木靴の樹 [DVD]

木靴の樹 [DVD]
▶︎ 予告映像を観る
監督
エルマンノ・オルミ
出演者
ルイジ・オルナーギ
上映時間
179分
amazon.co.jp で詳細を見る

木靴の樹の感想・レビュー・登録(78)

最新の20件表示中[もっと見る]
02/06
01/12
09/12
05/21
04/10
01/26
素晴らしかった。美しい、確かに美しいが、それだけでなく人間の営為の泥臭さをただ静々と映していることに、感動した。フィクションの臨界点に立った傑作だと思う。
初オルミ監督作品。 牧歌性の背面には貧しさがあり、解体のシーンで顕著なように敬虔な宗教観が根付いている。数々の美しいシーンはさながら、ミレーの絵画のようだった。わたしの祖父母の時代だろうか?経験はひとつもないのに懐かしいのは何故だろう。 ちと長い気もしたが、物語性を排除したかのような、この遅々とした円環的リズムこそ監督の描きたかった世界なのだろう。それは人の営みそのものであり、遥かな継続性に裏打ちされていながらも、今のわたしからは断絶している世界だった。 下高井戸シネマにて。
教会の鐘の音がどこまでも響き渡る村。子供達の「遊び」と大人達の「労働」が未分化に画面に同居する。脈絡のない挿話の積み重ねが「物語」へと向かうことを拒み、画面と音の豊かさへ観客を誘う。2階での祈りの言葉と1階での木靴作りの作業音が重なりパイプオルガンが被さる。この挿話と盗んだ金貨を馬の蹄鉄の下に隠した2つの罪が、新婚夫婦が訪れた街の石畳を叩く馬の蹄の音の不気味さによって想起される。そして最後に、窓越しの祈りの言葉と野外で荷馬車に家財を積み込む木工品の響きが重なり、罪と罰として反復される。
06/10
04/01
02/22
19世紀末のイタリアのある地方の農民の生活を淡々と描いた映画。3時間は長いけど、宗教が今より身近に密着して苦しい生活ながらも、ほぼ自給自足で周りと助け合い、アヒルや豚を命を頂きながら生きていく彼らの生活は、今の生活よりも地に足がつき、生死が隣り合い、逞しいと思った。アヒルや豚の解体シーンは怖いけど、何か考えさせる。
〈貧しい人ほど天国に近い〉地主と農民、ひっくり返ることのない貧富の差、子供を学校に通わせ壊れた木靴を作り直すために一本の樹を盗んだ罪、復唱される祈りは神に届いているのだろうか、自然光が慎ましい生活を照らし出す
4点。パルム・ドールを獲った映画を観る個人的な強化期間での鑑賞。一昔前のイタリアの小さな農村の小さなコミュニティを舞台にして、素人っぽい役者(調べたら本当に素人が多い!)を使い彼らの生活に潜りこむ形でカメラを回す、映画というより説明のないドキュメンタリー的映像。相当好き嫌いは分かれそうだし自分もあまりに何も起きない彼らの生活に退屈したことは事実だが...貧しさだけが襲い笑顔も極めて少ないその生活に「生きる」以上の価値を見出すべきなのだろうが、ただ苦しそうとしか見えなかった自分は読解力がないのかもしれない。
最新の20件表示中[もっと見る]

木靴の樹を観たいと思ったみんな最新10件(35)

09/04:プル
08/27:saketoba
08/25:J-HO
07/25:yoko
06/20:つくえ
12/14:いゆとみ
12/08:林檎
07/20:acid99
04/26:末広8

木靴の樹を観た人はこんな映画も観ています

道 [DVD]
道 [DVD]

829登録
アメリ [DVD]
アメリ [DVD]

4871登録

木靴の樹の評価:49% レビュー数:19
ログイン 新規登録