_Stroszekさんのコメント一覧(842)

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03/14犯人は生首に訊け [DVD]犯人は生首に訊け [DVD]
2017年。15年にわたる未解決の連続殺人事件で有名な近畿道の都市に引っ越してきた医師スンフン。彼は自身の病院を倒産させ、妻子と別れ、勤務医として働くことになったのだった。漢江で首と手足が切断された女性の死体が見つかるなか、スンフンは診察中に痴呆症の老人チョンが死体の隠匿方法を寝言で言うのを聞く。スンフンは自分が住むアパートの管理人一家の一人であるその老人と息子を疑い始め、彼らが精肉店に生首を保管していると想像し始める。叙述トリックもの。主人公が「答えが出るのが好き」という理由で推理小説を読むのに共感。 ナイス!
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03/12予兆 散歩する侵略者 劇場版 B予兆 散歩する侵略者 劇場版 Blu-ray [Bl
2017年。『散歩する侵略者』(2017)のスピンオフ。概念を抽出して奪う宇宙人の「ガイド」にされてしまった男とその妻が直面する恐怖。悦子の特殊性に対しなんら理論的な説明がなされていない点が不満。はためくカーテン、廃工場、ファミレス等に監督のシグナチャーが表れる。本編が最後に行き着く概念が「愛」ならこの作品は「恐怖」という点が、この監督と脚本家の組み合わせらしい(家族という概念を奪われた女性が家族を「幽霊」と認識する点も)。前作では「愛」を語る神父役だった東出昌大が今作では宇宙人役。怪演が印象に残る。 ナイス!
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03/11散歩する侵略者 DVD 通常版散歩する侵略者 DVD 通常版
2017年。ボディスナッチャー物。劇団イキウメの同名舞台を映画化(演出:前川知大、2005年初演)。鳴海は地球侵略を目的とする宇宙人に夫、真治の身体を乗っ取られ、彼が地球人の思考を学ぶために「概念」を集めるのを手伝う「ガイド」の役割を求められる。言葉の元になる概念の理解を根こそぎ持っていかれた人間は、その概念を欠落し、異常行動を起こすようになる。物語中奪われるのは「家族」「所有」「仕事」等の概念。運転席と変な背景、夫婦の道行き、廃墟等に監督の作家性は見られるが、最後に奪った概念から生じる展開と理路が凡庸。 ナイス! ​★

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03/11里見八犬伝 角川映画 THE B里見八犬伝 角川映画 THE BEST [DVD]
1983年。英題"The Legend of the Eight Samurai"。原作は曲亭馬琴の伝奇小説『南総里見八犬伝』(1814-1842)を翻案した鎌田敏夫の『新・里見八犬伝』(1982年カドカワノベルズ)。JACの所属タレントが多数出演。妖婦玉梓とその息子素藤に命を狙われる里見の静姫を救い、玉梓の呪いに打ち勝つため、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の霊玉を司る8人の剣士が集結する。小さい頃テレビで観たときは、素藤の火傷の跡を隠すため皮を剥がれる女性の姿が焼き付いてトラウマになった。 ナイス!
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03/10ブレードランナー 2049(初回ブレードランナー 2049(初回生産限定) [Blu
2017年。『ブレードランナー』(1982)の続編。ブレードランナーであるレプリカントのKは、旧型レプリカントの抹殺に従事している。上司からある奇跡的事象の追求とその痕跡の抹消という使命を受けその職務に従事するうちに、彼は自身の出自の秘密を垣間見ることになる。ライアン・ゴズリング演じるKは基本的に無表情なのだが、唯一感情を露わにするのが、自分が人間かもしれないと思い当たった瞬間である。「何が本物なのか」という主題が、最後の「大義のために死ぬのは最も人間らしいこと」という真正性を最重視した行動規範に繋がる。 ナイス! ​★

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03/09アトミック・ブロンド [Blu-アトミック・ブロンド [Blu-ray]
2017年。舞台は1989年11月のベルリン。原作はグラフィック・ノベル"The Coldest City"(2012)。崩壊寸前の東西ドイツの退廃的文化を背景にブロンドの女スパイが活躍するスパイスリラー。MI6のエージェント、ロレインは、暗殺された同僚の遺体を引き取り、二重スパイのリストを確保するために冷戦下のベルリンへ。文化的言及=TVから流れる「サンプリングについての試論」、ソヴィエト映画『ストーカー』(1979)のポスター。主役がイギリス人スパイなのに特にBrEでない点については最後に種明かしが。 ナイス!
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03/09マイティ・ソー バトルロイヤル マイティ・ソー バトルロイヤル MovieNEX [
2017年。原題"Thor: Ragnarok"。シリーズ第3作。『エイジ・オブ・ウルトロン』から2年後。序盤、ソーと炎の巨人スルトとの戦い、ドクター・ストレンジとの邂逅、オーディンの行方と長女ヘラ(死の女神)の幽閉からの解放。中盤、惑星サカールでのバトルロイヤルと盟友ハルクとの再会。後半、ラグナロク(世界[アスガルド]の終わり)。ジェフ・ゴールドブラムがサカールを支配するグランドマスター役。この人を食ったようなキャラと、革命戦士コーグが監督のオルターエゴ的存在か(最も作家性を反映しているという意味で)。 ナイス! ​★

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03/06パフューム ある人殺しの物語 [パフューム ある人殺しの物語 [Blu-ray]
2007年。独仏西合作。原作はパトリック・ジュースキントによる同名小説(1985年)。序盤はグルヌイユ自身に体臭がなかった描写が省かれているので、彼が犠牲者に背後から近づいてもかなり接近するまで気づかれない理由が分かりにくい。原作よりもバルディーニとの師弟関係が成立しているような描写が多い(「生き物の匂いは抽出できない」ことをこの師匠が教えたことになっている)。「自分が誰の記憶にも残らない」ことへの恐怖は映画の方が分かりやすい。最後の犠牲者ローラだけ体臭がしないグルヌイユの気配に気づくのは映画独自の演出。 ナイス! ​★
​★

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03/05ウィッチ [Blu-ray]ウィッチ [Blu-ray]
2015年。副題は"A New England Folktale"。17世紀、植民地時代を舞台としたホラー。宗教上の理由でコミュニティから追放された家族の長女が視点人物。当時の清教徒が抱いていた恐怖を描く。曇天で薄暗い画面に、時折リゲティの『レクイエム』「キリエ」のような不穏な音楽が重なる。当時の歴史的資料や民話などにきちんと取材している。監督インタビューで「あの時代の魔女は邪悪で危険だった」「見知らぬ老婆は恐怖の対象だった」とあるが、その偏見と恐怖を再生産することにどれほど今日的意義があるのかは疑問。 ナイス!
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03/05お嬢さん 通常版 [Blu-raお嬢さん 通常版 [Blu-ray]
2016年。原題"아가씨"(アガシ、お嬢さん)、英題"The Handmaiden"。原作はサラ・ウォータースの"Fingersmith"(「助産師/腕利きのスリ」2002年、邦題『荊の城』)。詐欺師の藤原伯爵に、令嬢和泉秀子を騙して結婚し財産を奪った後精神病院に入院させる計画を持ちかけられたスッキ。秀子の世話をするうちに、スッキは彼女に惹かれていく。秀子がスッキに丁寧に世話をされる場面が最も官能的に見える演出には、「乱暴に扱われることに女性の快楽はない」という明白なメッセージがこめられているように思う。 ナイス!
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