ヒトラー~最期の12日間~スタンダード・エディション [DVD]

ヒトラー~最期の12日間~スタンダード・エディションの感想・レビュー・登録(840)

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ナチス・ドイツが崩壊していく様があまりにも生々しい。追い詰められた人々の苦しい息遣いが伝わってくる。敗北を目前にして自暴自棄になって酔いつぶれる将校達が物悲しい。現実を無視した精神主義は日本人特有のものかと思っていたが、破滅していく人間の集団はいずこも同じであるらしい。圧倒的な迫力で観終わってなかなか言葉にならないが、稀に見る優れた戦争映画であることは間違いない。
誰の視点なのかが判然としない。秘書なら秘書の視点で物語を進めた方が良かったように思う。ブルーノ・ガンツの演技は最高だったが、独白シーンは一連の総統閣下シリーズを思い出してしまい、シリアスなシーンとしては受け止められなかった。
自分たちが信じていたものが崩壊するとき、人はどのようにその死を迎えるのか、生きのびることが良しとか、潔く自決することが良しとか、そういう単純なことではないのだと、この映画を観ればわかる。ナチズムのない世の中なんて、と母親がきっぱりと言い切る、そういう時代描写の誠実さに好感が持てる。目を見開かなくては。
録画を視聴。独裁者よりもその周囲の人々、運よく、結果的には運悪く、側近となれたためにその既得権益に最後までしがみつく人、さして自分の考えは無く流れに身を任せている内に側近となれた人、常に疑問を抱きつつジレンマを感じながらも有能ゆえに側近となれた人、そう、その裏には死屍累々がひろがり、彼らに対しては好む・好まざるを挟むべきではなく「なれた人たち」なのだと、独裁者の死後の展開を眺めるとそう思わざるを得なかった。「自分は本当はそんなつもりは無かった」というのは、この事実の前では無力だと、このドイツ映画は語る。
Amazonプライムビデオにて。ヒトラーの自殺からベルリン陥落、敗戦の12日間を扱った映画です。戦争の中でも究極の極限状態ですよね。どうすれば良いのか?正しいのか?なんて答えなんてない。それぞれの人間の本性が出てくるといった感じです。最後まで戦う人、逃げる人、自殺する人、狂う人、それぞれです。一つ不満なのがソ連兵の質の悪さが描写されてない事ですね。略奪強姦虐殺しまくりですよ。当時としてはそれが常識なワケで。それを知っていると、子供達の毒殺シーンなんかの見方もちょっと変わると思います。
観て大正解!/155分、観る方も凄くエネルギーを相当使う!/軍人として、軍医として、女性として、★戦争の前線で、どう働き、★何を決断し、どの時機で死ぬか、逃亡するか、「人がどう動くか」が良く解った!/★ユダヤ人は出ない、★ソ連が出る。/ヒトラーが自殺する直前、エヴァさんと結婚、運命を共にした★女性はどんな人柄か知りたかった故、良く解った!/敗北を早めに認めたら、多くの人命が助かったが、ヒトラーは、国民は見捨てても、★国を見捨てるは、この男は出来ない!この男の、★国への夢・理想、拘りがもの凄く強すぎる故!
お怒りシリーズの元ネタですね(本邦ではパロディーの方が有名?)。破局の淵にある人々が、周囲の人間を手当たりしだい巻き添えにしようとする描写に終始する映画でした。こういう心理ってどうやって形成されるのでしょうか。あとは何だか、パワハラの横行するブラック企業体の一つの極致を見せられているかのようです。併せて観るなら、『日本のいちばん長い日』(1967)でしょうか。
ヒトラーの秘書の視点で物語は進みます。ヒトラーの若い頃の事はあまり語られず本当に純粋に最期の数日を描いている映画でした。酷く残酷なシーンはありませんでしたが、側近の軍人の家族がヒトラーが自害した後で、自分たちも命を絶っていくシーンは見ているのが辛かったです。一番上の子は抵抗していたのできっと感付いていましたね。ヒトラーが生きている頃は人より良い暮らしをしていたんでしょうね。暮らしぶりのランクを下げられない人間は容易く死を選び過ぎるなと感じましたが、自分が同じ立場だったらどうするかな?と考えさせられました。
戦争なんてバッカみたい。
MADを見たことは数あれど本編を見るのは初めてでした。一人の人間としてのヒトラーは描かれることは少ないので見られてよかったです。
映画の最終シーンを引き延ばして延々と見せられている感じで辛い。ばたばた人が死ぬし。
ヒトラーが自殺する最後まで仕えた秘書ユンゲの貴重な証言から作られた映画だ。日本にとっては戦争時同盟国のドイツの姿を別の角度から見た映画とも言えるし、また、悪の権化ではない人間としてのヒトラー、女性や子供に慕われ、犬を可愛いがり、多くの人間が夢中になった一人の人間としてのヒトラーの一面が垣間見られる。戦争の残虐さはこれでもかこれでもかと描かれので観てるのは辛いが、ユンゲを演じたアレクサンドラ・マリア・ララの演技に心打たれる。
「畜生めぇぇ!」WW2最後のベルリンで、ナチス思想にすがりながらも追いつめられていく人々の悲痛を描いた重苦しい映画。
いやー長い。とにかく長い。総統閣下のおっぱいぷるんぷるん!と畜生めぇぇ!目的だったけどこれらは割と最初の方に出てくる。そっからヒトラー死ぬまでが長い。死んでからも長い。最後の最後に存命者に謝罪らしき事を言わせてたのは何だったんだ?関係者の証言を元になるべく正確に作ったドキュメンタリータッチな映画。正確な断片を継ぎ接ぎして作った感じで、細かいとこはこだわってる感じだが全体の流れとしては、悪い報告が来る→ヒトラー切れるの繰り返しであんま面白くない
ツタヤディスカスで借りたDVDが再生不良で動かなくなり、もしかして…と思いAmazonプライムビデオを見たらラインナップにあったので続きから再生。高い城の男を読むに当たって第二次大戦の知識ないとよくわかんないな〜でも今更調べるも面倒だしな〜と3時間のプチ講義的な感じで鑑賞。ゾフィーショルはドイツ語の講義で取り上げられてたなあ、と朧気ながら思い出しました。
ヒストリーCH初鑑賞!ヒトラーの秘書ユンゲの視線から描いた作品だがどう鑑賞して良いのか未だに分からない。ずっと頭にあったのはユンゲの話がどこまで正確なのか?ユンゲ視線のみで偏っているのでは?という疑問。最後に本人が「目を開けばわかったはずだ」という言葉…ハンナ・アーレントの『悪の凡庸さ』かな。それはさておき酔って現実逃避するしかないエヴァ達、ゲッペルズ夫人が我が子を毒殺する狂気、市民兵の悲しい自決など敗戦前間近のベルリンの描写は素晴らしい。苦しむ市民や必死な医者VS酔って騒ぐ幹部との対比も心が痛んだ。
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