わらの犬 [DVD]

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公開後1年か2年後に観たように記憶する。スーザン・ジョージのおっぱいと、後半のアクションシーンしかみてなかった自分の迂闊さに、あきれ果ててしまった。今回観直してこの映画の凄さ、すばらしさを痛感した。前半の不気味にも静かに進む展開の中にちりばめられた、人間本来の暴力性に関する考察が展開されている。黒板に書かれた数式、車輪の音を立てて走る三輪車、霧にかすむ夜の風景、映画『フランケンシュタイン』へのオマージュ、映像の見どころも満載だ。ラストのセリフは、当時の進みゆく混迷を象徴しているようで感慨深い。
暴力を否定し、及び腰だった男が身を守るためにはやっぱり力づくで排除するしか無く...狂気は狂気を生み、暴力からは暴力しか生まれんのであります。「帰る道が分からない」傑作!
どこまでも行ってしまう人間の狂気。サムペキンパー恐るべし。
Netflixの解説が「最後に主人公がキレてスカッと爽快!」な感じだったので視聴してみてが、そんなことは無かった。なかなか的確な感想を思いつかないが、私はもうちょっと低俗な映画の方が好きだ。
暴力についての映画です。 ですので、派手な映画をみてストレス解消!よりかは、少し考えさせられるタイプの作品ですね。 「暴力反対」と言いながら殴りかかってくる人、いるよなぁ~ とかね? 笑
暴漢どもに家を襲撃されて、機転を利かせてぶっちめるだけでは終わらない。レイプされた妻とそれを阻止出来なかった夫の間で埋めようも無く変わってしまったものがわかる。霧の中へのドライブはどこか清々しい気もする。
ジリジリとスコティッシュDQNに追い詰められてからの畳み掛けは流石のペキンパー。が、陰鬱な舞台設定かストーリーのせいか監督作品の中でも群を抜いて胃が痛くなる。カミさんが馬鹿過ぎるのにも問題がある気もしなくはない。強烈な一本ではある。
自ら封じ込めていた暴力衝動を解放させる男の姿は、観ていて実にいいものですね。 難しいことを考えなくても、単に家宅侵入系のスリラーとしても楽しめます。
前置きが長く感じた(神父さんは何のため…!?)。少佐が簡単に家に入って来られたのもチト不思議。そこから先は文句なし。こういう役をさせたらダスティン・ホフマンの右に出る者はいないな。
先にリメイク版を見てしまった作品。本当はダスティンホフマン版が見たかったのですが。そして念願のこちらを見たのだけれど、当たり前だけど話、同じだ…ならばこちらを見たかったな先に。こちらの方が夫婦共に幼く頼りなく見えたな。旦那はより情けなく、奥さんは子供のようで、怯えまくっていた。集団心理?何をしでかすかわからない輩に絡まれるのは本当に勘弁ですね。
若きダスティン・バイオレンスホフマンをたんのできる貴重な作品。胸糞悪さも一級なので警戒したほうがいい。
ペキンパーの作品の中で、もっとも不快でモヤモヤしてもう二度と見たくないと思う映画。でも傑作なので見てしまう。はなっからアンバランスで歪で破綻は目に見えている。『クロスオブアイアン』でも描かれたが、あの爽快感はこちらにはなく、己を取り戻すのではなく、己を失う。なぜこんな目に遭うのかわからないホフマンの表情が印象的。子供嫌いには耐えられないシーンあり。悪意ある演出編集は『2001年』に匹敵し、耐性を要する。(161215)
U-NEXTにて。前々から見たかった作品。想像してたのと違った。キレた主人公が殴り込みに行く話だと思ってた。
流石のサム・ペキンパー。全編続くあの張り詰めた雰囲気とか妙なラストとかマイベスト3に入るぐらい好きだ。子供のピロピロ笛をあんなに怖く使える人もそういない。
強さ弱さとは何なのか、守るべきものは何なのか、何だったのか。後味は決して良くないラストだったな。
さすがサム・ペキンパー監督!バイオレンス描写は秀逸ですね。ペキンパー監督の作品はバイオレンスを売り物にしたただのエンターテイメントに納まっていないところも凄いところですね。人間の持つ矛盾や滑稽さ、狂気や悲哀感が滲むように表されいる点にも、あのラストにも唸らせられました。勿論、主演のダスティン・ホフマンの素晴らしい演技もこの作品が名作と呼ばれる所以のひとつだと思います。
草食系でびびりのダスティン・ホフマンが最後にブチ切れて報復にでる痛快映画かと思うたら、全然違った。ラストのバイオレンスに爽快を覚えるには、その衝動も撃退後もあまりに暗い。そして、演出も編集も暴力的で怖い。霧烟る美しい夜に、家宅侵入者たちが三輪車キコキコと悪ふざけするところをわざわざ挟んだり、爆音でフォークを流したり、こうしたところが映画のキケン領域に踏み込んでるような。田舎怖いアブない映画としては『脱出』ともいい勝負。
今思いっきりこの手の映画の主人公とシンクロした心境なので、アドレナリン全開で快感だった。陰湿なキチガイばかりの田舎に引っ越してきた数学者夫婦がひたすら災難に遭うワケだけど、嫁がチンピラにレイプされるシーンでノリノリだったのがムカつく。後で「寂しかった」的な弁明をされ、彼女の友人に「一番つらいのは○○ちゃんなんだよ」と謎理論を振りかざされる胸糞パターンを想起させる。最後はもう『スカイフォール』+『冷たい熱帯魚』な爆発力で、カタルシスが凄い。最早完全に人としてアウトになってしまった(笑)
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