清作の妻 [DVD]

清作の妻 [DVD]
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監督
増村保造
出演者
若尾文子
上映時間
93分
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清作の妻の感想・レビュー・登録(77)

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シネヌーヴォにて鑑賞。
これは嫌い。抑揚・間のある増村らしくない演技。辛気臭い音楽が鳴り続ける。白と黒のコントラストは微妙、構図それなり……。清作も妻もほとんど耐えるばかりでエゴイストにしては霞みたいだ。五寸釘刺すってところでイマジナリーラインを越えるのはかっこよかった。
大映時代の増村はほとんどのカットを固定カメラの望遠、カッチリした構図で撮り切るのがカッコいい. 音を交えた心情的なサスペンス. ごんたくんみたいな人が良い味.
あややの強い女は最高に痺れます。村社会やお国の戦争より自分の愛する人のための激しい行動。目が見えなくなることで見ることのできた男の世界。壮絶。
ある意味いびつな共同体へのアンチテーゼとして存在する凛々しい若尾文子さま。ズタボロになってもお美しい。村八分系の映画としてはかなり激しい部類だと思う。増村保造+新藤兼人でつまらん訳はない。傑作。
この映画凄い。模範青年の清作とお妾をしていたお兼が恋に落ち、村八分になりながらも一緒に暮らす。村の人々や背景にある日露戦争が、お兼の孤独さや愛を際立たせていて物語から目が離せない。戦争で死に行く清作がお兼には裏切り者のように思えたのかも…。集団リンチ後の若尾さんの表情が壮絶で息をのみました。
殿山泰司が序盤であっさり死んでしまう。欲望がお兼にお金を残す。そして清作が戦争の報奨として釣り鐘を持ってくる。金(欲望)と鐘(名誉)と兼(人間)を巡る物語で、清作は名誉に憑かれているし、村人は欲望(葬儀や出兵式での宴会)に、お兼ねだけが村八分となり愛を知ることになる。五寸釘で清作の目を潰すシーンは、まさに眠気もぶっ飛んで目を見開かされる。その後に村人に袋叩きにあうお兼を演じる若尾文子の壮絶な表情が美しい。
増村保造×若尾文子!うつむき加減の若尾文子が美しすぎる。孤独な女と模範青年の愛。愛する男を失わないために衝撃的な手段を取る女に一度は憎悪を募らせる男が、そのことで女が生きてきた心情を体験し、再び二人で生きていくという展開にしびれました。
集団と個を中心に反戦映画を作るとこのような作品になるのだろう。絵の美しさも際立っていたし、日露戦争前後の戦前戦中戦後のひとびとを飲み込んでいった、喜んで飲み込まれていったひとびとの姿も印象に残る。 反戦映画の切り口は何通りもあるものだ。
増村保造の最高傑作か。映像的には文句なく一番。オープニングが殿山泰司に囲われる妾の若尾文子。日本家屋の構造を生かしたカメラワークが見事な出来。テンポよく殿山泰司はあっけなく死んしまってからが本番だった。序章で期待感が膨らむ。清作の妻となる若尾文子の強さと艶かしさ。女の情念が凄い。たった一人で非国民と呼ばれようと罪人になろうとただ清作への愛を突き通す。清作は目が見えなくなったが愛を見た。盲目の愛だろうか。若尾文子は清作への愛を突き通すジャンヌ・ダルク(革命家)なのだ。ドラマの感情を高めていく音楽も良い。
1965年の増村保造監督作品。吉田絃二郎の同名小説を新藤兼人が脚色。サンゲリアじゃないが、個人的に目を突くという描写が苦手である。しかも本作は錆びた釘だのに参ってしまった。若尾文子は本作でも美しく、男と女の愛が最後には戦争に、そして国家に勝つことに強い説得力を与えている。★★★★★
鐘をつく清作は、おかねもつく。
恐らく「妻は告白する」より若尾文子の演技が合ってるしうまい。状況説明・出来事の推移を簡潔に進ませているから分かりやすい。日本製フィルムノワールとでもいおうか。その上、増村作品にしては珍しく自然の情緒を感じさせる(ただし美しい映像なのだが、それに意図的に合わない不穏な音楽と共に映しているのだから体感としては素直に情緒を感じられない)。やはり増村作品は白黒だからこそ、味が出る。
【書きかけ】早稲田松竹で観た、こっちも面白かったなぁ 『刺青』の方が好きだけど、そして映画技術は『刺青』の方が高いと思うけど、これはこれで★5つ
情念の女、若尾文子さんが、鬼気迫る演技で魅了する名作。しかし、増村監督の作品は脂っこいです。しかし、脂っこいからこそ、また観たくなってしまう。それにしても田村高廣さん、痛そう。
みんな狂っているな。というのが観賞後まず頭に浮かんだ感想だ。春琴抄を思わせる純愛モノでありながら、閉鎖的な村落社会が舞台となっており、二人を取り囲む環境はより厳しい。その境遇がお兼(若尾文子)の狂気の愛をさらに助長させる。妾(めかけ)をやめて村に戻った中盤から早くもヒステリックな展開を予想させる。増村監督の眼は、情念まとう女の美しさを丹念に描写しており、「有楽町で逢いましょう」などを手掛けた秋野友宏のカメラワークも的確で素晴らしい構図をみせた。にしても清川虹枝演ずるお牧の憎たらしさは出色。
若尾文子の美しいこと。愚かな群衆はいつまでも愚かなままよ。最後は感動的。
増村保造×若尾文子最強タッグ。監督はどんだけドSなんだと思いつつ、実際痛めつけられればつけられるほど美しくなる若尾さま!監督解ってるう!このコンビが描く自立した欲望と意思を持つ女性達がとても好きです。凄い古い作品だけど、当時を考えればとっても現代的でアナーキーな作品。大変感動しました。
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