フリッツ・ラング コレクション スカーレット・ストリート [DVD]

フリッツ・ラング コレクション スカーレット・ストリートの感想・レビュー・登録(47)

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08/13
07/25
08/03
01/08
01/03
昔観た『飾り窓の女』が取ってつけたようなハッピーエンド(?逆に悪夢的)だったため、今作も最後は何となくハッピーエンドになるのだろうと、勝手に思っていたので結末に驚いた。 フィルムノワールには詳しくないが、ここまで徹底的に主人公を地獄に落とす展開は珍しいのでは? とにかく主人公(自業自得とはいえ)が奪われ続ける展開が残酷。ヒロイン、画家としての名声と富、犯した罪さえ自分のものにならない。 死ぬことも、罪も償うことも許されず、だれにも顧みられることなく街をさまようラストは個人的にはかなりトラウマ。
02/21
tom
11/14
1945年、驚嘆するほど残酷なフィルム・ノワール。真面目な中年男クリスの孤独が本質的に最後まで解消され無いどころか、より深い地獄へと向かう時点で彼に対する救済は皆無。キャラクターの配置と転がせ方の巧さは素晴らしいという他なく、特にキティとジョニーの容赦ない悪役ぶりは苛立ちを覚えるほど。絵画をキーモチーフに設定し、そこからストーリーが膨らんでいく点は、前年に作られた『飾窓の女』と同様で、ラストシークエンスも画面構造が相似的である。
フリッツ・ラングの現実的な残酷と悲観的な映画。才能を持ちながら都会に揉まれ女に狂わされる。「赤ずきん」の逆バージョンのような教訓もある。悪を倒すべき主人公という旧来のハリウッドの慣習が、罪に溺れ、悪に染まってゆく主人公像を確立させ、悲観的な道を歩ませ続ける突き放し型映画。ジョーン・ベネットの憎たらしさ、ロビンソンの哀愁といい、演技に支えられながら都市美術を影で覆い、わずかなネオンの点滅でロビンソンが首を吊ろうとするシーンの残酷さ。娯楽としてくくれない映画。
ウォルターウェンジャースと当時の妻のジェーンベネットが製作とファムファタールをそれぞれ行い、演じている。 余りに悲しい主人公の顛末は他の映画少なからず見出せる希望が殆ど欠片もない徹底したもの。 個人の世界に対しての意識と現実に進行している世界のずれをうまく使った典型的な作品。
【書きかけ】ファムファタールにより中年男が一直線に没落していく物語、表現主義的な画作りは少ないんだけど… ノワールですなぁ、もの悲しい「男」のただれた美意識ですなぁ(´・ω・`)
06/17
はじめのうちはちょこちょこ笑いどころがあるけれど、途中から徐々に抜き差しなら無い深みへと主人公が足を踏み入れていき、それまでにあった些細な出来事が後になって効いてきて、どんどん面白くなっていった。ラストの虚無感がとても好き。
フリッツ・ラングのノワール。面白かった!実直な銀行員が性悪カップルにはめられ破滅していく話。途中展開が二転三転して、のめり込まずにいられない。細かい部分の伏線が巧い。始めクリスが現れた時、生理的に受け付けないルックスとおどおどした態度でひいてしまったんだけど、段々感情移入してしまうから不思議。ヘラヘラしたジョニーの最後は正直いい気味だと思った。幻覚に襲われてから(あれが“ドイツ表現主義”というのかな?)例の絵画の傍を通りかかるまでのラストの虚無的な演出が秀逸。哀しいけれど好き。
モノクロなのに緋色?と思ったら、原題のスカーレットが緋色の訳だった。勤続25年の銀行出納係の男がズベ公に騙されて金を巻き上げられていく。女にはヒモのようなチンピラがいてとよくあるパターン。これが面白い展開。おっさんは日曜画家のようで絵の講釈すると、それが女には金持ちの絵描きだと勘違い、アトリエを借りてそこで君の絵を描こうということに。中年の冴えないおっさんが見た夢。これほどの夢を見たから後は転落の人生だよ。この展開の仕方が見事というか、昔の映画は上手い。フリッツ・ラングだからか。その絵が緋色に見えてくる。
05/02
jjj
WOWOW 「緋色の街/スカーレット・ストリート」
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