ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

ミリオンダラー・ベイビーの感想・レビュー・登録(1962)

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スポ魂かと思ったら安楽死だった。栄光からの転落、重たい決断。自殺ができない体というのも切ないが、フランキーがその責任を取るのもやはりおかしいと思う。安楽死に対する宗教観やアイリッシュ系のルーツについての知識が観賞するうえで足りていないことを他のレビューで知る。
ケーブルテレビの録画で。クリント・イーストウッドとモーガン・フリーマン…老境の2人がものすごくよい。前半の華やかなイメージが強くて、最後までそんなトーンの映画かなと思ってたが、後半でやられた。ただ単に泣ける…というような映画ではないな。なんかすごく重たくて大事なものを置いていった感じ。
ボクシングクラブ経営のじいちゃんとこに31歳の女性が入会してきて「あんたはもう若くないんだ」と追い返そうとするも、ひたむきに練習し成果を上げていく女性を見ているうちにデレる立身出世物語に見せかけて…孤独な人間同士がボクシングを通じて心を通わせていく話ぐらいにしか思ってなかったので、後半の展開はまさか、って感じで辛かったね。
前半の師弟愛が素晴らしく終始目がうるみっぱなしだった。それだけに後半のマギーが動けなくなってからはひたすら辛かった。一瞬でも輝けてマギーは幸せだったのか?フランキーにもスクラップにも恐ろしく後悔があるだろうな。悲しいしやるせない。感情の行き場がないよ。いい作品だ。
有名なんでタイトルのみ知ってるだけで、内容等全く分からない状態での鑑賞。タイトルから勝手にコメディと思ってたら違ってた。相変わらず、不器用で偏屈な役やらせたらイーストウッドはピカ一ですな。色々と物議があったみたいだけど、それだけ魅せられる、話したい作品なんだろうね。ただ、障害者云々での騒動を起こした団体はちゃんと観てないんだろうね、彼女はその点でであれを選んだんじゃねーよと思ったり。
イーストウッド監督とポール・ハギス脚本にはずれはないのだろうか。まだ全てを観ていないが、本作も良いものだった。何かと物議を醸しているようだが、そのあたりは鑑賞後に調べるのが良い。ボクシングを愛し、ボクシングに生きた男女の物語。とかくと恋愛もののようだが本作の本質はそこではないだろう。イーストウッド流?の終始灰色がかった画面で流れる物語は、単調ながら飽きずに深みにはまることができる。人の意思はどこまで尊重すべきなのか。問いかけと、苦悩と、作中での答えと、鑑賞後は様々に語りたくなるだろう。
泣けた!スッキリ!
タイトルの華やかさとか名声とかのアメリカン・ドリームには縁遠い内容。スラムから這い出て有名になりかけた女性ボクサーの人生のあまりの悲惨さに何も言えない。イーストウッド演じる男性の人生も、トレーナーとしてはピカイチなのに、育てたボクサーには裏切られる、娘とは永遠の確執がある、さらに安楽死とはいえ人殺しになってしまうで、本当に報われない。今はしがない事務の用務員の男性も、失明でボクサーの夢を絶たれて以来、良い事が無い。日本でタイトル付けをミスったのかと思ったら原題も同じだった。
映画を言葉で語る方法は数あれど、それでもなお映画が存在感を持っているのは、言葉にしようとすると厄介な人間の情のようなものを、瞬時に観てる者へ伝えることができるからで、本作はその伝達する情報量が非常に多いんじゃないかと思います。でも、作品自体はゆったりしているように見えているところがイーストウッド作品の特徴でもあると思っていまして、さらにはボクシングを一種の詩的な段階にまで踏み込ませた野心もあったりと、一回観ただけでは堪能しきれないですね。
「神は忘れろ 天国と地獄も忘れろ」という神父の言葉が重い。フランキーによる「懺悔」は、物語のなかで決して充填しきることはない。闘いは生きる人を遠くへと運ぶ一方、そのなかで死にゆく人もいる。マギーは考えた末にその闘いの終を自ら定めた。デンジャーは考えた末にボクシングという形で闘いに身を置くことを選んだ。ひとの闘いを支えるのは難しい。ひとの人生であり、決断なのだから。なればこそ、それを支えるフランキーやエディの在り方が美しい。
マギーに自分を重ねて観ていたので、最後辛くて仕方がなかった。 フランキーは娘の代わりを、マギーは父の代わりを得られて、幸せになれたのだろうか…。 とても切ないラストだった。 一人に求めすぎてはいけないってことなのかな。
一番心に残ったのは自分が信じているものに脇目も振らず突き進むマギーの清々しさだった。彼女は体躯は引き締まってごっつい31才だけど、薄暗い控室でフランキーと二人、ボクシングについて語り合い、自分が頑張っているところを褒めてもらいたがっている姿は幼い女の子のままだ。名声はフランキーと掴んでこそ意味がある。彼女が一番欲しかったのはどんな時にも自分を見放さない「父親」だったのだろう。(つづく)
★★★★☆10年振り再鑑賞。初見時は観終わった後とても辛かった記憶がある。2回目だからか年取ったせいか(!)今回は冷静に観れた。じんわり感動する良い作品である。監督としても俳優としてもクリント・イーストウッドは唯一無二の存在。長生きしてくれていることに感謝。前半は女版ロッキーで、後半は主題ががらりと変わり尊厳死。この難しいストーリー展開を見事に作っている。ヒラリー・スワンクとモーガン・フリーマンの熱い演技も素晴らしい。ラストは泣けた。監督のラストの上手さは、いつもさりげなく優しく温かみに満ちている。良作。
とてもいい映画だと思います。是非観てください。
80点 う~ん凄い内容だったぁ。クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマンの演技が圧巻だった。わりと全編照明をかなり落としたような暗い室内の映像で通して観せている。単調なのにあまり退屈させない。凝った演出がないのも新鮮にも映る。内容はあまり好きとは言えないが観終わると疲れるほどに独特な余韻を残す。ハギスの脚本もいいのだろうけど3人の演技がとにかく凄いのだろう。泣けないし楽しくもないが非常に惹きつけられるそんな作品。
女性なのに厳しい戦いの世界に入って行く主人公が健気で、側で見守る様に彼女の成長に歓喜し、会場の観客になったつもりで心が踊ったが、後半の展開は暗転して酷く重たかった。これまでの2人の軌跡から生まれた絆が、最後、彼女の願いを叶え、彼女を救うための残酷な決断を彼にさせたのだろう。また見たいとは思わないほど失望感が胸に突き刺さる。きっと彼の心中も同じ様なものだろうと察する。
アメリカンドリームの明るい話と思って観たから完全にノックアウト。つらい。でもラストはあれで良かったんだろなー。映画館で観なくてよかった。
なかなか、酷い話だった(褒めてます)。やり切れない、打つけどころない想い。でも世の中にはこんなエピソードの方が多いのかも知れない。主人公の女性が「私は生きた」ともし実感していたなら、それは救い。
★★★★ずーっと女子ボクシングものの映画と思って見なかったのが悔やむ。クリントイーストウッド、モーガンもヒラリーもすごく良かった。 感情をゆれ動かす映画。
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ミリオンダラー・ベイビーを観たいと思ったみんな最新10件(253)

02/26:藤野
11/29:黄泉
11/14:-
11/01:テレピン
10/20:相撲男
08/09:minori0723
06/06:どらくろ
05/17:まるる

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ミリオンダラー・ベイビーの評価:43% レビュー数:417
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