グッバイ、レーニン! [DVD]

グッバイ、レーニン!の感想・レビュー・登録(1088)

最新のコメント20件表示中[もっと見る]
録画を観ました。あらすじは知っていましたが、こんなにもあたたかい作品だとは。昏睡状態の間にドイツがひとつになって、それを知らない母のために、東ドイツはまだあるのだという嘘をつき通す主人公が哀しくも優しいです。というか、皆優しい。主人公の同僚、なんて良い人なんだと思いました。ラスト、多分主人公の彼女が母に真実を伝えたと思うのですが、その後も息子の作ったお話に付き合ってくれた母にじーんとしました。知らない間に、信じていた世界が無くなるってこんなことなんだろうな。良い映画でした。
強い社会主義者の母親が8ヶ月の昏睡から覚めるも体は弱く、ドイツ統一を知るとショックを受けてどうなるか分からない。息子が取った行動は、彼女の住む部屋の中だけを「社会主義者のままにしておくこと」。外の世界についての嘘をつき続ける息子と母親の哀しくて優しい喜劇。
8ヶ月でこんなにも状況が変化すると、昏睡状態じゃなくてもおかしくなるね。 ベルリンの壁が崩壊した事はまだ記憶に目新しいけど、お札が紙切れになり東ドイツ製品が消えて行く…こういう細かい生活状況が短期間のうちに変化していったのは怖いことだ。 アレックスのプロデュースは危なっかしくてなかなか面白かった。
映像がイイ感じ、昔フィルムの様にしてる時とか、合間合間で入るちょっと速度を速めた瞬間とかが軽快でおもろい。歴史について私はかなり無知なので、難しかったけど、世界はいろいろ切なくて、難しいなと思った。主人公の母への愛を感じたし、途中から自分の理想のifに向かうのも良かったなと思う。周りの人々も良かった。それにしても、ほんと何も知らずに外に出た時まるで異世界にきたかの様だったろうなと思う。主人公が必死に瓶等詰め替えるさまが面白かった。理想の世界。最後病室でビデオを観る母の表情と、ロケットもよかった。愛と理想。
シニカルな文明批評コメディかと思ったが、時代に取り残され、臆病に、孤独に生きた人間の記録だった。母を騙そうとしながら、実は、主人公が騙していたのは自己だったのであろう。臆病で、孤独であったのだろう。母と子の奇妙な愛の映画としても素晴らしい。ほとんど期待しなかったが、素晴らしい映画。
私は第1にドイツが第2次大戦後に約40年間東西に分裂していた事、第2に東ドイツが社会主義、西ドイツが資本主義であった事、第3に1990年10月3日に東西ドイツが統一された事を認識しました。また、私は主人公の母親への献身が印象に残りました。主人公の母親への愛がドイツ統一後の食品を旧東ドイツの容器へ移し替える事や、母親の誕生日に出席者に旧東ドイツの存続を演出させる事や、旧東ドイツの存続を自作のテレビ番組で演出する事などから感じられました。
親子モノに弱いので、最後の茶番に付き合ってくれているお母さんの表情がたまりませんでした。映画好きのお友達も最高。
発想は面白い。中だるみして最後までダラダラいってしまった。
ドタバタなコメディなのかと思ったら。全然そうではなかった。当時東ドイツでは何が起こっていたのかを垣間見えるいい映画。
すごく良い映画だった。そして!たまたま今日この映画を見たのですが、ドイツ再統一があった1990年に僕は高校生になって、明日は息子の高校生の入学式っていう何かすごい偶然。
息子の健気さに、ぐっとくるものがあった。
再見です。改めて見るとベルリンの壁崩壊のドキュメンタリーのようですね。ドイツにとって歴史的な一幕の陰にこうゆう家族がいたのかと思うととてもリアルです。
ずっとコメディだと思ってたら、予想外の切なさ。ラスト近く、実はもう壁が崩壊してる事実を聞かされてたのに、騙されてあげてるママの表情が何とも言えない。ドイツ映画ってあんまり見る機会ないけど、時々こういう佳作に当たるよね。いい映画でした。
母親に気取られないように失われた東ドイツをムリクリ復元するのが面白いと同時に切なくなる。母のための茶番劇は「それでいいのか?」「そこまでやる必要はあるのか?」というツッコミはきっとあるんだろうけど、それはアレックスの理想も交ざっていたからなんですな。現実の統一は個人なんて流されるままでもっと淡々として、それでいて劇的だった。茶番の中に多少の歪曲はあっても、自分の生きていた国は、時代は正しかったんだと意味付けさせたかったのかも知れない。
最初は退屈だったが、終盤になるにつれおもしろくなった。「東側から」の視点というのは初めてだったので興味深かった。いろんなことを語っている映画だ。Amazonビデオで。
長い昏睡から意識を取り戻した模範的な社会主義者の母に、ベルリンの壁が崩壊したことを必死に隠す家族や友人。部屋を元どおりの東欧インテリア(かわいい)にととのえ、とにかく西側文化が目に入らないよう、瓶詰めなんかも昔の瓶を調達してきて詰め替える徹底ぶり。可笑しいけど、その向こうに、体制が変わることがいくら順応したように見えても人々の営みにとってどれだけ重いものなのかを、強く感じさせられる。
ベルリンの壁が崩壊し、東西が統一した1990年のドイツ。深い眠りから目覚めた社会主義者の母にショックを与えないように、必死に東奔西走する主人公・アレックスの姿がほのぼのと笑いを誘う。そこまでやるの?と思いながらも、確固たる意志と揺るぎない母への愛情に感心せずにはいられなかった。『いつまでも真実を隠しておけない』『騙し続けたら可哀想だ』と言う姉や恋人の反応が普通の感覚なのだろうけど……。母の、息子を見つめる優しい眼差しと、ラストの静かな微笑みをたたえた表情が印象的。笑いあり涙ありの家族愛を描いた良作です。
はじめは主人公の行動についていけない彼女や家族のようにそこまでするかと呆れながら見ていたが 最後の最後までやりきったことで母の幸せを願えばその方法で良かったように思える。 というか母は本当に最期までドイツの統一のことを知らなかったのか、知っていたのかだけど 主人公の彼女が教えたように解釈するのが正しいのだと思われる。 だとすると息子の芝居に付き合っていた母もまた息子を思ってのこと ふたりとも知っていて黙って茶番を演じていたことになる。なんとも愛のある茶番だと感じた
東西ドイツ統一の中で、母親のために息子が嘘をつく話。この手の嘘はライフイズビューティフルに似ている。なかなか難易度の高い嘘で、母のためにと周囲を巻き込んでいくが、その中で起こる出来事がユーモアを交えて描かれる。親子の愛情、夫婦の愛情、姉弟、恋人、様々な愛情が東西ドイツの統一とともに語られている。コメディタッチの中にドラマもあって他作品のオマージュなどとても良い映画。
最新のコメント20件表示中[もっと見る]

グッバイ、レーニン!を観たいと思ったみんな最新10件(262)

05/09:きょうこ
02/19:うっち
11/21:karin
09/14:藍生
03/31:みずき
11/02:
10/04:yukari_sawa

グッバイ、レーニン!を観た人はこんな映画も観ています

アメリ [DVD]
アメリ [DVD]

4874登録

グッバイ、レーニン!の評価:48% レビュー数:259
ログイン 新規登録