隣の女〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選7〕 [DVD]

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ラストでジューブ夫人が、「あなたと一緒では苦しすぎる。でも、あなたなしには生きていけない。」と言ってテロップが流れ出した時、流石!フランスと思った。
うーん。私は嫌われているの。と言いつつ振りまわしているのは女の方。 男が気付いて手を引くのが通常だけれど、ラストに隣を観に行かなければなぁ。思い出を美化して生きて行けたかもしれないのに。女の方は、きっとずっと苦しむから痛み分け的なラストに思いました。男の人は何だかんだで恋愛については瞬発力は凄くても諦めがつけばいつか適応していくと私は思います。女はゆっくりと自覚して、ずっと苦しんで行くように思います。
不倫カップルのどちらも元々弱い人物で口でどう言おうとすぐ色欲にまみれる気満々であることが容易に伝わってくる。溺れてからも根本は甘ったれていることと対照的に、周囲の人々がみな理性的であり、息子はひたすら可愛い。不倫がテーマというよりいかに人間は脆いかを生々しく見せつける映画のよう。
隣の家に越してきたのは過去の女だった…階段から降りてくる足として登場、といえば『深夜の告白』か。スーパーでの人目を忍んでの会話もあるし。男は、始めは彼女を寄せつけないが――猫の鳴き声に嫁「喧嘩じゃない、愛し合ってるのよ」というシーンを挟んで――夜中にドカ食い、ルーフに鞄を乗っけたまま車を走らせようとするなど、明らかに動揺している。そして、テニス場で男と話す彼女を見てついに焼け木杭に火がつく。
隣の夫婦が飛行機に搭乗する場面で遠景に見える煙が気になった。
1981年のトリュフォー監督作品。まさに隣の女のそのタイトル通り、なんというか、この近くにいると離れられない感がすごくいい。やっぱり時には物理的に距離を置くってのが男と女には必要だったりするんだよなあ。「あなたと一緒では苦しすぎる。でもあなたなしでは生きられない」とはまさに映画を超えた名言。★★★★★
男は愛の素人だ。愛がなければなにもない。あなたと一緒では苦しすぎる。でもあなたなしでは生きられない。この3つの言葉で映画が表されていると思う。トリュフォーの思い描く愛が詰まった作品。
ラスト、踊るように抱擁を交わす二人を映すのがいい。長回し志向も生きていたし、なによりヒッチコックを好きなトリュフォーらしい、どこか醒めたようでいながらとんでもない物語を撮る、その倒錯感が素晴らしい。愛。愛。
押井守が愛とはどうしようもないこととか言ってこの映画の話をしていたので鑑賞 良い映画だとは思ったけどこれが愛か・・・・って感じ いつかこの映画を見てこれが愛だと断言できる日が来るのだろうか スカイクロラを見るとこれが愛だと言えるんだけど
出来た奥さんなのに二度も裏切られて不憫すぎる
★★★★なんだか出来すぎてる気がしなくもないが、ラストのドパルデューのあまりの都合の良さと、フィルム・ノワールへの目配せが良い
最初と最後にだけ入る、カメラの奥の観客に語りかける明確で丁寧なナレーション。掴み合い転がり落ちるように(というか会ってすぐに)愛に入り込んでいく2人。狂気と正常がくるくると入れ替わり、周りの人達はよくある事とばかりにそれを見ている。壁にかかった向かい合う男女の絵。セリフは言葉であり、言葉は人と映画を動かす。歩くラインに合わせた滑らかなカメラ移動とシーンの展開はトリュフォーの得意とするところ。消化器のシーンで唐突に二度カットが入ったのは何だったのだろう。何より息子のトマが終始かわいい。バン!
ファニー・アルダンに子供がいればまた違う展開になったかと……。いや、恋愛至上主義のフランスでは関係ないか。ドパルデューに暴力的恐怖を感じても性的魅力を感じないので、他人の不倫を除いているような気になる。現在のドパルデューが巨漢すぎて……すいません。
ひっさびさに観た。20代の頃に観るのと30代で観るのとはだいぶ違う。ファニー・アルダンの冷ややかなニヤリが怖いよー。まさにファム・ファタール。フランス人ていつも愛にまっすぐな感じよね。
うーむ、面倒臭い。ファニー•アルダンの旦那の方の嘘をつくのが面倒臭いと云うの を全面的に支持する。パーティー会場を凍りつかせたドパルデューのご乱心も過去の描写が薄いせいか、つまるところご乱心にしか見えない。しかし数々の地雷を振りまきながらのラストは流石のトリュフォー。良作。
静かな町で起こるW不倫の話と言ったらそれまででも、周囲の登場人物を上手く絡めながら、どちらかが引けば片方が押す、踏み止まりたくてもそれが出来ずにドツボにはまる過程をハラハラしながら観れた。時折見せるファニー・アルダンの表情が怖くて、愛を知った女の顔はこんな感じなのかも?と思えたりして。
7点。結婚し幸せな家庭を築いた男性の隣家に、かつて深い関係にあった女性が越して来たことから始まる、"破滅"という階下までの階段を一歩ずつ着実に下るような恋愛模様。誘いをかけた女性に逃げ腰だった男という序盤から、後半には盲信する男に対して女性が揺れながらも冷静に...と立場が二転三転し、そしてラストの言葉に集約される袋小路からの脱出。全員無事で終わるとは思わなかったがこういう結末だったとは予想せず、衝撃は強烈だった。多分に明快ではあるが、一筋縄でいかない複雑かつ奇妙な恋愛を描いてきたトリュフォーらしい映画。
(ネタバレ注意)愛に関する映画は多いけど、狂おしいくらいに人を愛して、行き着くところまで行くとそこには死しかないのかも。男はずるい。あんなに狂おしい愛を女にぶつけておきながら、あっさり家庭に戻ってしまう。ハシゴを外された女は、狂うしかない。でも、愛ってもっと、あたたかいものであってほしいな。
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