ソナチネ [DVD]

ソナチネ [DVD]
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監督
北野武
出演者
ビートたけし
国舞亜矢
渡辺哲
勝村政信
寺島進
上映時間
93分
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ソナチネの感想・レビュー・登録(1107)

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AM
疲れてしまったやくざの思いがけない幸福な退屈の時、それが終わり最後のけじめをつける。死に様の美学の映画。病んでしまいそうな余韻があった。久石譲の音楽良い。久石譲を起用しなくなってから北の作品の作風は変わった。
殺し合いと殺し合いのあいだの長い子ども遊びの時間。特に落とし穴と花火のシーン。そして、あと少し車を進めたら女の目に入る、それを越えずに自分で最期を迎えたシーン。この辺がよかった。
昔見た時はそれほどいいと思わなかったが、久しぶりに再見したら、かなり良かった。 沖縄の砂浜で遊ぶ静かだけどないにが起こるかわからないシーンと、明らかな暴力シーンの対比が絶妙。寺島進と大杉蓮が非常に若くてびっくりである。
ロシアンルーレットの時に弾を込めずにすませてくれた、つなぎ止めてくれるものが無くなってしまったということだろうか。
ちょっとテンポが遅くて退屈したけど、面白かった。ヤクザ達がヒマを持て余して紙相撲や花火をするのは完全に子供になってますね。ちゃんとした大人になれず、ラストをむかえたのか。
★★★★☆ 映像も役者も格好良い。面白い。
センチメンタルな映画です。登場人物はみんな精神的に子供で、大人になりきれない。大人になることを拒否している。だから相撲をし、花火をして、楽しそうに遊ぶ。けれど、そんな彼らを、大人=殺し屋が粛々と殺していきます。主人公は最後、敵をすべて殺しますが、一緒に遊んでくれた子供たちはみないなくなっており、寂しくて死んでしまうのです。死の象徴である海の間際で、純真無垢に遊ぶ彼らの映像は、どこまでも透明で、美しく、ゆえに心を打ちます。傑作。
芸術性が高いのは感じるんだけど、最終的な落としどころは凄くありきたりというか……。
やはり北野作品は肌に合わない…
暴力と沖縄の自然との対比。銃、血、空、海、草原。その中に差し込まれるブーゲンビリアやフリスビーの赤。青い車、青いワンピース。沖縄の舞踊。そして、久石譲の音楽。
度々容赦ない死が映るから、画面には常に死臭が漂ってる。風光明媚な背景に漂う死臭ってだけでも違和を感じるのに、その中で死に場所を探してる村川が遊びに興じて生き生きとしてて、生も死も混然一体となってものすごく妙な感じに。たけしが麻原彰晃と対談する動画をyoutubeで観て、その中で「生と死は表裏なんだから生について考えたら同じ分量だけ死を考えないとバランスが悪い」といった旨の発言をしていた。生と死が同じ分だけある世界がソナチネだとして、たけしがこの世界に生きてきたとしたら畏怖を抱く。たけしもんげー。
暴力と郷愁のサブリミナルで美しくシュールな作品。沖縄の牧歌的風景と民謡とヤクザと不穏な空気が奇妙。暴力を振るうシーンを棒立ちしてみてる絵面や時々魅入るくらいに綺麗な景色など北野武映画のお約束が多く楽しめる。夕焼けのシーンやキタノブルー、美しい。若く、痩せてヒゲの生えた褐色の渡辺哲さん、カッコイイ。勝村さんもカッコイイ。 平気でおっぱいを出しちゃうんだもんなあ、凄いよなあ。
【BS】出演:ビートたけし
印象に残るシーンが多かった。 狂気的な状況の中での日常、その奇妙なアンバランスさが観るものを引きつけていたのだろうか。
何度観ても面白い。北野映画の中では一番の作品だろう。張り詰めた狂気の中に、唐突に投げ込まれるユーモラスな描写が秀逸だ。沖縄の寂れた風景が妙な郷愁感を誘い、強面のヤクザたちがはしゃぐ姿が楽しくも哀しい。ざらついた画面に濃い陰影の照明。俳優達の豊かな表情と印象的な音楽。あの時代の、奇跡的な化学反応が為したとびきりの傑作だ。
キネマ麹町〈TOKYO MX〉録画2016/5/28
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