ダンサー・イン・ザ・ダーク [DVD]

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やさしいけれど会話が下手くそなジェフおじさんに感情移入する映画。
大人になるとだんだん信念って持ってしまう。秘密を守るとか、愛とか。障害があるんだからもっと色々人に頼ったら良かったのにどういうわけで、と思ってたけど、だからこそ余計に無理しちゃってたのかな。なんとしても息子に手術を受けさせると、アメリカに来る前から、産む前からかもしれない、そのただひとつの強い決心を貫いて死んだ。そう生きてる人ってもしかしたらけっこういるのかもしれない。お金のことは誰にも、親しい人ほど言っちゃいけない、ってどこかで学べていたら良かったのに。
二度目だけど立ち上がれなくなる衝撃のラスト。苛酷すぎる人生を更に苦しくするセルマ自身の頑なさ。失業を恐れ失明を感付かれぬよう気を配るのも、恩義に報いる為に最後まで沈黙の約束を守るのも、息子の為に自分の命を差し出してしまうのも、彼女の頑なさだ。そうまでして貫き通した我が子への愛と、疾患の事を解った上で産んだ責任。そんな彼女をかつての善意の人々が容赦なく追い詰めていく。でも暗闇の中で耳にした音が音楽を引き寄せ、彼女を謳わせる。なに不自由なく躍らせる。ひと時の妄想の中でのみ、彼女は自分自身の人生の中の主人公だ。
ネタバレ有。息子のために懸命に生きてきたセルマにあの仕打ちはあんまりな展開だと。友情も失った。減刑できたのに、息子のために死を選んだ。孫を抱いてほしいとは、かつて自分が得た喜びを息子にもという思いか。妄想の中でのみ色鮮やかなセルマの世界が悲しい。今まで見た中で一番の鬱映画かもしれない。
ラースフォントリアー監督です。長い長いビョークのミュージックビデオを観てるような。ドラマシーンとミュージカルシーンのギャップが凄い。本当にダークな話ですが、好きな映画です。
固定カメラのダンスシーンは本当に素晴らしいですね。 シナリオがもうひとひねりほしかったですが かなり満足です。 色々と思うところはありますが、名作だと感じました。 人には勧めないですけど・・・
K
微バレ有/好き嫌いを凌駕する作品の良さ。主人公の行動や言動に共感できずイライラしたけど、息子への愛情があまりにひたむきで突き刺さる。それだけで涙腺が緩んでしまった。そして判決からの壮絶な描写に心が揺さぶられた。話の好き嫌いとは別に心を動かす作品は素晴らしい作品だと思っている。すごい映画体験だった。
軽い気持ちでみたら、エグすぎて白目むいた。
セルマと同じく遺伝性の疾患を持っている身としては思うんですよ。「なんで私を産んだの?」と。セルマは父親の名前も知らない。それは彼女の母親が幸せでなかったヒント。母親の苦労を見、「なんで私を産んだの?」と悩み続け、ロクでもない男と18歳前後で妊娠出産をしたのが、セルマ。セルマはジェフに「なぜジーンを産んだ」と訊ねられ、「赤ちゃんを抱きたかった」と答えた。それは自分がなぜ生まれたのか、母親の気持ちを知りたかったのだと思う。そしたら、母親として出来る事は、ジーンの不幸の芽を摘み取ってやること。それがあの最期。
どうも冒頭から主人公に寄り添いきれず、また展開も強引にそっちの方に持っていった感が否めず流し視聴になってしまった。主人公のキャラが違えばまた違ったのだろうか。残念ながら僕には合わなかった。
ミュージカルシーンがすごくよかった。 私も小さい頃から空想の世界に生きてて周りが見えてないといわれる。 主人公バカだなーと思ったけど、みんなから見た自分はこんなかんじなのかな。
思ってたよりも鬱じゃない 見て良かった ミュージカル アブルッチ ビョーク 最後はちょっと…
鬱エンドだけど、胸に広がる清清しい気持ちは何だろうか。
100点。『ああ無情』より「無情」。死ぬ前にこの映画を観られてよかったとさえ思う。日常シーンではずっと泣いて、ミュージカルのシーンはビョークの楽しげなダンスと歌が息抜きとなった。この脚本、このキャスティング、神がかっている。列車のシーン、「目が見えないのか?」「見るべきものがある?」からの『I've Seen It All』に乗せて牧歌的で幸せで優しい人々のミュージカルシーン…。つまりそういうこと。
タイトルを見てダンサーの話だから明るい話かと思ってたら、なんとも後味が悪くて救いようのない映画だった。でも主人公の空想シーンはミュージカルになってて楽しそうに歌って踊っている。だからこそ現実の不幸がさらに強調される。人間の愛情と残酷さの対比も描かれているんだと思う。とにかく辛い。最後は心臓が止まるかと思った。
胸糞映画。もう一度言う胸糞映画。
これほど衝撃的な映画もそうはないのではないだろうか。ラストでは思わず言葉を失う。人間の極限の修羅場を描くことを得意とする監督だがこの作品はその限度を振り切ってしまっている。どうしようもない悲劇とミュージカルを上手く合体させていると思う。ラストのあの場面を歌い踊りながら進むというのはちょっと並みの人間には思いつかないし、普通はそれを映像にすることも躊躇するだろう。「これは最後の歌にはならない」というメッセージがとても重く感じられた。
セルマの、息子には孫の顔を見られる人生を送ってほしいという望みが、自分の再審請求よりも優先される選択に共感できなかった。息子は手術で失明を逃れても、遺伝性なら孫もやがて失明するのでは。そもそも殺人犯の子供として生きていかねばならない息子が結婚できるとも限らないし、失明よりももっとつらい人生になるかもしれない。「赤ちゃんをこの手に抱きたかったから」遺伝性の眼病を知った上で出産するという行動についても、子どもを生み孫を見てこそ人生というセルマの価値観に共感できなかった。不幸の連鎖、再生産としか思えずもやった。
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