻想シーンや笠置シズ子歌う「ジャングル・ブギ」でのダンスシーンが壮絶。木暮実千代がキャバレーの女を演じているが日本人離れした容姿と三船敏郎のダンスシーンは外国映画に負けまいとするものが感じられる。そして現実としてのドブ池としての東京が。混乱期の凄さあふれる映画となっている。白ペンキの殺し合いシーンは後に血糊のシーンか?
黒澤明監督初期の作品。この映画の見所は、結核に冒され次第に自滅していくヤクザ役を演じる三船敏郎と刑期を終えて出所してきた岡田との対決。喀血しながらペンキのうえをのたうちまわって息絶える三船の陰影顔、この場面のカット割りは見事で、鬼気迫るシーンがうまく演出されている。歌手の笠置シヅ子が歌う「ジャングルブギ」、セーラー服の少女役の久我美子、そして酔いどれ医師を演じる志村喬もいい。薄汚れた水たまりから発する気泡が象徴的にイメージカットとして入り込んでくる。世界のクロサワはすごい。
生きるとは好対照の志村喬と、ドンドン容貌が変わっていく三船敏郎から目が離せなかった
悪になりきれてない三船敏郎がなんだか人間っぽくて可愛い。でも渋い。最後の女の子の元気な姿で結核は理性で治せるいうセリフは皮肉が効いてていいね。中々、面白かった。
三船敏郎しぶすぎる。
戦後の混沌とした社会状況中で生きていく人々のエネルギーを感じる。当時の結核は死の病だったということが理解できる。そんな中でも志村喬演ずる真田医師のような存在が暗闇の中の光、久我美子演じる女子高校生が希望の光となっている。日本もこんな時代があって、今の繁栄があるんだなぁ…と感じさせる映画。
最終的にまた監督に説教された…
三船はイっちゃってるが時代背景を考慮すべき。所詮ヤクザには天使は舞い降りず野垂れ死に。犬死でないところはグラン・トリノと結果的にと同じ。女学生との対比は振り子。
場末のアル中ヤブ医者と結核病みのやくざの一時の心の交錯。メインを張る二人が若い若い。しかし、そうだよなー、あんなギラギラしてる三船敏郎、死ななきゃ絶対嘘だもんな。画面の中でがんがん酒を飲むものだからこっちも飲みながら付き合った。
★★★三船が細い!かっこいい!!ワーオワオ!!!字幕必要だなこりゃあ
三船敏郎の動物的迫力。 今村昌平(「映画は狂気の旅である」)「三船敏郎・・演技はちっともうまくないが、 三船という人間そのものが発する強烈な存在感、荒々しい迫力に打たれた・・三船はけだもののようであった。異臭漂う闇市からそのまま飛び出してきたような、本物の魅力があった。三船を見て、映画にはこんなことができるのかと私は率直に感動した」
志村喬が三船敏郎に食われるが、それすらも後で笠置シズ子に食われてしまう。寂しげなギターのBGMがいい具合に雰囲気を出すが……と思いきや、カメラが部屋から外へと出て、近くの川辺で弾く孤独な青年へと向かっていくところで吹いた。さらには、出所したばかりのヤクザ親分がギターを貸してくんな……と何処からか現れるもんだからね
最後に台詞で映画を総括してしまうような神経は好きになれないものの、面白いところは結構ある。落ちぶれた三船が、後半色んなところで腫物を触るように扱われる様は、病人メイクもあいまって三船が化け物のようだった。こう、くわっと目を見開く感じが怪奇映画っぽい。また、どうして志村喬は扉を開けっ放しにすることに拘るのだろうと思っていると、その後、それを前提とした作劇が続く。志村に殴りかかる三船を千石規子が見つけてしまうところとか、気がつけば部屋に立っている三船とか。ただ、どうも女性が綺麗に撮れているようには見えない。
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