カポーティ コレクターズ・エディション [DVD]

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小説で読み終わった直後くらいで。ペリースミスの印象が結構小説と違う。あっちは諦観してる感じが強めだったんだけど映画では大分生きる事に執着してる。あと死ぬ間際くらいに一番関わりのあったカポーティ自身との事がごっそり抜けてるけどそこにノンフィクションの一番大事な部分があったりしそう。そしたらあんな温度感になってないけど。音楽が地味にかっこいい。
表玄関からでるか裏口からでるか。自分と同じ弱さを抱えた人に特別な感情が芽生えてしまうことはよくあることだと思う。死刑囚に友と呼ばれた主人公は冷血になりきれなかったんだなぁ…。
主人公は(才能ある人にはありがちで)いささか変人であり、 演じ手のフィリップ・シーモア・ホフマンが、 細かい役作りしているのがわかるのですが、 ちょっとうるさく感じてしまいました。 主人公以外の役者達が、逆に自然でよかったです。 特に、犯人役の人。 心の闇がありながらも、 終盤までそれが表層に出てこない感じがよかったです。
「マグノリア」で見て以来、あちこちで全くタイプの違う役で見かけ、その度に、え、これもフィリップ・シーモア・ホフマン?と驚かされてきたが、ここでもまた驚く。フィリップ、自分のサイズまで縮ませた?!というくらい、カポーティそのものである。冷たく冴えた風景が冷徹なまでに美しく、繊細で異端なカポーティの孤独を象徴するようだ。
際どくてエグい描写もありそうなものだけど、抑えた雰囲気で演出していると思う。ラストに向かい物語の結末を期待するカポーティの心情とリンクする。
死刑囚と主人公が小説のタイトルについて会話するシーンは背筋がゾクッとした。カポーティは「似たような境遇でも出口が違えば…」みたいなこと言ってたけど、本質はたいして違わないのかも…。死刑囚の良き "理解者" でありかつ 「冷血」を著す "作家" でもあるということの矛盾が主人公の中に生まれる過程をじっくりと描いていて見応えがあった。彼の作品を読んでみたいと思った。
とても淡々としてました。彼の振る舞いは残酷だけど人間らしいよなぁ。結構こういうのって、その場その場では本人にとってのそのままの感情だったりする感覚。フィリップシーモアホフマンの温かみがあるようで冷たそうな感じがすばらしい。。ネルの眼差しがなんとも言えません、咎めるわけではないんだけど、「救いたくなかったのよ」はびりっときた。
本の為なのか自分が注目される為なのかどっちなんやろ、でもカポーティが執筆してない~とか言いながらも死刑囚に親身にしてたのは彼が死刑執行されることを待ち望んでた(コンテンツとして)から、と見えるので正に殺人犯が冷血なのではなくカポーティ自身の人格にも言えるタイトルだと思う、ついでに自分で『冷血』ってつけちゃってるあたり自覚ありそう、悪質かよ~
80点 トルーマン・カポーティに扮するフィリップ・シーモア・ホフマンの演技が素晴らしい。殺人犯であるペリー・スミスに6年にも及ぶ取材を通してまるで同情する友人のような奇妙な関係を金脈と呼ぶカポーティ。彼こそが「冷血」にも映るが彼の心は次第に病んでいき「冷血」こそ書き上げ成功するもののその後作品を書けなくなる。そんな複雑な心理ドラマが繊細によく描かれていて圧倒された。
普通の作品は、より強く深く届くように描くものだが、そういった作為が感じられない。無駄ばかり。だからファンムービーとでもいうしかないんじゃないかな。
「冷血」読んだので再び。カポーティってこんなだったのかな、と思わせるフィリップ・シーモア・ホフマンの演技はすごいなぁ。同じ素質を持った人間が入り口と出口で行く末が違ってくるての、残酷だけどそれが現実だのね。取り憑かれたようにものを書くという運命もまた神に与えられた運命。
久々の鑑賞。原作のペリーの緻密な描写のせいで、映画『冷血』と共になんか違う感じはするものの、それをかき消すフィリップ•シーモア•ホフマン。得るものと失うものの共存、人間の内にある様々な側面が冷たく描かれている。丁度読んでいる『森の生活』が出てくるが、差し出すカポーティと受け取りペリーの孤独と著者ソローの孤独にかなりグッとくる。実に悲しい一本。良作。
トルーマンカポーティが『冷血』を書き上げるまでの彼の姿を追った作品。 一貫して物語は静かに進み、ペリーとの対話は鏡に向かって話しているような印象を受けた。 冷血を読んだことはないが、カポーティの見たペリーがどのような人物だったのかが気になった。 一見変わっているが作家としての自分と本来の自分に苦悩するカポーティと落ち着いて悔いているように見えるが残虐性を秘めたペリーの二人の奇妙な友情に惹かれ、カポーティはどうすべきだったのかと考えてしまう。
冷血読了後。面白くはなかったけど、観てよかった。フィリップ・シーモア・ホフマン天才。役者に衝撃を受けて、濃厚過ぎるからしばらく彼の作品は観ないでおこうと思えたのって、彼がはじめてだ。
一貫して静かな緊張感のある雰囲気で進んでいくが全然退屈しなかった。ホフマンの怪しい佇まいと高い声の演技が最高。脇も固める俳優陣も良く、特にキャサリン・キーナーが素晴らしい。裏口と表玄関のくだりが印象的だった。ホフマンに代わる俳優っていないよな。
みんなに愛されるカポーティと孤独なペリーは、初めから惹かれあっていた。好奇心、人間的な魅力、自分が高みに昇る興奮、作品に対するこだわり、そういうものが明確に分けられるものだったらよかったのに、そうではないことがカポーティを壊してしまった。一人の人間の中で放たれる善と悪の魅力が素晴らしい。身に覚えのある残酷さにぞくっとした。
一人の人物としてしっかりと描き上げられていた。それが、いくら異常な者と見えたとしても。絡み合う、どうしようもない葛藤もまた、普通な状況ではないが、何か胸に迫るものが感じられた。
レンタル(字幕)
ノンフィクションだなんて、信じれない。親友であり、金脈。残虐な犯罪者であり、同情の対象。複雑な想いがごちゃまぜに。ティファニーで朝食を、と、冷血を読む。
2005.フィリップ・シーモア・ホフマン演じる作家トルーマン・カポーティが最大の魅力。第63回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞受賞作。
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