デビルズ・バックボーン スペシャル・エディション [DVD] - 加藤久和さんの感想

[10/27] 加藤久和
スペイン内戦下の荒野の孤児院を舞台にしたファンタジー。ホラー映画ではない。この孤児院で起こる争い事はそのままスペインの現実を意味しているのであろう。主人公の少年カルロスが読んでいる本が『モンテ・クリスト伯』なのが意味深い。過酷な現実からの脱出を図る少年たちの行く末はあまりにも厳しい。この孤児院で育ったならず者ハチントが強奪した欲望の対象そのものによって暗黒の底へ引きずり込まれる皮肉。同じ監督の名作『パンズ・ラビリンス』に決して引けをとらない作品だ。 ★​★​★​★​
デビルズ・バックボーン スペシャル・エディション [DVD]

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