ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

ミリオンダラー・ベイビーの感想・レビュー・登録(1998)

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初見の静かなすさまじい圧倒感は再鑑賞だから感じられなかったけど、"モ・クシュラ"の意味を教える所では涙が…。"愛する人よ、お前は私の血"という言葉で、マギーは必要不可欠な存在だということを、こっそりと力強く伝えていたことに愛を感じた。観客の"モ・クシュラ"コール、どんな心地だったのかな。生きるために死を選び取れるマギーの強さよ。全てを失った後にはフランキーの愛だけが残り、人生を悔いなく生き切って死んでゆく…。控えめに出てきたレモンパイが2人の絆の象徴。愛の形の変遷。こんなに完成された映画はそう無い。
姉はまともなのに…最低な家族。
思わせぶり過ぎ…
悲しい胸糞映画。
たまらなく切なかった。
自発呼吸ができなくなって気管切開しているのに、なぜ普通に喋れるのか気になって仕方なかった。
スポ魂かと思ったら安楽死だった。栄光からの転落、重たい決断。自殺ができない体というのも切ないが、フランキーがその責任を取るのもやはりおかしいと思う。安楽死に対する宗教観やアイリッシュ系のルーツについての知識が観賞するうえで足りていないことを他のレビューで知る。
ケーブルテレビの録画で。クリント・イーストウッドとモーガン・フリーマン…老境の2人がものすごくよい。前半の華やかなイメージが強くて、最後までそんなトーンの映画かなと思ってたが、後半でやられた。ただ単に泣ける…というような映画ではないな。なんかすごく重たくて大事なものを置いていった感じ。
ボクシングクラブ経営のじいちゃんとこに31歳の女性が入会してきて「あんたはもう若くないんだ」と追い返そうとするも、ひたむきに練習し成果を上げていく女性を見ているうちにデレる立身出世物語に見せかけて…孤独な人間同士がボクシングを通じて心を通わせていく話ぐらいにしか思ってなかったので、後半の展開はまさか、って感じで辛かったね。
前半の師弟愛が素晴らしく終始目がうるみっぱなしだった。それだけに後半のマギーが動けなくなってからはひたすら辛かった。一瞬でも輝けてマギーは幸せだったのか?フランキーにもスクラップにも恐ろしく後悔があるだろうな。悲しいしやるせない。感情の行き場がないよ。いい作品だ。
有名なんでタイトルのみ知ってるだけで、内容等全く分からない状態での鑑賞。タイトルから勝手にコメディと思ってたら違ってた。相変わらず、不器用で偏屈な役やらせたらイーストウッドはピカ一ですな。色々と物議があったみたいだけど、それだけ魅せられる、話したい作品なんだろうね。ただ、障害者云々での騒動を起こした団体はちゃんと観てないんだろうね、彼女はその点でであれを選んだんじゃねーよと思ったり。
イーストウッド監督とポール・ハギス脚本にはずれはないのだろうか。まだ全てを観ていないが、本作も良いものだった。何かと物議を醸しているようだが、そのあたりは鑑賞後に調べるのが良い。ボクシングを愛し、ボクシングに生きた男女の物語。とかくと恋愛もののようだが本作の本質はそこではないだろう。イーストウッド流?の終始灰色がかった画面で流れる物語は、単調ながら飽きずに深みにはまることができる。人の意思はどこまで尊重すべきなのか。問いかけと、苦悩と、作中での答えと、鑑賞後は様々に語りたくなるだろう。
泣けた!スッキリ!
タイトルの華やかさとか名声とかのアメリカン・ドリームには縁遠い内容。スラムから這い出て有名になりかけた女性ボクサーの人生のあまりの悲惨さに何も言えない。イーストウッド演じる男性の人生も、トレーナーとしてはピカイチなのに、育てたボクサーには裏切られる、娘とは永遠の確執がある、さらに安楽死とはいえ人殺しになってしまうで、本当に報われない。今はしがない事務の用務員の男性も、失明でボクサーの夢を絶たれて以来、良い事が無い。日本でタイトル付けをミスったのかと思ったら原題も同じだった。
映画を言葉で語る方法は数あれど、それでもなお映画が存在感を持っているのは、言葉にしようとすると厄介な人間の情のようなものを、瞬時に観てる者へ伝えることができるからで、本作はその伝達する情報量が非常に多いんじゃないかと思います。でも、作品自体はゆったりしているように見えているところがイーストウッド作品の特徴でもあると思っていまして、さらにはボクシングを一種の詩的な段階にまで踏み込ませた野心もあったりと、一回観ただけでは堪能しきれないですね。
「神は忘れろ 天国と地獄も忘れろ」という神父の言葉が重い。フランキーによる「懺悔」は、物語のなかで決して充填しきることはない。闘いは生きる人を遠くへと運ぶ一方、そのなかで死にゆく人もいる。マギーは考えた末にその闘いの終を自ら定めた。デンジャーは考えた末にボクシングという形で闘いに身を置くことを選んだ。ひとの闘いを支えるのは難しい。ひとの人生であり、決断なのだから。なればこそ、それを支えるフランキーやエディの在り方が美しい。
マギーに自分を重ねて観ていたので、最後辛くて仕方がなかった。 フランキーは娘の代わりを、マギーは父の代わりを得られて、幸せになれたのだろうか…。 とても切ないラストだった。 一人に求めすぎてはいけないってことなのかな。
一番心に残ったのは自分が信じているものに脇目も振らず突き進むマギーの清々しさだった。彼女は体躯は引き締まってごっつい31才だけど、薄暗い控室でフランキーと二人、ボクシングについて語り合い、自分が頑張っているところを褒めてもらいたがっている姿は幼い女の子のままだ。名声はフランキーと掴んでこそ意味がある。彼女が一番欲しかったのはどんな時にも自分を見放さない「父親」だったのだろう。(つづく)
★★★★☆10年振り再鑑賞。初見時は観終わった後とても辛かった記憶がある。2回目だからか年取ったせいか(!)今回は冷静に観れた。じんわり感動する良い作品である。監督としても俳優としてもクリント・イーストウッドは唯一無二の存在。長生きしてくれていることに感謝。前半は女版ロッキーで、後半は主題ががらりと変わり尊厳死。この難しいストーリー展開を見事に作っている。ヒラリー・スワンクとモーガン・フリーマンの熱い演技も素晴らしい。ラストは泣けた。監督のラストの上手さは、いつもさりげなく優しく温かみに満ちている。良作。
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