スピオーネ (フリッツ・ラング コレクション/クリティカル・エディション) [DVD]

スピオーネの感想・レビュー・登録(9)

08/18
1928年、スパイ超大作。物語の仔細は掴みにくいが、敵対する互いのスパイが社会的立場を乗り越え愛を手にするメロドラマ的構造。ただ、本作で心躍らされたのは、20年代のドイツ表現主義的な影の陰鬱さが醸成する得体の知れない事物に対する不安とクールなアクションで、切腹直前のマツモト博士の前に現れる死んだ日本人の亡霊、拳銃を構える腕、終盤のオリエント急行の場面から女スパイが男を助ける一連のスリリングなモンタージュ、不気味な道化師など。情報量が多く(記号的なものなど)、見逃している点も多いだろうから、再見したい。
02/22
2回目【ネタバレ】電波が空を飛び、敵方の情報を掴んだスパイが口封じに殺され「一体だれが!?」とお偉方が頭を抱え、次の瞬間には「私だ」と敵方の親玉の顔が大写しにされる。 全ては極限まで可視化されて捉えられ、呼吸ですらタバコ等の煙というかたちで映し出されるので、馬鹿馬鹿しい所かおそろしくすらある。(タバコと言ってもパイプに葉巻に紙巻に、紙巻でも巻き方に違いがあったりと各人各自様々) 注視のなか、カメラを動かしてようやく捉えられた夜の屋根上を通り愛しい人を目指す姿の微笑ましさ、終盤の恋人の苛烈な走りぶりが素敵。
04/07
SLR
10/08

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