ジョニーは戦場へ行った [DVD]

ジョニーは戦場へ行ったの感想・レビュー・登録(388)

最新のコメント20件表示中[もっと見る]
〝ただ生きる〟ということに希望を感じる映画は多いけど、この映画は真逆で地獄そのものだった。生き地獄とはまさにこのこと。初めは精神力強いのが可哀そうだなと思ってたけど、クリスマスで日付を手に入れることができて希望を掴み、どんな状況でも諦めちゃ駄目なんだなと勇気を貰った。そしてとうとう意思疎通ができるようになって「諦めないって大事!」と感動したところでこの結末はひどすぎる…。精神力が強いということが悲劇でしかない。早い内に精神崩壊して狂ってしまうことだけがジョーに残された希望かな。モールス信号覚えたくなった。
終盤、本人の希望が叶えてもらえないのはまぁ組織としては仕方ないとは思いつつもやっぱりきつい。回想シーンの差し込み方が秀逸。
胸がものすごい締め付けられる映画。 いい邦題。
学生の頃に小説は読みましたが、映画は初。原作者のダルトン・トランボが監督もしています。小説は第二次世界大戦勃発直後、映画公開はベトナム戦争中と非常に攻めてる。レッドパージされたトランボらしい。主人公の母を演じている女優さんもレッドパージされた人で、内容以外も社会的。鬱映画と呼ばれる本作ですが、意外にも主人公の思考は豊かで寓話性が美しい映像になり、時代とテーマの割に性的な要素にも踏み込み、ラストも状況は悲劇的でありながら主人公の思考は倫理問題はあれど合理的です。社会悪と人間の可能性の両方を描いた傑作でしょう
思ってた以上に宗教色の強い内容でした。ドナルドの父さんはキリスト?ネズミのシーンがホラー並みに怖かったです。あの状況で生きてると言えるの?ただ実験体として生かされてるようにしか見えません。死ぬタイミングは自分で選びたいです。
戦争が生んだ悲劇であることには違いない。物だと思っていたものが人だったと分かっても、気づかなかったことにして人扱いすることはないとは。医学が発達した現代、ジョニーに近い状態の人がたくさんいる気がする。
BS放映録画にて鑑賞。ちょうど劇場で「トランボ」を観たのでこの映画が気になって、恥ずかしながら初鑑賞。何て感想書いていいのか、私の語彙力では表現が難しいです。戦争で人生を閉ざされた青年ジョニーの苦しみは誰にも想像できない… 現実のモノクロ映像シーンもつらいけれど、色の着いた世界はもっとつらく感じました。何とか生きる道を考えて考えて出した結論なのに… 聞き届けてあげてほしかった。戦争は悲劇しか生まないということが心に刻まれました。
メタリカのワンのPVを中学に観た時から観たかった作品。女性が「私の息子のキリストはどこ?」と戦争賛美の場面で大声でいうのは屈指の名シーン。想像以上に苦しみの描写が少ない。これはただの反戦映画ではない。動けなく、後は死を待つのみのジョニーの精神の旅でもあると思える。記憶の中の父はひどい性格だが、心の中の父は、キリストですら受け入れられない状況を、優しく包んでくれる。ジョニーは自分の過去や選択に納得したかったのではないだろうか。それでも、もし、戦争が無かったら?今の日本に戦争はない。
戦争という手段で資本が消費される仕方は悲惨そのもの。民主主義もまた、民主主義を指向する政府という全体概念の護持の姿勢にあっては全体主義と変わらない。四肢なく、感官もなく、それでも生かされる彼は、しかし民主主義的な個人尊重に則っているように思われた四肢なき感官なき人生を思っていた。が、その個性化への道も全体によって禁じられる。興味深ったのは身体障害者を神の奇跡とし、自らの不幸を人による冒涜と見なしていたこと。陽光の触知のシーンは胸熱。
トランボは『芋虫』を読んだことがないだろうが、東西の双璧と言えるだろう。社会に圧殺される個人、奪ってはならない尊厳、底無しの無力感。ブラックなユーモア感覚も両者に共通している。バスケットケースというホラー映画もあったな。トランボ作品のなかでは、余白を重要視する彼には珍しくかなり饒舌。比べると乱歩って現代人だな。ドナルド・パパ・サザーランドって貴重な俳優だなと思った。
戦場で四肢と触覚以外の感覚を失ったジョー。ベッドで横たわっているだけの生活は時間の流れ・現実と夢とを曖昧にしていく。そんなジョーにひとりの看護師が日の光と指で文字を書くことで彼に時間の流れを伝える。そこにジョーは希望を見出し、対話を試みようとするが……。戦争の現実は隠蔽され、今日も兵士は送り出される。
初)ずっと観たかった作品。静かでいて衝撃的な内容…どんな人間の生でも尊重される反面、どんな人間でも死の権利の必要性を感じてしまう…(ノ-_-)ノ~┻━┻実際にこういう体験をした方っているんだろう…
決して明るくなく、救いもない話であることは知っていたけれど、ここまで暗くて後味が悪い話だとは思ってもいなかった。江戸川乱歩の「芋虫」とテーマは似ているようで全く異なる作品だろう。モノクロとカラーの使い方が秀逸。
★★★☆☆
衝撃的。戦争とは無関係だけれど、「潜水服は蝶の夢を見る」を思い出した。意識の中の方が、美しく色とりどりなんだ。
★★★★★☆☆:絶望感がすごいな
爆撃により、手足、目、鼻、耳、口を失いながらも救出され、植物状態と診断されるも、研究のため生かされた青年米兵の話。実際には脳に障害はないが、外界とのインターフェースが塞がれているために、それを外側に知らせることができない。自我が肉塊の中に閉じ込められた状態での苦悩、懊悩。新たに入る情報がきわめて限定的である以上、俄然、過去の記憶を遡ることが多くなる。何気ないが幸せだった日々の記憶。恋人、家族、友人。中でも親父の存在感が大きい。その親父との関係性を釣り竿に集約させた脚本の妙。余韻を残すエンディング。
反戦映画と銘打たれているが、それに止まらない。人間とは、他者との関係を構築し、さらに環境から情報を取得し、これを内外に放射することで生きていることを、こういう表現で描写できるのは凄いの一言。他に形容する言葉を持たない語彙の不足を嘆くばかりだが、強烈な印象を残す逸品である。
最新のコメント20件表示中[もっと見る]

ジョニーは戦場へ行ったを観たいと思ったみんな最新10件(175)

07/13:ERICO
02/01:hydropunk
01/20:ピンシア
12/19:
09/16:m_masa
08/09:tktk_tent
07/05:藍生
06/10:Kazuma

ジョニーは戦場へ行ったを観た人はこんな映画も観ています

ミスト [DVD]
ミスト [DVD]

3441登録

ジョニーは戦場へ行ったの評価:52% レビュー数:101
ログイン 新規登録